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神々(みわ)
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パァーー!!
リムル「え、えーー!?」
突然現れた光に包まれ。
リムルの姿が消える。
そして――
シーン……
円卓に静寂が訪れた。
ギィ「……」
ルミナス「……」
レオン「……」
ラミリス「……」
ミリム「……」
ダグリュール「……」
ディーノ「……」
数秒。
誰も動かなかった。
あまりにも突然だったからだ。
最初に口を開いたのは。
ラミリス「……え?」
だった。
ラミリス「え?」
ラミリス「リムルどこ行った?」
ミリム「消えた!」
ラミリス「見れば分かるよ!」
ミリム「おお!」
ギィ「いや感心してる場合か」
ギィが額を押さえる。
さすがの最古の魔王も少し困惑していた。
ルミナス「転移……ではありませんわね」
レオン「ああ」
レオンも真面目な表情になる。
レオン「魔法の痕跡が異質だ」
ディーノ「じゃあ何?」
レオン「分からん」
ディーノ「分からないのかよ」
円卓がざわつく。
ミリム「リムルーーー!!」
ミリムが立ち上がる。
ミリム「どこ行ったーー!!」
ラミリス「うるさい!」
ミリム「だって消えた!」
ラミリス「私だって見てた!」
ギィ「落ち着け」
二人を制止する。
だが。
ギィ自身も内心では考えていた。
ギィ(俺の知る転移じゃない)
気配が消えた。
それも完全に。
まるで世界そのものから切り離されたように。
ルミナス「……」
ルミナスは静かに目を細める。
ルミナス「リムルは無事なのでしょうか」
レオン「分からん」
ミリム「無事に決まってる!」
ダグリュール「……」
ダグリュールも腕を組む。
魔王たちが揃っていて。
誰一人止められなかった。
そんなことは滅多にない。
その時。
ギィ「……」
ギィが席を立つ。
ラミリス「ギィ?」
ギィ「探す」
ルミナス「見つかるのですか?」
ギィ「さあな」
ギィは苦笑した。
ギィ「だが、何もしないわけにもいかんだろ」
ミリム「私も探す!」
ラミリス「私も!」
ギィ「お前らは座ってろ」
ミリム「えー!」
ラミリス「なんで!?」
ギィ「余計なことしかしないからだ」
ラミリス「失礼な!」
レオン「事実だな」
ラミリス「レオンまで!?」
しかし。
その時だった。
円卓の中央。
リムルが座っていた場所に。
小さな光が残っていることに気付く。
ルミナス「……?」
レオン「何だ?」
全員の視線が集まる。
だが。
その光は一瞬だけ輝くと。
すぐに消えてしまった。
シーン……
ミリム「……」
ラミリス「……」
ギィ「チッ」
手掛かりにもならない。
ギィ「仕方ない」
ギィは再び席に座る。
ギィ「とりあえず待つぞ」
ミリム「えぇー!?」
ギィ「今の状態で探しても意味がない」
ルミナス「……確かに」
レオン「ああ」
全員が不本意ながら頷いた。
ミリム「リムル大丈夫かな……」
珍しく不安そうな声。
ラミリス「まあ」
ラミリス「リムルだし?」
ミリム「それもそうだ!」
ギィ「単純だな」
だが。
誰も口には出さなかった。
全員が同じことを考えていた。
あのリムルが簡単にやられるはずはない。
きっと帰ってくる。
だから今は――
信じて待つしかなかった。
コメント
1件
えっ、リムルが消えた!?しかも転移でもなく、気配すら完全に断ち切られるって……これは予想外すぎて驚きました。魔王たちが揃って誰も止められなかったのも衝撃的です。でも、ミリムの「リムル大丈夫かな…」にラミリスが「リムルだし?」って返すところ、シリーズを読んできた者としては「ああ、そうだよね」とクスッとしました。みんな呆然としながらも、どこかでリムルを信じて待つしかない……このもどかしい空気感がとてもよく伝わってきました。次が気になります!