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ある日の午後、静かだった無線が音を発した。
『今から至急、男は会議室に集まってくれ。』
なんのことかわからないが、らだおも勿論男な為、会議室へと向かう。市民対応で来られない者以外集まっており、人数も少なく謎の緊張が走っていた。集めた張本人である署長を待ち、各々会話していると、会議室の扉が開く。
「突然集めてすまない、実は市長から話があるみたいでな。」
「話の内容って署長は知ってるんですか?」
「まぁ知ってはいるが、詳しくはまだだ。」
しばらく待っていると、また扉が開く。
「待たせてすまない、早速話をしようか。」
「突然だが、この街は今平和すぎている。なので警察の男どもにはイベントに参加してもらう。」
「イベントってなんのすか?」
「よく聞いてくれたな青井、明日開催されるイベントは【男警官女装祭】だ。」
イベント名を聞いた途端、皆会議室から出ようと走る。すると逃げようとした者たちの体が燃え上がる。
「あづーい?!?!」「あっつー!!?」
「しぬー!!!」「ぐあぁー!」
「これは強制参加だ。」
「服装は女性軍と成瀬が考えてあるから。」
「だから成瀬ここにいないのか…!?」
「おい成瀬殺せ!!!」
「とりあえず、明日の午後までに準備を終わらせるように。」
いつもの平和な日常に、突如変化が訪れた瞬間だった。
会議終了後、扉のすぐ近くに成瀬がニヤニヤしながら立っていた。すぐにキレられていたが大爆笑していた。
この話を聞いてまだ数時間勤務しろというのは過酷で、即退勤する者も少なくなかった。
絶望し椅子に座っていると、成瀬が喋りかけてきた。
「どうしたんすからだお先輩!w」
「お前なぁー!知ってて普通に俺らと仕事してたのか!?」
「演技派なんすよね」
「もう明日休もうかな。」
「ちょいちょい!大丈夫だって俺も女装するから!」
「お前はノリノリじゃねーか。」
「皇帝とかも結構ノリノリだったっすよ」
「意外とミンドリーもやる気だったし」
「なんなら俺の同期全員やる気。」
「じゃあらだおもやる気あるだろ!」
「ねーよ!!」
翌日、嫌々出勤する者が多く、無線からは絶望的な声が多数聞こえた。
『青井らだお出勤しまーす…。』
『あ、らだお〜、更衣室来て?』
『ハイッ…』
平和では無いがいつも通り平和な日々が続いており、イベントも随分開催されておらず皆引きこもりのロスサントス。そんなロスサントスのTwixにビッグイベントの予告が公開された。
【男警官による女装ファッションショーが行われます!服装は女性達が考えた為、ダサい者はいないハズ!久々のイベント、お楽しみに!】
このツイートで引きこもり達は警官達に会いに行くため、身だしなみを整え始めた。勿論ギャングにも情報は行っている為、各アジトでは金庫から資金を持ち出し、貢ごうとする者が出現した。
「ねぇ成瀬、ほんとに俺これで行くの…?」
「当たり前でしょ、むっちゃ似合ってるよ?」
「いや褒めとかいらないけど、やっぱやめていい?」
「無理に決まってんだろー?!」
強制的に車に乗せられ、数分すると会場に到着し、最終調整をして順番が来るまで待つよう言われた。
開始まで待っていると、ボスから喋りかけられた。
「ハンク、誰が一番人気になると思う?」
「んー、まだ誰が出るのかわからないけど、やっぱ成瀬とかですかね?」
「やっぱそうだよなぁー」
「らだおきゅんが出れば1番なのに…」
時間になり、注意事項のアナウンスが始まる。
【携帯はマナーモードにしてお待ちください。 出演者へのお触りは厳禁です。】
音楽が流れ、ステージ上の光と共に人が現れ、イベントの説明等を始める。
「今回は点数勝負です、好みの子がいたら札を上げて頂きます!」
「それでは早速行きましょう、1人目どうぞー!」
司会者の呼び掛けに、舞台裏から人が出てくる。
【No.1 赤城 煉 】メイド
普通に女性と間違えるくらい綺麗で、1番目から多くの歓声を浴びていた。
【No.2 ジャック 馬ウアー】和服
1部の女性から大歓声を浴びていた。
【No.3 つぼ浦 匠】スカート警官
意外と顔立ちが良く、犯罪者から歓声が多かった。
【No.4 花沢 まるん】メイド
意外と人気が凄かった。
次々と呼ばれていき、5人目が出てくると、一気に歓声が上がった。
【No.5 成瀬 力二】セーラー服
【No.6 狼恋 エギ】セーラー服
この2人が会場に上がると一気に会場が沸きあがり、満足気にファンサをしていた。お揃いの髪飾りをつけピースをしていた。歓声は先程より盛り上がっていた。
【No.7 ニックス リア】ドレス
【No.8 ミン ドリー】ドレス
ふたり一気に登場し、会場は盛り上がる。このふたりは何故かギャングからの歓声が多かった。
【No.9 伊藤 ぺいん】ナース
救急隊、白市民からの歓声が凄く、あまりの歓声に少し照れていた。
いよいよ最後の10人目、誰が出てくるのか、みんな当てようと話す。
いよいよ登場、みんなの視線が光の方へと向かう。
【No.10 青井 らだお】チャイナ
青い髪を横に括り、ツインテールのチャイナ姿で出てきた彼は、少し恥ずかしそうに舞台へ上がる。歓声は今までにないほど大きく、カメラのシャッター音が鳴り響く。
「らだおきゅん…?!?!ピースしてー!!」
声が届いたようで、小っ恥ずかしそうに微笑みながらピースをする。何人かダウンしたようで、救急隊が忙しそうにしていた。
イベントが終わり、集計の結果、青井らだおが優勝を飾った。
『優勝おめでとうございます、今のお気持ちは?』
「あ…えと、複雑すぎるんですけど嬉しいです。」
『では観客の皆さんに一言どうぞ!』
「あー、ありがとうございました…?」
「らだおきゅーん!かわいいよー!」
「らだおー!」
イベント終了後、何故か青井らだおの女装写真はこの街から消え去り、二度と見ることは出来なくなった。