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俺の思い出の公園、そこにいた先客、彼は同じ高校の、西谷健途と名乗った
公園のベンチ2人とも座っていた
拓海(あれ、西谷ってどこかで聞いた事あるような、、、)
そんな疑問を浮かべていたら、彼が話始める
健途「拓海は、この公園よく来るの?」
拓海(呼び捨て、、、まぁいいか、友達っぽいし)
拓海「まぁまぁかな、、、君も、西谷くんもよくここへ?」
西谷「ッ、、、」
西谷くんは、少し間をあけて喋り始めた
健途「健途でいい、さっきは興奮しちゃってごめんね、この公園はさっき見つけた」
拓海「へぇ〜」
健途「俺さぁ、、、その、、、、お前に、拓海に言いたい事が、、、」
そう言う健途の目は、どこか辛そうに見えたがこの時の俺は、気づかなかった
拓海「?」
健途「あッ、、」
春風が吹く、もう日が暮れ始める
俺は健途が話し始めるのを待った
健途「、、、俺さ拓海に謝りたかったんだ、ほら俺達中学一緒じゃん」
拓海「え、、、?」
健途「えっ?」
静寂が流れる
、、、元クラスメイトか?待て、中学一緒って事は俺がいじめられてたの知ってるんじゃ、、、
拓海「ごめん、覚えてない」
健途「マジでぇ、、、」
気まずっ!
先に話始めたのは、健途だった
健途「、、、」
健途「、、、ごめん、俺、拓海がいじめられてるの知りながら助けられなかった、手が届く距離にいたのに、手を差し伸べられなかった、ずっと後悔してる」
拓海「、、、」
俺の事、そんなふうに思ってくれた人がいたなんて、今こんな感情になるなんて変かもだけど、なんか嬉しい
拓海「別に気にしてないよ、もう過ぎた事だし、それに謝ってくれた事が、話かけてくれた事が、俺は嬉しいよ」
別に、なんで助けてくれなかったんだ!、なんて思ってない、これが俺の本音だ
健途は思いもしなかった返答が返ってきたようで、驚いていた
健途「、、、いい奴だな、拓海は」
拓海「それはそれとして、、、俺達もう友達って事でいい?」
健途「え?友達、俺と?」
拓海「うん、、、いや、別に嫌ならいいんだけど」
健途は俺への返答を頬を緩めながら答えてくれた
健途「いいよ、友達、逆に俺からもお願いしたい」
拓海「やった!」
自分で友達に誘ったのは、何気に初めてだった
健途「俺、ちゃんとした友達初めてかも、、、」
拓海「じゃあ遊ぼうぜ!ここで、公園だし」
健途「俺でよければ、いいよ」
できるだけ遊んだ後、健途は明日学校があるから帰るらしい
拓海(俺も帰らないとなぁ)
健途「またな!明日学校で!」
拓海「また明日!」
姿が見えなくなるギリギリまで、俺は手を振った
拓海(初めての友達、、、また明日とか小学校以来かも、、、)
その日の帰路は何故かあっという間に終わった気がする