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そらとくん可愛いすぎ… めっちゃ癒やされる… 続き楽しみにしてますね!
まぶしい朝の光で目を覚ますと、自分の腕の中にまなみがいることに気づいて、そらとは一瞬で心臓が跳ねた。
「……うそやろ」
枕元の時計は、朝8時を少し過ぎたところ。
ぐっすり眠るまなみは、頬をほんのり赤く染めたまま、小さく呼吸を繰り返している。
昨夜のことを思い出して、そらとは片手で顔を覆った。
「……おれ、やってもうたな」
小さくため息をつきながらも、腕の中のまなみを離せなかった。
髪から微かにシャンプーの匂いがして、胸の奥がじんわり熱くなる。
「ん……そらと……」
名前を呼ばれてビクリと身体が跳ねた。
「……起きたんか」
「んー、まだ半分寝とる……」
まなみはそらとの胸元に顔をすり寄せて、猫みたいに小さく甘えた。
「おい、近いっちゃ。わざとしよるやろ」
「してないもん……」
「……ほんまか?」
「……ほんまよ?」
眠たげな声で答えながら、まなみは指先でそらとのシャツをちょんと摘む。
その仕草がやけに可愛くて、そらとの理性が危うくなる。
「……まなみ」
「ん?」
「おれ、もう一回すんぞ」
「え、なにを?」
「……わからんふりすんな」
そらとの低い声に、まなみは慌てて布団に潜り込んだ。
「ば、ばか!朝からそんなんせんよっ!」
「……昨夜はしたっちゃろ?」
「~~っ、忘れてぇ!!」
「忘れんわ。てか、忘れさせん」
布団の中で真っ赤になってるまなみを引き寄せて、耳元でそっと囁く。
「お前、もうおれのもんやけん」
「っ……」
「他の男とか考えんなよ」
「……うん」
まなみは小さく頷き、そらとの胸に顔を埋めた。
その仕草にそらとは息を詰めて、ふっと微笑む。
「……ったく。ほんま、おれの理性試しよるやろ」
「無自覚やもん……」
「無自覚が一番たち悪いっちゃ」
言葉と裏腹に、そらとの声は少し甘くて、昨夜よりも優しかった。