マキナ「ちっ……なんだよコイツら」
チハル「3人共手伝ってくれたり…?」
マックス「だから!俺流石に死ぬよ!?」
カート「ボーッとしてたごめんごめん」
まるでチハルの願いが耳に届いていないように
2人は自分達の空間だけで事が進む。
チハルの力になってあげたいのは山々だが、
あいにく排除くんの止め方は──には分からない。
何か銃とかがあれば撃って壊すけど。
『ごめんね…壊してもいいなら壊すけど…
リョーコさんに怒られそうだから』
チハル「んーん!大丈夫だよ」
マキナ「とりあえずカナタくんの意識戻るまで待とう」
チハル「うん」
そう言って2人はアカネとカナタの元へ戻る。
何か少し申し訳ない気持ちが襲ってきて
2人のやる気を出させる方法は無いのかと考えた。
──────
………………いや多分無いかも。
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カート「賃金 賃金 賃金 賃金 賃金
賃金 賃金 賃金 賃金 賃金!」
10回クイズのお題を律儀に10回言ったあと、
マックスがズボンを指差す。
カートは少し間を置いて
カート「……………●んちん」
そう答えた。
マックス「スボンなんですけどー!」
「 やだ〜カートくん変態〜」
カート「あーそういうこと?お前それセコいわ」
マックス「四六時中そんなことばっか
考えてるからだよ〜」
カート「四六時中●んちんのこと考えてねぇよ」
マックス「次──ちゃん”しょっぱい”って10回…」
『あの………』
マキナ「……………」
──が指を指してやっと、冷たくドン引きの視線を送るマキナに気付いた男子2人。
そんな視線に気付かず、男子トークに花を咲かせていたのか。
男子高校生みたい、と──もまた呆れの目を
向けるのだった。
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