コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
文化祭当日
私達はメイド服を身に纏っていた
モブ男「うわ,これは,可愛いな
しっかり喋り方調べたか?」
クラスメイトは美咲に聞いた
美咲「い,一応」
モブ男「よし,喋ってみろ」
美咲「何様?」
モブ男「俺様☆」
『つまんないわよ』
美咲「いや,面白くないし」
私は思わず突っ込んだ
モブ男「まぁまぁ,取り敢えず云ってみろよ」
美咲「はぉ…」
美咲は溜息を吐いた
美咲「お,おかえりなさいませ,ご主人様……」
モブ男「もっと感情込めて
ついでにリアスも」
え,私も!?
しょうがないな……
美咲「おかえりなさいませ♡ご主人様♡」
『帰って来てくれてとっても嬉しいです♡
ゆっくりしていってくださいね♡』
モブ男「うわぁ,これは襲わない人いないでしょw」
男子はふざけた様に云った
『襲う…?』
美咲「文化祭終わった後絶対殺す」
はわわ…如何しよう…
モブ男「∑(゚Д゚)ヒィィィィ,怖い怖い」
あ,逃げて行った
敦「美咲ちゃーん!」
入れ替わる様に敦さんがやって来た
サニー「や,カスミ」
なっ!
『なんでサニーさんが?!』
サニー「来ちゃった」
ファルガー「俺らも来ている……ん?
他の奴らは何処に……探してくる(サニー翻訳)」
ファルガーさんは直ぐに他の人を探しに行った
登場僅か約2行……←
サニー「あー……中入って良い?
指名はカスミで」
『う,うん……』
サニーさんはサラッと私の手を繋いで教室に入った
『おかえりなさいませ♡ご主人様♡
ごゆっくりしてくださいませ♡』
サニー「これは…うん
良いね,可愛い」
サニーさんは私の頭を撫でた
『い,いつまでもこ,子供扱いしないで下さい!』
もう!としながら席に案内する
サニー「そうだな〜…ニャンちゃんオムライスで」
え”
凄い意外なもの頼むな…
厨房の人に注文品を云って受け取る
『お待たせしました!ニャンちゃんオムライスです!』
ニャンちゃんオムライスっていってもコン◯ニのものをチンして猫をケチャップで描いただけなんだけどね
『では呪文を掛けさせて頂きます♡
ニャンニャン♡
美味しくなーれ♡萌え萌えきゅん♡』
ニャンニャン♡はアドリブだけど中々に決まってると思う
暫くサニーさんと話していたら,めんどくさそうなお客様がやって来た
その人は私を指名した
『ごめんねサニーさん
ちょっと行ってくる』
サニー「気をつけてね」
『うんっ!』
私はお客様の前に行く
心を無にして席まで案内した
てかコイツくっさ!!!!!!
すると急にその男は私のお尻を触った
私はその手を叩いた
『辞めてください!』
私がそう叫ぶと美咲達がやって来た
美咲「どうしたの?!」
『ッ!ちょっとッ!辞めてください!』
それでも男は私に触ろうとする
ウザ客「良いじゃん!ちょっとだけ触らせてよ〜」
気持ち悪い!それにサニーさんの居る前で…!
『キモ』
私から冷たい声が出た
本当はサニーさんの前でこんな姿を見せたくなかった
『はぁ……
お前さ〜,自分の手が綺麗だと思ってる?
あと臭いんで,近寄らないで貰えます?』
私がそう云うとウザ客はのっかかる
ウザ客「これはッ,香水ッ」
私は更に煽る
『香水?家畜の豚みたいな匂いがしますよ?
あ,自覚ないんですか?
これだから“モテない”んですよ!』
私は悪意たっぷりと笑った
『失せろよ,ブ・ス♡』
ウザ客「は?俺は客だぞ!
客にそんなこと云っていいのか!」
『てめぇみたいな糞野郎に接客する価値なんてねぇよ』
私は相手を睨み,低音を出す
ウザ客「なっ!」
私は指先で遊びながら答える
『はいはい,さっさとどっか行って貰えます?
他の人の迷惑になるんで
ルールも守れない人がこの場所に来れると思うなよ
まぁ,今日限りですけど2度と来ないで貰えます?ブス♡』
そう云うとウザ客はキレて私の左の頬を平手打ちした
右の補聴器が落ちる
すかさずサニーさんがウザ客を羽交締めにする
サニー「はい,暴行罪で現行犯逮捕ね
度胸あるね,警察の前で暴力なんて」
ウザ客「な!警察?!」
左だけで殆ど聞こえないけれど,なんて云ってるのかは大体察する
私は指先で遊んでいる振りをして,サニーさんにハンドサインを送っていた
サニー「取り敢えず警備員に受け渡す
オフの時にまで仕事はしたくないからね」
サニーさんはウザ客を警備員に受け渡した
サニー「はい,補聴器」
そう云って私の耳に補聴器をつけてくれた
『ありがとうサニーさん』
サニー「痛くない?大丈夫?」
サニーさんは私の左の頬を触る
『さ,サニーさん!//////』
多分今の私の顔は真っ赤だと思う
『(っ⸝⸝>⤚<⸝⸝)』
アイ「ふむ……カスミ!休憩行って来なよ
僕が代わりで入っておくからさ
その……サニーさん?と回って行きなよ!」
アイはそう云って私達にウィンクをした
『分かった……』
アイ「葛葉くんも別に良いよね〜!」
葛葉「なんで俺?(買い出し担当)
いやまずその前に,ほらよ」
葛葉は救急箱から湿布を取り出して切り取り,私の頬に貼った
『ありがとう葛葉!』
サニー「…………(モヤァイラァ)」
『行こっサニーさん!』
私はサニーさんの手を取って文化祭を回る事にした