コメント
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めちゃくちゃ面白そう…!! なんか自分の好きなアニメに世界観似てて好きぃ…!!
橙桃です。本人様とは関係ありません。
地雷だよって方、通報される方は見ないようにしてください。
年齢操作あり→桃くん高校2年生
橙くんが人ではありません。
なんでも許せる人向けてす。
新しい連載はじめましたぁ!!
オチは決まってません…。
いや、夢で見た内容がなんか、ほんとに語彙力で表せないぐらい好きだったので書きたいなぁって()
自分が夢で見た内容+オリジナルで書いていきます!!
長くなるかもだし、短くなるかもだけど頑張ります!!
桃side
それは真冬の寒い日の出来事だった。
青「桃く〜ん帰ろ〜」
桃「おう」
毎日歩いているはずなのに、まるで別の道を歩いているかと思う程の一面の雪景色。
都会とはだいぶ離れたところにあるこの田舎町でも今年は例年より沢山降ったと思う。
青「あーあ、カラオケ行きたーい」
桃「行ってくればいいじゃん」
青「遠すぎるでしょ。はあ…僕は都会に生まれたかったなー」
山もあり、海もあり五月蝿いのが苦手な俺にはこの静かな町が最適だった。
だが親友の青は俺とは真逆で五月蝿いのが好きな性格だ。何もないこの町には飽きてしまったのだろう。
青「じゃーね」
桃「またな」
1人、白い道を歩く。
すると黒い何かが俺の目の前を横切った。
桃「あ、…まただ。」
俺は小さい頃から変なものを見てしまう。
幽霊のようなもの。この世のものでは無いのは確かだ。
だが、昔から見えていたものだから慣れてしまっていて別に気にしていなかった。
俺はすぐにまた歩き始めた。
見えてきたのは大きな桜の木。俺の家の庭に植えてあり、春になるととても綺麗な花を咲かせるのだ。今は枝に雪がついており、それはそれで白い花のように見えて美しかった。
桃「ただいま」
母「あ、おかえり〜今日ね蔵の掃除をしていたらこんなの見つけたの。」
はい、と手渡されたそれは小さな封筒。
『桃へ 17歳になる前までにお読みください』と丁寧な字で書かれていた。
俺は自分の部屋に行き、荷物を置いてすぐに手紙を手に取る。
中を見てみると小さな手紙が1枚。
『桃、読んでくれたかい?おばあちゃんだよ。桃は昔私に何か黒い物が見えるって言ってきただろう。きっと今も見えていると思う。
そんな桃に必要なものを渡そうと思うんだ。庭のあの大きな桜の木の下。少し掘ってみるが良い。きっと桃のことを助けてくれるはずだよ。
くれぐれも17歳になる前にね。」
手紙の送り主は数年前に亡くなった俺の祖母だった。俺は優しい祖母が大好きだった。亡くなったときも沢山泣いたな…。
そういえば、確かに昔1度祖母に黒い物が見えると言った気がする。そんな俺に必要な物とは一体なんだろう。
俺の部屋は和室だ。平屋建ての家の中で1番桜に近い部屋だった。
手紙のとおり、スコップを持って桜の木のもとに行き、しゃがんで掘ってみる。
桃「あった………」
何だか古そうな木箱。土の中にあったのに傷1つ付いていなかった。
俺はその箱を持ち、部屋に戻る。
机に置き、土を軽く落とした。
さぁ、開けよう。
何が入っているのだろう。
俺は期待と不安が入り混じった思いで箱を開けた。
ぼわぁぁぁぁぁぁぁぁ
桃「ゴホッゴホッ………ッ煙っ……?」
「なんや、今回は結構かわええ顔の子やな」