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どうしよう。どうしよう、どうしよう。
ずっとずっと思っていたこと。
怖かったこと。
恐れていたこと。
目を背けていたこと。
それが、今起こってしまった。
俺は、初兎ちゃんに苦手意識を持っていたんだ。
ずっと思っていた。
俺の家に遊びにくる時も、
なんか波長が合わなくて。
口調も少し荒っぽくて。
自分の意見と合わなかったら
バッサリきる。
俺が、苦手な人種といつも絡んでいて。
やっぱり、俺、初兎ちゃんとは合わないんだ。
この前初兎ちゃんと、俺と、幼馴染1人の合計三人で映画を見に行った。
やっぱり、ずっと違和感を感じていた。
白:このお店入ろうや
赤:オッケー!
赤:(このお店いいかも。これとか使いやすそう。買おうかなぁ。どうしようかなぁ。)
白:なんか、いいのないわ。出よ。
赤:あ、うん.。
赤:(もうちょっと見たかったなぁ。)
なんて、言えるはずもなかった。
こんな感じのが何回もあった。
そこで、俺は初兎ちゃんに苦手意識を芽生えてしまった。
あれ、俺誰を信じれば良いんだろう。
ふと、そう思ってしまった。