桐生が出てった後暫くしたら
「見付けたぞオラァ!囲め囲め!!」
楡井「な…何でしょう」
皐月『…、外、出てみようか』
そう告げて俺たちは外に出た
柘植「なんやなんや、どういう事やこれは」
桐生「んん?この子がコイツらに絡まれてるところに通りがかって1発かまして逃げてる所だったんだよ、それがこれだけ引き連れて探してたとはどんだけねちっこいのよ」
楡井「彼女さんではなかったようですね」
蘇芳「そうだね」
不意に柘植が桐生に近付くと思いっ切り肩を掴んだ
桐生「おぉ!?」
柘植「桐生くん!!かっこええやないか!!」
桐生「…あ…ありがと?」
柘植「つまり君の美学は”女の子を労る”っちゅーことやんな!ん”ん”!ええ!えええ!!」
桐生「あ…今そういう状況じゃないから…」
モブ「おい、オレンジ坊主!オレがピンク頭に用があるんだよ!!」
柘植「言わない所もまた渋くてええの!!」
モブ「おい!聞いてんのかおい!」
桐生「ツゲちゃんあと…あとにしよ」
柘植「やっぱワシの目に狂いはなかったで!」
無視され続けるモブはとうとうブチ切れて
モブ「こんの…ッ舐めやがって!!」
桐生を殴ろうとしたところを桜によって蹴り飛ばされた
桜「ったくよー、大勢で囲むとかダセェことしやがって」
モブ「てめー!!何してくれんだ!!」
桜「嫌いなんだよ、お前らみたいな奴」
皐月『ははっ!桜は喧嘩の時は頼もしーな!』
桜「喧嘩以外頼りねーって言いてーのかおめーは!!」
皐月『違う違う!いつも頼り甲斐があるよ、桜は』
そう安心した顔を向けると桜はどこか恥ずかしそうに
桜「…ッ、ちゃんと俺らの後ろにいろよ…」
皐月『…、ありがとうな』
そう告げると柘植と桐生も前に出て3人で喧嘩をしに行った…
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