〜前書き〜
こんにちは、雪夜です。今回はえっち含みますので苦手な方、地雷はバックでよろしくお願いします。それと、いつもより少し長めに作りましたのでゆっくり読みたい方は時間がある時に読んでください。
それでは、本編どうぞ。
〜本編〜
あれから数日、太宰は何時もの調子に戻り、相変わらず国木田に怒られていてもヘラヘラしていた。僕が一番好きな太宰に戻って良かったな。
「乱歩さん、お手数をお掛けしますが、太宰に厳しく云っておいて下さいね」
「えぇー、、、何で僕がやんないといけないの〜、、、」
「乱歩さんに任せるなんて国木田君酷〜い」
「ま、太宰は僕が世話しなきゃいけないからね、今回だけだよ?」
「有難う御座います」
勝手に話を進めて不満気な顔の太宰を今日の買い物に無理矢理付き合わせた。その所為で移動中はずっと”面倒臭い、帰りたい”と云っていた。こんなに駄々を捏ねる太宰何て何時ぶりだろう、、、何時も通り居てくれるのは本当に嬉しいけど、僕でも何を考えているのか判らない太宰は面倒だ。
「あ、此処」
ふいに、太宰が店の前で足を止めた。
「ん?あー、此処って最近有名な和菓子屋だよね。何か気になるのある?」
「いえ、私ではなく社長がね」
「社長が?これ?」
「違うよ、此方」
「えっ!?」
「あれぇ?乱歩さん、如何したんですか?最近私に構いすぎて鈍っちゃったかな?」
「太宰、そんな云い方をして良いの?後悔させるよ?」
「え〜、其れは困りますよぉ、、、でも、私が好きなようにすれば良いんでしょ?なら、揶揄う位良いですよね?」
「ふぅん、じゃあ探偵社には帰りが遅くなるって連絡しなきゃ」
「え?」
携帯を開いて探偵社に連絡をした後、頼まれた買い物を済ませて其の儘僕の家に太宰を連行した。もう何をするか位太宰なら判ってる筈だよね。
「えーっと、、、何故私はお布団に、、、?」
「判ってる癖に白けるな」
「ひぇっ」
耳元で囁くと体がビクッと動いた。太宰の口から漏れた声は甘ったるいけど何処か悲鳴っぽい何かを感じた。漸く判ってくれた様で何よりだ。
「ねぇ、如何して欲しい?」
「あぅ、、、えっと、、、離して欲しいです、、、」
「んー、ヤダ」
「ねぇ乱歩さん囁くの辞め、ひゃっ!」
耳を食べたら可愛い声が部屋に響いた。太宰ってこんなに可愛かったんだぁ♡
「あれぇ?太宰ぃ、其の声何処から出てるのぉ?」
「ら、乱歩さん、、、?口調が、んぅっ!?/// 」
疑問が絶えない口に僕の舌を滑り込ませて少し黙らせてやる。息苦しいのか、顔を顰めているものの蕩けているのが良く判る。
今、物凄く最高の気分だ♡
「はぁ、、、はぁ、、、///」
「ん、良い顔するじゃん♡」
漸く離してくれたと思ったら今度は乱歩さんが下半身に手を突っ込んで来たので慌てて腕を掴んだけど、体に上手く力が入っていなくて殆ど意味がなかったみたいだ。
「あ、ま、待って、、、っ!///」
指を入れられて声が出そうになったのでぐっと堪えた。本当は我慢しなくて良かったのだろうけど、今回が初めてだから恥ずかしくて声が出せなかった。
「あー、声抑えたな?良いんだよ?無理しないで」
「い、や、、、だって、、、んっ///」
「何?」
「ぁっ///一旦、、、辞め、てぇ///」
「んー、判った。何?」
「あの、、、初めて、ですよね、、、?」
「うん?其れが如何かしたの?」
今の答えで何となく察しが着いた。乱歩さんは、初めてだろうが手加減する心算は無いんだと。それでも、体を壊すといけないから駄目元で頼んでみよう。
「もう少し優しく出来ないでしょうか、、、」
「んー、無理」
「えっ、待っ、でぇ”!?///_________♡」
サラッと断られたのと同時に乱歩さんが中に入って来た。突然襲って来た快感と痛みが私の思考を奪って、もう何も云う事が出来なくて、唯、抗えない快感に溺れる事しか出来なくなった。
「あれ、もうイッたの?おーい、太宰?生きてるー?」
「あっ、、、///」
「問題なさそうだね」
「あ”あ”ぁっ///やだっ///んぁっ///とま”ってえ”っ///」
私が何を云っても、乱歩さんは止まってくれなかった。容赦なく打ち付けられ、痛くて苦しい筈なのに気持ち良くて、声も抑えられなくなった。
「んっ///御免、もう限界、、、♡」
「ん”ぅっ///でちゃう”っ///まっでえ”っ/////お”ぁっ///〜〜〜〜〜っ”っ”///」
「はあっ、はあっ、、、///」
不味い、初めてなのにヤリ過ぎた、、、一度始めたら自分でも驚く位制御が効かなくて体を壊してしまっていないか心配だ。今日は寝てしまったので探偵社には矢っ張り帰れなくなったと連絡をして僕も寝ることにした。
「ん、、、ぁれ、、、?」
「あ、おはよ、太宰」
「おはよ、、、御座います、、、?」
状況が判っていないのか、寝惚けているのか判らないが何だかホワホワしている。要らないとは思うけど一応昨日の事を話したら顔を真っ赤にして布団に隠れてしまった。
「ねぇ、出て来てよ〜!朝ご飯買いに行こうよ〜!」
「厭だよ!体が痛くて歩けないんだもん!」
「また子供みたいな事云ってる。駄目!昨日連絡したら太宰が遅刻しない様に一緒に来てって社長に云われたんだもん!」
「それ絶対国木田君だよね!?国木田君が社長に云ったよね!?」
「だろうね、ほら行くよ!」
「厭だ!痛い!」
駄々捏ねモードになってしまった、、、こうなると面倒臭いんだよなぁ、、、しょうが無い、無理矢理連れて行こう。終始暴れていて連れて行くのは大変だったけど、これで良い。
これが、僕の好きな太宰だから
〜終わり〜