私 「バハムート、付いてきてくれるか?」
バハムート 「良いよ」
バハムートは病院で治療を受けてもらう事にした。
しばらくは入院をする必要がある。
バハムートは目に光を失い、無表情のままだった。
カオス 「バハムート!久しぶりだな!大丈夫か?」
バハムート 「うん大丈夫」
バハムートの手は震えていた。
これも中毒症状の一つだ。
薬がきれると手が震えてしまう。
バハムート 「気持ち…悪い…」
ゼロムス 「大丈夫だ、ゆっくり吐いて良いから」
他にも吐き気や頭痛、発熱など色んな症状がバハムートを襲った。
もう精神的に限界だったのだろう。
だから薬に手を出したんだ。
バハムート 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
アルテマ 「謝らなくて良いんですよ、大丈夫です」
エクスデス 「ゆっくりで良いんだ、少しずつ前に進めば良いから」
気分が沈んでしまい、自暴自棄になる事もある。
でも誰もバハムートを責めない。
だって友達だから。
あれからバハムートは回復した。
薬を使わずに、いつも通りに戻ってくれた。
でも自分が薬物を使っていた事のショックで、心を閉ざしてしまった。
カオス 「バハムート、大丈夫か…?」
バハムート 「大丈夫だ!ごめんな!」
私 「何で無理に笑うんだ?」
バハムート 「えっ…?」
私 「怖いんだろ?私達と関わるのが、また迷惑を掛けるって」
バハムート 「だって、そうだろ?私のせいで部活や勉強時間を無駄にした。私はもう
お前達に会う権利なんて…」
エクスデス 「権利は私が決める事だ。会っていいに決まってるだろ?」
エクスデスは優しく微笑む。
バハムート 「…でも…私…」
ゼロムス 「私達じゃ頼りないか?」
バハムート 「そんな事ない!いつも助けてくれて…ありがとう…」
アルテマ 「ふふふ、それで良いんですよ!」
私 「友達は頼って助けるのが良さだろ?」
バハムート 「…!そう…だな…ありがとう」
バハムートは嬉しそうに笑った。
もう大丈夫。きっと全部、上手くいくから。
辛い時はお互いに支え合わなきゃな。
カオス 「というかバハムート、ゾディアークの事が好きなのか?」
バハムート 「違う!//あれは可笑しくなって居ただけで…//」
私 「気持ち悪いぞ」
バハムート 「酷すぎないか!?」
アルテマ 「やっぱり、これが私達ですね!」
おしまい!
コメント
2件
バハさん無事に回復したみたいでよかったです! まさかゾディさんが好きなのは本心…だったり…???🤔