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──友人イザベラと、生まれたはずの子が、共に亡くなった。
それからどれだけ経過したのかも定かでない、ある満月の夜のこと。
『──ディアナ』
柔らかな月光を背に、突然バルコニーに現れたイザベラの姿は──まるで私が生みだした、幻像のようだった。
『イザベラ……っ!? どうして──』
慌てて大窓を開けて駆け寄ると、口元に指を立ててほほ笑むイザベラ。
亡くなったはずの友人は、変わらず美しく、けれどいまにも闇夜に消えてしまいそうな、深い翳りを見せていた。
理解が追いつかず、上手く言葉が出てこない私に、イザベラは鞘に収まった短剣を差しだした。
『遅くなってごめんなさい。私の力を以てしても造るのがとても難しくて、時間がかかってしまったの』
困惑したまま両手で受*******
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