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自分の頬に、ふわふわした何かが当たった。
「ん、、、?」
目を開くとそこには白い尻尾と狼っぽい耳の生えたおらふ君の背中、、、
、、、尻尾?耳?
「あ、おんりー起きたん?」
いや、何当たり前みたいな顔してるの?
「なんか僕狼になったみたい!
どお?似合ってる?」
はっきりいうと、可愛い、、 というか
可愛がりたいって気持ちが強い。
猫も好きだけど、実は犬も好きだし、、、
「似合ってるよ。触ってもいい?」
「全然いいよー!」
許可ももらったことだし、遠慮なく触ろう。
尻尾はふさふさしてて、だいぶ大きい。
耳ももふもふだし、ずっと触ってたい。
抱きしめてみると、いつもよりあったかい。
犬って人間より体温高いからかな?
暖かい体温とまだ覚めていない眠気も相まって、眠たくなってきた。
おらふ君もそれに気づいたのか、一緒に寝よっか!と言い出す。
狼化という普通じゃない現象が起こっても、
やっぱり、おらふ君の隣は楽しいな。
そんなことを考えながら、
暖かい夢にゆっくり落ちていくのだった。