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ポン酢2
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※唐突な軍パロ(しにがみさん、トラゾーさんにょた化 pnsn要素もあり)
私から見てもしにがみさんはとっても可愛い。
私から見て、というのも烏滸がましいことだけど。
可愛いしすごい人だ。
「(妹がいたらあんな感じなのかな)」
庇護欲、加護欲。
しにがみさんは守られるほど弱くはないけど、やっぱり見た目からで守ってあげたくなる欲に駆られる。
ぺいんとはそういうのも含めて、いろいろな面を持つしにがみさんのことが好きなんだろう。
きょうだいとも友達とも恋人とも。
どんな枠にも当て嵌まりそうなほどお似合いの2人。
そして、自分の潜入が終わってヘトヘトになって帰ってきた私の視界には同じく自分の任務を終えたと思われるしにがみさんの頭を撫でてるぺいんととクロノアさんが目に入っていた。
この国に拾われて、あとから軍に入った私からすればあの3人は本当に仲の良い、それこそ家族同然のような付き合いの関係で。
後入りした自分じゃ入れない空気感とかそういうものの中に飛び込むほど私はできてない。
なんなら邪魔をしないようにその場から逃げるように、はけてきたから。
「(いいな、なんて)」
クロノアさんとは所謂恋人同士だ。
といっても健全なお付き合い、清い関係のままで早半年以上。
ぺいんととしにがみさんが付き合っているのは他の人たちから既に公認済みだ。
「まぁ、こんなのと付き合ってるなんて知られたくはないか…」
撫でられて拗ねてるけど嬉しそうなしにがみさんとそんなしにがみさんを愛おしそうに見るぺいんととそれを微笑ましく見てるクロノアさん。
楽しそうなみんなを視界から外して談話室から離れる。
クロノアさんと不釣り合いなことなんて自分が一番よく分かってる。
立場的にもこの国の総統である彼と、ぽっと出の何をしてるのか分からないような私なんて。
男女から信頼されて好かれていて、見た目も申し分のないクロノアさん。
私は潜入して情報収集する身であるからあまり素顔を晒せない。
制帽を深く被り、女と悟られないよう服装も男らしく。
幸い身長が高いから女だとバレたことはない、と思ってる。
声だってまぁ何とか誤魔化せる程度でもあるし。
指摘を受けたことがないから多分バレてはないのだろうと思う。
だから可愛らしいしにがみさんと並ぶと月とスッポンのようだ。
いや、スッポンにすらなれない。
それを惨めに思ったことがないと言えば嘘になるけど、そもそも比べること自体が弁えろよって感じだから女としての自分は捨てている。
「(…告白したのも私からだしな、クロノアさん的には手駒が減るのも困るだろうし)」
情報収集や潜入に関しては、右に出るものはいないと自負している。
それなりに貢献もしてるはずだから、そんな捨て駒同然でもいなくなられるのは困るからと引き留められてるだけなんだろうなと思ってるのだ。
「駒は一つでも多いほうがいいしな」
自室に戻って窮屈にしていた、潜入先の服を脱ぎサラシを緩めた。
制帽も脱ぎ、中でまとめて隠していた髪を解く。
「はぁあ…、めっちゃ楽になった…」
姿見に映る自分の姿”だけ”は女だ。
背中に流れる黒髪。
サラシを緩めて潰していた胸。
男とは誤魔化せないであろう腰。
けど、しにがみさんや他の女性たちに比べれば自分は、華奢で柔らかで可愛らしくて守ってあげなければならない体躯とは程遠い。
尚且つ平凡などこにでもいそうな顔。
前いたところでは物珍しく見られていた緑の目をクロノアさんは綺麗だね、と言ってくれた。
それだけが唯一の取り柄として捉えている。
「……」
潜入もするけど、どちらかと言えば私は武闘派だから前線に出ることもある。
だから、体には薄くなってたり新しめだったりする傷跡だらけだし、筋肉だって程よくついている。
「クロノアさんには前に出るなって怒られるけど、みんなの役に立ちたいし…」
危ない目は慣れてるし危機管理能力は長けてる。
こんな私のことを助けて拾ってくれたクロノアさんや、みんなに恩返ししたいから。
姿見に手を置いて、じぃと自身を眺める。
「まっ、頼まれても願い下げだわなこんなん」
ここではハニトラなどさせられたことはない。
前いたところでも前線にいたから、やれと言われてもできないだろうし、私には向いてない。
「はっ、こんなのに靡くわけないっての」
体の線がバレないような部屋着に着替え直し、姿見に布をかける。
「やめやめ、そんなことどうでもいいから報告書さっさと書いちゃおっと」
自室兼執務室の机にあるパソコンを開いて起動させた。
パチパチと文字を打ち込む音だけがする。
任務をこなしてる時や、こうやって報告書を作成してる時は他のことを考えなくて済む。
「……」
手を止めて、ふぅと息を吐いて、画面を見すぎた目を閉じた。
思い出してしまったさっきの光景。
クロノアさんがしにがみさんに対して、恋愛感情がないのは分かってるし、向けてるものが違うのも分かる。
告白したことに対しての返事は、いいよ、付き合おっかだったし。
別に次に進みたいとか、どうこうなりたいわけじゃない。
でも、好きな人に触れられたいなと思うのは贅沢な悩みなんだろうか。
「…いや、贅沢だよね」
ぺいんととしにがみさんの恋人関係は長い。
それをずっと傍で見ていたクロノアさん。
もしかしたら、僅かでもしにがみさんにそういう感情があったのかもしれない。
本人に聞いたことはなくても、彼女に向ける視線はとても優しい。
名前がつけられないほどの信頼関係で結ばれてる3人に横槍するほど私も人間を捨ててないからそれを一歩離れたところで眺めている。
私を見るクロノアさんはどこかいつも何かを探っていて、困ったような顔をしているから。
人間観察が得意な私にしか分からないくらい微々たる表情の変化だけど、ポーカーフェイスの得意なクロノアさんがそう微かに顔を歪ますということは、まぁそういうことだ。
「私のことは嫌いだけど、手駒が減るのは困るってことだろうな…」
先述した通り、潜入や戦闘は得意だ。
平和主義のこの国もどうしてもそういう場面に直面することがある。
そんな中で1人でも手駒は多い方がいい。
卑下しすぎだと思われるかもしれないけど、自分の、仮にも恋人が自分以外にそんな優しい目を向けてるのを知ってしまえば疑心暗鬼にもなる。
関係がずっと変わらないのもそういうことだ。
そう考えることも吐き気がするほど嫌だし自己嫌悪も陥る。
今のままでいいじゃないか。
ぺいんとやしにがみさんみたいに、手を繋がれなくても、抱きしめ合わなくても、キスだってそれ以上のことだってしなくたって。
「……」
しにがみさんは可愛い。
守ってあげたい。
「…私は私のできることをするだけだ」
あの2人にとって大事なしにがみさんを守る為なら私は何だってする。
捨て駒同然の命を賭けてでも。
────────────────
「トラゾーさん…っ!!」
「うわっ⁈びっ、くりした……しにがみさんどうしたの?」
背後から腰に手を回されて抱きついてくるしにがみさんを見下ろすように振り返る。
やっぱり小さくて可愛い。
こんな大きな目で見上げられたら大抵の男はイチコロだ。
私よりハニトラ向いてるかもしれない。
ま、ぺいんとが絶対させないだろうしクロノアさんもそんな危ないことをしにがみさんにはさせない。
「聞いてください!」
「うん、どうしましたか?」
嬉しそうに花が綻んだように笑う彼女を見てると微笑ましくなる。
感情をしっかり出す彼女らしい。
ぺいんとと似てるから、ホントにお似合いの2人だ。
「ぺいんとさんに明日デート行こって!」
「ふふっ、お休み合うの久々ですもんね」
嬉しくなって私に言いに来たらしい。
そういうのも鼻につかず嫌な惚気じゃないから、聞いてるこっちが嬉しくなる。
「はい!それでトラゾーさんに相談があって…いや、相談というか提案?」
「提案?なんですか?」
「ダブルデートしませんか!」
時が止まるとはこういうことを言う。
「ダブルデート…?……ぺいんととしにがみさんと、誰と誰が?」
そんな人いたかなと頭に思い浮かべる。
軍内でお付き合いしてるらしい人たちは確かにいるけど、ぺいんとたちとするには、ちとハードルが高くないだろうか。
「は⁇いやいや、ぺいんとさんと僕、クロノアさんとトラゾーさんですよ」
「えなんで?」
一拍もなく聞き返す。
クロノアさんと私が何でデートに?
「えっお2人付き合ってますよね?」
「?うん、そうですね」
いちを。
「だからダブルデートしましょって」
「どうして?」
「どうして、って…恋人ならデートするでしょ」
生憎、私とクロノアさんはそんなものじゃない。
プラトニック、と言うほどの心の繋がりもないし。
「……そもそもクロノアさんにはちゃんと聞いたんですか?」
「聞いたら別にいいよって」
別にいいよ、何とも軽い返事だ。
いや当たり前か。
「……総統がそう言うなら、部下の私は従わないとダメじゃないですか」
「いや多分クロノアさんはそんなつもりじゃなくて恋人として…」
「何にしても拒否権はないんでしょ。もう既に私が断れないようにいろんなことどうせぺいんとと考えてんでしょうから」
「ぎくっ」
言葉で言う人初めて見た。
目線を逸らす大きな紫の瞳の先、廊下の角から明るい髪色がのぞいていた。
「しにがみさんになんてこと言わせてんだ。男のお前が言いなさいよ」
ひょこっと顔を出したぺいんとの何とも言えない表情に溜息をつく。
「トラゾー優しいから断らないだろって…ぺいんとさんが」
「おおい!俺のせいにばっかすんなよ!」
ぎゃいぎゃい言い合う2人に肩を竦めて、肩に手を置く。
「分かった分かった、分かりましたから。デートします、だから喧嘩しない」
「「……」」
探るようにして私を見るぺいんととしにがみさん。
クロノアさんの視線と似たそれ。
それに対して紫と橙に居心地悪くなって視線を逸らした。
「…てか、私の明日の任務は」
「他の人に回したってクロノアさん言ってたぜ」
「…ふぅん」
何だ、代替きくんじゃん。
じゃあ別に私じゃなくたっていいってことじゃんか。
トラゾーにしか頼めないって言ってきたの、クロノアさんなのに。
「トラゾーさんこの際、ちゃんと女の人ってこと公表しましょうよ。いつまでも隠し切れないですって」
「あー…まぁ、確かに…」
不都合はある。
女だと舐められるのも嫌だけど、騙せないことだって出てきている。
「うぅん…じゃあ、そうし「ダメだよ」…クロノア、さん?」
「ダメ。そんなの許さない」
私を見下ろす翡翠はいつもより冷たい。
「……だ、そうですよ。しにがみさん」
私の前に立つしにがみさんとぺいんとに肩を竦めて言った。
背後にいるクロノアさんの表情は見えないし、雰囲気も読めないけど何となく怒ってる気がしてこれ以上の話題の詮索はやめろと目線を送った。
こくこくと頷く2人に小さく溜息をつく。
いや、2人にではなくてクロノアさんに向けてだけど。
「(都合悪くなるからだろうな、私が女だって言ったら)」
敵方に捕えられたりすることがあっても、見捨ててくれればいいし切り捨ててくれたらいい。
どんな目に遭わされてもみんなに危害が加わらなければなんだって。
「ほらほら明日は明日。今日の仕事まだあるんだから自分の持ち場に戻りなさいよ」
「お母さんか…」
「は?同い年だろ」
「トラママー…」
「いやしにがみさんを産んだ覚えないんだけど…」
呆れながら2人の肩を押す。
この切り返しの速さも流石だと思いつつ。
廊下の角を曲がって2人がまた言い合いを始めていたけどもう、そこからはぺいんとたちの問題だし何も言うまいと息を吐く。
「さて、私も………って、あの、クロノアさん?」
目の前に立ち塞がるクロノアさんを見上げる。
背の高い私が少し見上げるからやっぱ背ぇ高いなこの人。
「トラゾーは俺としたくないの、デート」
「へ?…ゃ、えーっと…」
したくないと言えば嘘だ。
本音を言えばしたい。
でもこれは事務的であって、私が手駒として逃げないようにする為の手段でしかない。
言うなればデートを利用して私を繋ぎ止めておく為だけのこと。
「…し、したいです、と言えばいいんですかね…」
本音と嘘を織り交ぜて言う。
事実の中にほんの少しのフェイクを混ぜた方が真実味が増すから。
「そっか、よかった」
ふっ、と微笑む顔。
初めて見たかもしれないし、私が見過ごしてただけかもしれない。
けど私に向けた微笑みは優しくて。
勘違いしそうになるのをどうにか踏み留めて笑い返す。
「わ、私自分の持ち場に戻るんで…」
慌てて踵を返した私を、クロノアさんがどんな顔で見ていたのかはもう分からなかった。
────────────────
ダブルデート当日。
しにがみさんのように可愛いらしい服はない。
というか似合わないからシンプルに白のTシャツに黒のスキニー。
顔を隠す為にオリーブ色の帽子を深く被っていた。
髪はまとめてもキャップには入りきらないから諦めてポニーテールにして出している。
マスクもしてるから、身バレはしないだろう。
他3人は表に立つこと多いから隠す必要なさそうだけど。
指定されたカフェにて、カフェラテを飲みながらみんなを待っていた。
決して浮かれてるからじゃなくて、癖で。
待たせるより待つ方がいいからで。
「…可愛げないの」
しにがみさんは遅刻をよくする。
でも、それすらも可愛く見えてしまうから羨ましい。
自分の端末を触って待ってる間、部下への連絡を返したり確認事項を端的に済ませていく。
ふっと影がかかって誰か来たのかと顔を上げたら全く知らない男の人が立っていた。
「(待ち合わせ?ここの席使いたいのかな)」
「お姉さんひとり?」
「え?まぁ…」
今はだけど。
待ち合わせしてると言おうとしたら私の向かいの席に図々しく座る男の人。
「ちょっ…」
「ひとり暇そうにしてるから声かけちゃったんだ。お姉さん綺麗で可愛いから」
「は?」
こんな目深に帽子をかぶってて顔が見えないのに何を。
確かにマスクは外してるけど、それでもどう見ても私に当て嵌まらない言葉を並べる。
「(女だったら何でもよさそうな顔してる)」
誰彼構わず声をかけては突っぱねられてるのだろう。
私も無視を決め込むことにしたらカフェラテの入った容器を持つ手を握ってきたのだ。
「ちょっと…!」
「寂しそうな顔してるお姉さんに楽しいこと教えてあげるよー?」
どんだけ見てたんだ。
気持ち悪いなと思って顔を逸らす。
「結構です。離してください」
「まぁまぁ」
ヘラヘラ笑う男に苛立ってきた。
これ以上警告して離さなかったら力ずくで沈めようと思った矢先。
「触んな」
静かな怒声。
聞き慣れた声はさらに低く、地を這うようなものだった。
「クロノアさん、?」
「誰の許可で彼女に触ってるの」
男の肩に手を置くクロノアさんが、そこを強く掴んだ。
「い゛⁈いでででっ!!」
骨が折れるんじゃないかってくらい握るクロノアさんには一切の表情はない。
戦闘とはおおよそ程遠い顔をしてるけど、この人はめちゃくちゃ強い。
長距離と中距離が得意ではあるし、エイムの正確さは化け物じみてる。
だからと言って近距離が不得意かといえばそうでもなく。
合気道を習得してるこの人に捻じ伏せられる人間を何人見てきたことか。
「離せ。じゃなきゃこのまま腕の骨を折るよ」
疑問符もなく確定として言ってることが怖い。
私の手から男の手が離れたと同時にクロノアさんが手を離す。
椅子を倒して逃げる男に舌打ちしたクロノアさんが私に向き直りながら倒れた椅子を戻した。
周りはこの喧騒を日常風景と言わんばかりに、何も気にしていない様子だ。
何でだ。
「大丈夫?怪我とかしてない?」
「え?だ、大丈夫です」
男が握っていた手をクロノアさんの包むようにして握り締める。
「わ、ッ」
「消毒」
「ぇ、?」
どういう意味だと思ったけど走ってきたぺいんとたちで聞き返すことはできなかった。
「トラゾー」
「はい?」
まぁ結論を言えばデートは楽しかった。
4人で久々に遊べたということもあったけど何よりクロノアさんと恋人らしいことができたから。
しにがみさんにはもっと可愛い格好してきてくださいよと小言を貰ったけども。
クロノアさんにはトラゾーらしくていいんじゃない?とフォローをされた。
どういう意味かは分からなかった。
何かを察した2人は、牽制と嫉妬乙でーすとハモってた。
それに対しても首しか傾げられなかったけど。
雑貨屋さんで見つけたシンプルそうなブレスレットを見てたらクロノアさんが欲しいの?と背後から覗き込んできた。
距離の近さに驚いたけど悟られないように見てただけですよと返すと、そっかと曖昧な返事をされた。
そして今、デートを終えて戻ってきたところクロノアさんに贈答用の小さな紙袋を渡されたのだ。
「?」
「開けてみて?」
言われるがまま紙袋を開けると私が見ていたブレスレットが入っていた。
「えっ」
「欲しかったんでしょ?俺からのプレゼント」
ふわりと柔らかく笑うクロノアさんに嬉しくなってつい顔が緩む。
「ゎ…う、れしいです…。ありがとうございます、大切にしますね」
クロノアさんにお礼をしながら笑い返すと、翡翠の目が少し見開かれた。
「かわ…」
「??、かわ?…確かにレザー素材ですけど…」
「………いや、うん、そうだね。…ね、トラゾー手貸して」
「⁇はい」
両手を出すとブレスレットを持ってない方の左手を取られた。
そのまま左手にブレスレットをつけられる。
「うん、やっぱり似合ってる」
「そうですか?クロノアさんにそう言われると照れます」
男を追い払った時のように左手を握り込まれた。
「クロノアさん?」
「予約」
「予約?…あぁ、このブレスレットのですか?現品限りとかありましたし…あ!じゃあ今度は私がクロノアさんに買いますね!」
お返ししたかったし。
忙しいから今度いつ遊びに行けれるか分からないけど。
「…………”今は”それでいいよ」
とりあえず今は口約束をする。
あとでクロノアさんに似合いそうなの調べとこ。
「はい、楽しみにしててくださいね」
こんなに浮かれちゃダメだ。
いつかは離れなきゃいけないし、捨てられる覚悟もしとかなきゃいけないのに。
「(“今だけ”は、勘違いさせてください)」
私が諦められるその日まで。
「うん、楽しみにしてるね」
そう返事をしながら私を見るクロノアさんはブレスレットの着けられた左手首よりも先をじっと注視していた。
コメント
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trさん…trさんは世界一可愛いよ…保証するよ私が!!!美人で綺麗で可愛くて可愛い!!!(?)
はいはいいつもの悪癖出ましたよー。 リクエストとか他のやつ書けてもないのに他の話を書くという📝 …… だって思い浮かんじゃったんだもん 書きたくなったんだもん←キッモ
ああっ…めっちゃ重くて苦しいけど、それ以上に愛おしい回だった……! トラゾーさんの自己肯定感の低さと「どうせ捨て駒」って諦めてる感じに胸がギュッてなったよ。 でも最後のブレスレットのシーンのクロノアさんの「予約」って言葉、すごく気になる〜 自分を犠牲にする覚悟と、それでも「今だけ」って少しだけ甘える選択が切なくて美しかった🥀 続きすごく気になる…!ポン酢2さんの書く心理描写、本当に好きです。