テラーノベル
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橙「なぁ!今から海いかへん?!」
青「は?唐突すぎでしょw」
コンビニに行くみたいなテンションで海に誘ってくるオレンジ色の髪の君。
こいつはうるみや。頭のネジが40個くらいぶっ飛んでる頭のおかしいやつ。
でも、臆病な俺とは違ってぐんぐん進んでいく、思い立ったら即行動みたいな君が大好きだ。
一人の人間としても。友人としても。恋愛対象としても。
橙「青春は有限やねん!」
橙「バイキングと一緒やで!」
青「バイキング?」
橙「時間は限られてるんやからお腹いっぱいにならなあかんやろ?」
青「確かに…..」
橙「せやろ?」
橙「やから海行くで!」
青「何時間かかると思ってッ….」
橙「ついたで〜!海〜!!」
青「……..」
平日の放課後に海に来てしまった
空が君の髪と同じ色だった頃に学校を出たのに、海には月が反射していた
青「うるみや受験生でしょ?」
青「追い込みの時期にこんなとこ来て大丈夫なの?」
橙「大丈夫やって!w」
橙「それに….」
橙「最近、しゃると遊べてへんかったから」
そうだ。いままでは週3は遊んでいたのに、うるみやの受験勉強で1ヶ月以上遊ぶことができていなかった。
でも、俺はうるみやが幸せならそれでいい。
受験勉強は楽しくないかもしれないけど、大学に受かることでうるみやの人生の幅が広がるのは確かだから。
青「うるみやは将来何すんの?」
橙「そうやねぇ…」
橙「大事な人を養いたいとは思うでw」
大事な人…..
高校3年にもなれば好きな子の一人や二人好きになるよね。
青「好きな子、幸せにしてやれんの?w」
橙「しゃるは海来て幸せ?」
青「幸せだけど…..」
橙「じゃあ俺幸せにできとるやん」
青「……」
青「はッ…./////」
橙「やっと気づいたかw」
橙「この鈍感野郎w」
コメント
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( ᐛ )ンヒッ・hhヒョオ/オオオフ%耳机ホォォォ・4_ニ瑚(チニッヘェniti!? すみません...初コメが発狂で... でもそのくらい神です最高です! 表現の仕方神すぎでしょ...
作者はネタを随時募集しています!リクエスト書いていっていただけると嬉しいです!