皆様。🐼です!新作を作るよ!では、本編へごー!
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【ちょっと!これはどういうことなのよ!?】
【はあ!?お前がなんたらこんたら】
【あんただってなんたらこんたら】
はあ・・・まただ。私の家族は普通の家族とはどこか違う。虐待なんて当たり前のこと。そんな日々耐えられるわけがない。だから今、話し合いをしているらしい。どーせまた、決まらない。やったって決まらない。ずーっと決まらない。
「ママ!パパ!離婚しちゃうの・・・?」
【うるさいわね!黙ってなさい!ドゴォ】
「い・・・いたっ・・・うう。」
私が止めようとしたってこう。私今何歳だと思ってるの・・・?5歳だよ・・・?私、もうこんな家嫌!
「ダッダッダッ」
【きゃあ!?】
【うわっ!?】
パパとママにぶつかったってどうでもいい。私は、家出するんだから・・・!こんな家族嫌だよ・・・もっとさ・・・楽しい家族とかさ・・・うう。また涙が出てくる。
【待ちなさい沙織〜!】
【どこに行くんだ!?】
「うんと、遠いところだよ・・・!バイバイ!」
【か、考え直せ!子供一人じゃ危ない。だろ?】
【そうよ!ほら、戻っておいでよ?ね?】
「どーせ、私をこき使うんだから!」
【あ・・・待ってよおおおおおおおお】
【沙織いいいいいいいい】
ふん。ざまあだわ。なんで私あんなところに来たのかしら?子供として。
【あらら?子供が夜一人でいたら危ないですよ。】
「あ、あなたは・・・!?女王、莉杏様・・・?」
【そうですよ。まあまあ、城に来るといいですわ。】
「え・・・いいんですか?」
【ええ。一人じゃ危ないですからね。】
そして城についたよ!
「わあ・・・きれいなんですね!」
【そうでしょう?夫が王になってね、人生が急変したわ・・・】
「そうなんですね・・・」
【でも彼ね、今病を預かっているの。だから治るまであの子が王にならなくてはいけない。】
「え?王ってもうひとりいるんですか?」
【そうよ。離苦って子なの。とっても優しくて頭もいいわ。でもね、一つだけだめなところがあるの。】
「だめなところ?」
【そう。彼に似て、女の子が好きなのよ。】
「・・・え?」
【だからね、小さい頃から私のこと好きだったのよね〜!オホホ〜!】
「え〜!?そんな人が王でいいんですか!?」
【ええ、いいわよ〜!】
「うわ〜お」
なんて甘やかされてるんだ。うらやましいぜ・・・私の家族とは違って。
【あれれっ?お母様じゃないか!今日も美しい・・・ん?その子は?】
【あなたの妹よ。】
「んっ?えっ?えええっ?」
【え?だめ?】
「だめに決まってるでしょー!?ってきゃああああ!?なにするんですか!?」
【いい腰してるね・・・☆】
「べチンッ」
【ふぎゃ!?】
【あら、ごめんなさいね〜。お願いよ!どうか!ね?】
ふう。答えは決めた!
「無理で・・・ムグっ!?」
【いいって〜!やった〜】
【ありがとう!沙織さん!やったわ〜!彼にも知らせなきゃ!】
「いやあの・・・言ってませんからああああ」
次の日
【お嬢様、こちらが制服でございます。】
「え!?これを着ていくの?嫌よ・・・私には絶対合わないわ。】
ガチャ
【おはよ〜うっ!愛しの妹よ!ああ、制服を着るのかい?お兄様が手伝って・・・ぎゃあ!?】
「出て行ってよ!!」
【わ、わかったよ〜】
ガチャ バタン
「き・・・着替えたよ・・・お母様、変態お兄様。」
【可愛いすぎだろ〜!!って、変態じゃないから!?ところでさ・・・写真とってもいい!?】
「そこが変態なのよ!」
【似合ってるわよ〜!!では、いってっらしゃ〜い♡】
【よいしょっと。】
「え?え?え?きゃあああああああああ!?」
お、お兄様の顔が・・・近い!?え?なんでドキドキしてんの?やば・・・お兄様ってこんなかっこよかったんだ・・・
【ん?なに?ああ。わかったぞ〜?お兄ちゃんがかっこよすぎるんだろ!?】
「ち、違うしっ!かんちがいしないでよね・・・」
【ははは。そっか。じゃあ行くよ。】
はわわわ・・・やばい。ツンデレになっちゃった・・・お兄様は・・・?
【?】
ぎゃああああああ!?見ちゃだめだ!やばい、やばいな・・・ドキドキしちゃう・・・止まれ・・・とまれええええ!
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終わりです!どうでした?新作なんですけど・・・まあ、面白かったらコメントお願いします!では、おつ🐼!
コメント
3件
ありがとうございます!
あ・・・つけたすんですけど、沙織今12歳です。