コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
・hipm夢です(オリキャラあり)
・妄想と自己満の塊です
・ネタだけ置いてます
・個人の地雷等には配慮しておりませんので自衛をお願いします
・閲覧後のアンチ、文句等は受け付けませんことをご了承ください
・駄文注意
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ヨコハマディビジョンのとある中華街。
そこは人混みで溢れかえり、店舗の光が目を刺激する。
そんな様子を朧げに見つめながら歩く。
「……はぁ」
今日は散々だった。
出勤電車が時間に遅れて来るわ、後輩からは仕事を押し付けられるわ、契約云々だからとクソ課長に遠出させられるわ、休みもありゃしなかった。
今日は早めに帰ろう。
そうしようと心に決め中華街を抜け、少し薄暗い道へと入った。
瞬間だ
打撲音、人の呻き声、小さな悲鳴が微かに耳を刺激した。
うわ、ちょっと薄暗くなっただけでこれかよ
そう思ったが、好奇心が心をくすぐってしまった。
「すこし、すこしだけ……」
少し覗いて見てすぐ帰ろうと音の方へ向かった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
そこは裏路地だった。
すぐに行き止まりが来る、小さな裏路地。
音の先はここで間違いないだろう。
ちらり、と覗く───────
そこには血を流して項垂れている男性と、その周りを囲む3人の男が居た。
と、確認すると同時に空色の瞳と目が合う。
「(やっっっっっっっべ)」
めっちゃ知ってる顔だアレ
踵を返し、勢いよく走り出した。
一瞬、ほんの一瞬目が合っただけだが
彼は────毒島メイソン理鶯はきっと私を認識しただろう。
それでいて追ってくるのは確実。
捕まったら更に面倒くさいだろうというのも確実だ。
数十分走り続けた。
もう横浜駅が見えていることから、かなりの距離走り続けただろう。
「流石にもう追ってこないだろ……、
つかれたぁ、かえろ」
「待て」
懐かしい声と共に、ぐいんっと手を引かれる。
「うげぇ……」
そこに居たのは、毒島メイソン理鶯
私の─────元同僚。
「久しぶりだな。海上戦以来か?」
「私結構走ったのになんで追いついてくるのまじで…………」
「久しぶりだったぞ。あんなに追い付けない獲物と出会ったのは」
「はァ……?」
えもの?
その単語に違和感を持ち、顔を上げると
彼はあの時と同じ、軍人──いや狩人の瞳をしていた
「…スゥ…」
上官、この人未だ社会復帰出来てませんけどどうすればいいでしょうか
って感じの話を見たい