これはとある少女のお話し。
まず、初めに。
主は文章を書くことがとても苦手です。
ご了承ください。
急に話が飛んだり、展開が急でも生暖かい目で見守ってください。
最後に、この物語はフィクションです。
それではどうぞ。
静かな朝
鳴り響くアラーム
少女は瞼をゆっくり開くと時計に目をやる。
重い腰を上げ、鏡の前に立つ
ボサボサな髪にだらしない顔
1日の始まりを告げる。
別にお腹が空いている訳でもないが
味もしない朝食を胃に詰め込む。
何をするわけでもない変わり映えのしない日常
義務化されたルーティン
少女は刺激が欲しかった。
夜更かしをしてアニメを見ても翌朝後悔するだけで
ゲームも漫画も飽き飽き。
いつしか少女は眠りにつく前にベランダに出るようになった。
澄んだ風、静かに眠る街
ぼんやりと灯る街灯に響き渡るバイクの音
少女はそんな夜の世界に憧れた。
誰もいない、誰も見ていない。
自由の世界。
ある日少女は12時を過ぎているのを確認しドアを開いた。
そこに広がっていたのは
満点の星空。黒く染まった街。
少女は目を輝かせた。
フラフラと歩いているとそよ風が頬を掠める
少し冷えた冬の香り。
少女は軽やかにステップを踏み、帰路へ着いた。
そんな事を何回か繰り返していたある日
いつものように、いつもの道を歩いていた少女に一つの考えがよぎる。
『ここの路地を通ればもっと世界が広がるかも』
少女は行動に移した
角を曲がり、暗くて狭い路地をゆっくりと歩く。
突然、何者かに手を引かれ少女は姿を消した。
少女はとっくの昔に闇に染まっていた。
誰にも声は届かない。
少女は酷く後悔した。
その後、彼女の姿を見た者はいなかった。
〜fin〜
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