テラーノベル
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体を横にしてようやく起きれそうになった。
でもまだ四つん這い(ハイハイ)のような形になっている。
両足が広がってしまうので立ち上がることが出来なく
(う、うっ)
と力を入れ起こそうとするものの起き上がらない体。
気持ちばかりが焦ってしまい足が動かない。
(早く起きなきゃ早く起きなきゃ)
その時急に後ろから体を抱えられた。
保育士さんだ。
ひとつの部屋に数人いる保育士。
そのうちの一人が様子を見かねて助けに来てくれた。
(きゃっ!)
と声とともに両脇を持って立たされるあおい。
(オムツだから立ちにくかった?)
あおいの目を見て話してきた。
女児ブラと布オムツしかしていないあおいは恥ずかしくて返す言葉が出てこない。
立たされたもののモコモコにあてられた布オムツのせいで足の1歩目がでない。
右足に力をいれ前に出そうとするも、思うように動いてくれない。
(どうしたの?おしっこがまんしてるの?)
とあおいに目線を合わせてしゃがんできた。
(おしっこでちゃった?)
と言いながらオムツをポンポンと触っている。
(おしっこしたの?)
と園児に言われ恥ずかしさが増してくる。
足を閉じれないので尿意がきても我慢ができずに漏らしてしまう。
我慢といっても尿意を感じる前にオムツを濡らしてしまうようになった体。
この時も少しづつオムツが濡れ始めていたことは容易に想像できる。
オムツをすると条件反射のようにおもらしをしてしまうあおい。
このままで中学校に戻れるのか不安になりながらも知らぬ間にオムツはぐっしょりと濡れてしまっていた。
いつの間に保育士はあおいのオムツを確認する体勢になっていて、今にも手がオムツカバーにあたりそうなところまできていた。
が確認することなくあおいを仰向けに寝かしつけオムツ交換の用意をし始めて
(あおいちゃんオムツ替えましょうね)
とすぐにぐっしょりと濡れてしまったおむつが見え、あおいは
(え!ウソでしょ…濡れてるの……)
と思う間もなくオムツを交換されていた。
園児はと言うと、お昼寝タイムでほとんどの園児が夢の中にいて起きているのは数名の園児と保育士、そしてクラスメイトたちと中学の先生だけだった。
その同じ部屋で布オムツを汚してしまい新しいオムツに交換されている中学生の姿があった。
時間は14時になろうとしていた。
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