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今回は私の完全なるオリジナルストーリーで、アデルさんの過去を作らせて頂きます。
私の書く小説のアデルさんは原作と性格が違います。苦手な方もいらっしゃると思いますので
ご注意下さい。
ルカーン 「アデル様!」
アデル 「どうしたんだ?」
ルカーン 「アデル様にプレゼントです」
予言者は魔女にネックレスを渡した。
アデル 「ありがとう。大事にするよ」ニコッ
ルカーン 「えへへ(о´∀`о)」ニコッ
魔女は優しかった。人を愛し、予言者の事も大切にしていた。
だが人里に行けば恐れられると思い、森の深くで予言者と共に暮らしていた。
だが、その幸せは長くは続かなかった。
ある日突然、白衣を着た者たちが現れた。
ルカーン 「な、何ですか?」
研究者 「ハインを宿した魔女アデル、お前を連行させて貰う!」
魔女と予言者は研究所に連行された。
そして魔女は「0309」、予言者は「0622」と腕に番号を彫られた。
ルカーン 「何が目的何ですか!?」
研究者 「簡単な話だ。アデルを利用して我々の新たなデータとして 活用するだけだ」
アデル 「ぐぁああああああああああああああああああああ!」
ルカーン 「アデル様!?」
研究者 「今アイツには再生力のデータを取るための実験体になって貰っている斬撃を
永遠に受けるのはキツイだろうがな」
ルカーン 「私が代わりに受けます…!だからアデル様にそんな事しないでください…!」
研究者 「無理だな、お前には再生能力が無い。まぁもうすぐ終わるさ」
アデル 「はぁ…はぁ…ゲホッ…ゲホッ…」
ルカーン 「アデル様…大丈夫ですか…?」
アデル 「大丈夫だ…ありがとう…ごめんな…迷惑をかけて…」
魔女は無理をして笑顔を作る。身体には再生出来ない程の傷が出来ていた。
ルカーン 「アデル様…」
その後も魔女はたくさんの実験を受けた。
骨を折られたり、身体に穴を空けられたりした。もう魔女の心は限界を迎えていた。
徐々に心が擦り減っていく。それを見る予言者は涙を流す事しか出来なかった。
研究者 「ここまでよくやったな、後はこれで最後だ。お前の脳をいじらせて貰う」
アデル 「脳を…いじる…?や、やめて…くれ…」
研究者 「安心しろ、お前の残虐性を引き出すだけだ」
研究者の目的は魔女の悪意を引き出し、強力な戦闘兵器にすることだった。
アデル 「あッ…あッ…嫌…やめ…て…」
ルカーン 「アデル様!!嫌!やめてください!!」
数時間にも及ぶ実験により、魔女は目を覚ました。
ルカーン 「アデル様…大丈夫ですか!?」ポロポロ
アデル 「誰だ…お前は…?」
魔女は実験の後遺症で記憶を失った。
もう、優しかった魔女は居ない。
残虐性を持った魔女に成り変わった。
ルカーン 「アデル…様…」
予言者は魔女が無事だった事の喜びと同時に、以前の魔女に会えない哀しみを背負う事と
なった。
だが残虐性を持った魔女は研究者を邪魔だと思い、研究所を破壊した。
その代償として魔女は封印された。
予言者は魔女の封印を解く為に、魔導士を利用する事となった。
そして十六夜咲夜を取り込み、魔女の封印は解けた。
アデル 「ネックレス…?くだらん」
魔女はネックレスを破壊した。
それをこっそり見ていた予言者の顔には、涙が見えていた。
コメント
4件
残虐性を引き出したせいでルカーンさんとの今までの楽しかった思い出が消えてしまったんですね🥺二人はずっと幸せに暮らすはずだったのに。最後ネックレスを壊してしまっているのも、全て忘れてしまったからなんですね😭😭
これは.....辛すぎる(´;ω;`) 残虐性を引き出すためには優しさは必要ないから記憶を消されてしまう.... ルカーンさんの立場だったら僕多分、鬱になりそうです((( 特にアデル様がネックレスを壊した所とか...残虐性しかなく支配が目的のアデル様には邪魔な物だけど.....でも好き((( お疲れ様です🍵今回も最高でした😭