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「ばいばーい!」
配信を終了し、背もたれに体を預け一息つく。
今日は長時間配信だったため、終わった頃にはもうとっくに日付が変わっていた。
「おきてっかな」
普段こんなこと思わないが今日は癒しがほしくてたまらない。
そんなことを思いながら、部屋を出てリビングに行くと、キッチンで洗い物をしている俺の恋人。
そんな姿ですら可愛く見えて今にも抱きつきたくなる。
そんな俺に気づいたのか顔がパッと笑顔になり小走りでこっちに駆け寄ってくる。
「ぷりちゃんっ!配信お疲れ様!」
「おん、けちゃも洗い物ありがとな 」
「うんっ!ぷりちゃんなんか飲む?」
「ココア入れようか? 」
「ほなお願いしよかな」
「わかった!ちょっと待っててね」
そう言いながらまたキッチンに戻っていくけちゃお。
俺のために何かしてくれるのが嬉しいし、どんな事でも一生懸命なけちゃおが可愛くて仕方ない。
「けーちゃお」
「うわぁあっっ!」
「もー!ちょっとぷりちゃ〜ん!」
「ふははっ笑、すまんすまん笑笑」
なんかいじわるしたくなって後ろから抱きついてみたら、思ったより驚いてくれてこいつ可愛いなとか思ったり。
俺ってけちゃのことほんまに好きなんやな。
「なあ、けちゃ」
「ん〜?なぁにぷりちゃん」
「頭撫でてや」
そう言ってけちゃおの肩に頭をのせる。
今日は朝から編集したり会議したり撮影したりと大変だった。
今日は充分頑張ったと自分でも思う。
甘えたっていいだろう。
「ぷりちゃんがそんなこと言うなんて珍しいね」
「よしよし、ぷりちゃんえらいぞ〜」
「今日もお疲れ様っ 」
「けちゃお〜、」
撫でられたことも、褒められたことも、全部俺だけのためにやってくれてると考えるだけで口が緩む。
嬉しさのあまりけちゃおの肩に頭をぐりぐり押し付けてしまう。
「…ねえねえぷりちゃん」
「ん?」
「僕も今日がんばったから癒してほしいな」
「えっ」
けちゃおが自分からこんなこと言うなんて滅多にない、なんなら初めて言われた気がする。
「ぷりちゃ〜ん?聞いてる?」
「っあぁ、」
「…けちゃおがそんなん言うん珍しすぎてびびった」
「僕だって言うよ〜!笑」
「、 でもね」
「こんなこと言えるのはぷりちゃんだからだよ」
けちゃおが照れながら今にも消え入りそうな声で言ってきた。
そんな可愛いこと言われたら俺だって我慢できない。
いじわるしたくなっちゃう。
「ん?何けちゃお」
「よく聞こえんかったからもっかい言って?」
「絶対聞こえてたでしょー」
「僕もう言わなーい」
「くっそぉー、」
いじわるしようと思ったけど、今回は引っかかってくれなかった。
仕方ないからこの俺が癒してやるか。
「じゃあけちゃお、後で一緒に風呂入ろ」
「えっ!?逆にいいの!?」
「しゃーないから今日だけな」
「えへへ、やったぁ」
一緒に入れるのが嬉しいのか、ふにゃふにゃした笑顔で喜ぶけちゃお。
ほんまに可愛いこいつ。
潰したくなるな。
「けちゃおはほんまかわええな〜」
「ほんと〜?うれしいな〜」
「ぷりちゃんだって、今日もかっこいいよ?」
「はいはい、ありがとね」
こういうのんびりした会話が案外俺にとって癒しなのかもしれない。
その証拠に今日の疲れがいつの間にか全部吹っ飛んでいる。
なら次は俺がけちゃを癒す番。
風呂から出たら髪乾かしてやるかな。
「ぷりちゃ〜ん!ココアできたからおいで〜!」
いつの間にか俺から離れてリビングに行ってるけちゃ。
俺を置いて行くなよ。
そんなことを思いながら、俺の可愛い可愛い恋人のもとに行く。
「はいはーい、今行きますよ〜」
コメント
2件
初コメ失礼します !! いつも作品を拝見させて頂いてます !! 🙌 ほんとに 主様の 書き方 好きです !! これからも頑張ってください !!