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【 彼は”猫”を飼っている 】
⚠️ATTENTION⚠️
ヒロアカ夢小説
固定夢主(♂)
キャラ崩壊が通常運転
まぁ色々とおかしい
口調曖昧
いろんな人間と関係持ってるオリ主
オリ主愛され気味かも。
濃厚な恋愛未満描写あり
雄英高校1年A組
ヒーロー排出率が高く、日本屈指の偏差値を誇る国立高校だ
「おはよー」
華やかな容姿とは対照的に、気だるげで落ち着いた声を発したこの夢小説の主人公・忘過 音
「おはよ忘過!」
「おはよー芦戸。今日も元気だね」
「そう言う忘過は今日も目が死んでるね!」
「クールって言ってくんない?傷つくんだけど」
「えっ、嘘ぉ!ごめーん!(^_−)−☆」
何気ない会話をしながら忘過は自身の席にスクールバッグを置く
「おはよう忘過くん」
忘過の後ろの席に座る生徒、緑谷出久は忘過に挨拶をした
「おはよ緑谷」
忘過も振り返って緑谷を見据えながら微笑んだ
「あれ、忘過くん……首怪我してない?」
「あー、これ?猫に引っ掻かれたんだよね」
「え、猫飼ってるの!?」
「うん。最近から」
「そうなんだ、!猫可愛いよね笑」
「うん、可愛いよ笑 ただちょっとわがままなのがネックだけどね笑」
「そうなの?」
「うん」
曖昧に儚げに微笑む忘過
その表情に緑谷が少しの違和感を抱いたのも束の間。
忘過はすぐにあっけらかんとした死んだ目の表情に戻り、「そーいや今日って数学小テストだっけ?」と緑谷に尋ねた
「えっ!?あ、う、うん!そうだよ」
「えーまじか。緑谷、一緒に0点とってよ」
「ええ?やだよさすがに、笑」
「だろーね、緑谷成績いいし。冗談だよ、忘れて笑」
「ただいまー」
少し広めのマンションの一室に忘過の声が反響する
学校にいた頃とは少し空気感が違う忘過
まぁそりゃあ家と学校で見せる顔が違うのは当然だが。
「おかえり。遅かったな」
扉の向こうから声が飛んでくる。
一人暮らしをしている忘過なのだから本来ならば声が返ってくるのはあり得ないことだが、現在忘過の家にはペット(と言う名の居候)がいるのだ
「そりゃヒーロー科だからね」
忘過はのんびりと手を洗いながらそう返事する
同じ家に住んでいるというのに、忘過とたわいない会話をしている相手は一向に顔を見せようとしない
扉に隔てられた向こうの部屋。扉が開く気配は一切ない
現在家ではキッチン以外電気が付いていないので、リビングなどは薄暗くなっている
そのせいか、部屋には不気味さと奇妙なオーラが漂っていた
忘過は手を拭きながら話しかける
「俺の部屋で何してんの」
「寝てる」
「起きてんじゃん。笑」
手を拭き終わってタオルを元の場所に戻すと、忘過は話し相手がいる部屋の扉へ手をかけた
「ちょ、人のベッドに私服で乗るなよ」
「別にいいだろ」
話し相手はベッドの上に寝っ転がったまま忘過を見据える
「やだよ。せめて着替えろって」
「めんどくせ」
「じゃあ出てけ。居候の身ってわかってんのお前」
「あぁ、わかってる」
「じゃあちょっとぐらい遠慮しろよ」
「やだね」
「わがまますぎだろ」
忘過はそう言った瞬間、学校で緑谷と交わした言葉を思い出した
─────わがままな猫を飼っている
「……ふふ、笑」
「あ?何笑ってんだよ」
「ごめんごめん。荼毘ってほんと猫みたいだなーって笑」
「そうか?気のせいだろ」
話し相手__荼毘はそう言いながら寝返りをうつ
「あー、!寝返りうつなよ。せめて着替えて」
「めんどくせ。じゃあお前が着替えさせろよ」
「はぁ…、、」
忘過はため息をつきながら荼毘の服に手をつける
「はい、ばんざーい」
「ん、」
忘過は淡々と死んだ目で荼毘の服を部屋着に着替えさせる
「ん、終わり。寝ていいよ」
「ん。なんか嫁みたいだったな」
「は????きも。しね。ふざけんな」
「照れんなって笑」
「ふざけんなよお前、クソナルシスト野郎」
そう言われた瞬間、荼毘は“いいだろ別に“と主張するように忘過の唇にキスをした
唇が一瞬重なるだけのソフトキス
「………え、」
忘過は一拍遅れて顔を真っ赤に染め、間抜けな声を漏らした
2人の間に沈黙が流れる
「……………え何してんのお前」
次に忘過が漏らした本音は、軽蔑でも嫌悪でもなく疑問だった
「なんとなくしたくなったから?」
「お前ほんと自己中。てか夕飯どうすんの」
「何があんだよ」
「なんもないしUberする。」
「いっつもそれじゃねぇか」
「いいだろ別に。金は好きに使っていいって言われてんだし、自炊とかめんどいし」
「あっそ。で、何頼むんだよ」
「んー、俺牛丼。お前は?」
「蕎麦」
「うぃ」
忘過はスマホを操作してUberで各々の夕飯を注文する
「何分後って?」
「だいたい25分後」
「わかった」
忘過はスマホを横に置いてそっと荼毘の頭を撫でた
「ん……なんだよ。くすぐってぇ」
「まじで?くすぐり苦手なタイプ?」
「だったら悪ぃかよ」
「いや。なんなら弱み握れてラッキー」
「しね」
「、つーか、ヒーロー候補生がヴィランを家に匿っていいのかよ?笑」
「警察に突き出してほしいならすぐにそうするけど?」
「やだね」
「ほら笑」
「それに、うちにいるお前は“ヴィラン“じゃなくて“人科の猫“だから大丈夫」
「ふーん」
「……じゃ、そーゆーことにしといてやるか」
「なんで上から目線なんだよ」
【 主人公 】
忘過 音
名前の由来 忘過⇒忘れ過ぎ去らせる。音⇒五感の中じゃ音が最も忘れやすいから
個性 忘却
詳細 一定時間指定したもの(記憶や目的、信念、事実など)を忘れさせる。
ただし、無意識のうちに行なっているもの(呼吸や瞬き、五感など)は忘れさせることができない
所属 雄英高校1年A組
年齢 16歳
誕生日 11月19日
性別 男性
好きなもの 可愛い猫・パン
身長 171cm
血液型 B型
出身地 静岡県
性格 めんどくさがりで冷静沈着。意外と面倒見とノリがいい
余談 とにかく愛され系夢主(♂)。荼毘やA組はもちろん、ホークスあたりにも愛されときたい
【 荼毘が忘過の家に匿ってもらっていても大丈夫な理由 】
忘過の個性”忘却”により、匿っている間は”ヴィラン連合の荼毘”という事実を世間に忘れさせているため。
周りには”猫を飼っている”という程で話しているので問題なし
コメント
2件
はあはあはあはあまさかの荼毘……嬉しすぎて荼毘ダンスを舞ってます👱🏾♀️👱🏾♀️👱🏾♀️👱🏾♀️もー内容もすごく好きなんですけど、特に個性とかほんとになんか……もうすごく好きです…🥹🥹🥹🥹🥹💞💞💞💞🫀🫀🫀🫀