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mako
353
#SnowMan
おその★
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水瀬菜音
17,127
阿部→←向井キャラ崩壊🈶
Abe’s perspective .
( 阿部視点 )
「 しょっぴー !こっち見て !」
康二が翔太にカメラを向けてシャッターを押す
撮った写真を見て 、2人が笑う 、どうやら事故画だったらしい 。
そんな姿をいつものように遠くから見詰めていた 。
俺は康二のことが好きだ 。
いつも明るく 、泣き虫で甘えん坊の康二は本当に可愛くて愛おしい 。
そんな康二のことをいつの間にか好きになっていた 。
片思いだと分かっていても 、諦めることができない 、それはどこかでまた君が振り向いてくれると信じているからなのだろうか 。
「 阿部ちゃん こっち見て !」
俺の番が来た 。
レンズを見詰めながらピースをして微笑む 。
そんな俺を康二がファインダーを見詰めてシャッターを押す 。
「 いい感じに撮れた ? 」
そんな事を言いながら近づく俺に康二は
「 めっちゃ ええ感じ !」
そう答えた 。
写真じゃなくて俺を見てよ 。そんな心細い事を考えながらまた俺は少し微笑んだ 。
数日後 、今俺は佐久間と居酒屋にいる 。
佐久間はよく俺の恋愛相談に乗ってくれて 、
他人から聞いたらすごくどうでも良いような話を佐久間は真剣に聞いてくれる 、すごく良い人だ 。
「 あ 〜 、まじいつになったら振り向いてくれるだろ 。」
いつものように 、この質問をする 。
この質問はもう10回はしてると思う 。
俺の好きな人が康二だなんて事 佐久間は知らない 、どーせ勝手に女性だと思い込んでいるだろう 。
「 アタックしまくるしかないでしょ !」
お酒を呑んで少しほろ酔い状態で佐久間はいつもの答えで そう言い放った 。アタックなんて 、出来るもんならもうしてる 。恋愛に奥手な俺からしたら もってのほかだ 。
「 あ 、そうだ 」
そう佐久間が小さな声で呟いた 。
酔った佐久間から出てくる言葉なんて 、俺に響くようなものじゃないだろう 。なんて考えていたら 、佐久間が携帯で夏祭りのホームページを開いた 。
「 〇〇神社の夏祭り 行ってきたら ?」
ここら辺で毎年開催されるお祭りだ 。
佐久間の話を聞く限り 、今年は花火も上がるらしい 。
夏祭りなんて何年も行っていない 。
「 夏祭りか 〜 。 」
「 行ってきなよ !」
こんな奥手な俺が 、夏祭りに誘って 、浴衣を着ながら2人で歩けるのか 。
そんな事を考えていたら 、自分の携帯から着信音が鳴る 。
康二からのメールだ 。
康二とメールでやり取りをするのは仕事のことくらいで 、またどーせ仕事のことだろうとパスワードを解除してチャットの画面を開く 。
「 すぐそこの神社のお祭り 、一緒に行かへん ?」
こう書かれていた 。
本当に現実なのか分からなくて 、一瞬夢を見ているのかと思ったが 、本当に現実で頭が真っ白になった 。
我に返ってから 、少し混乱しつつも康二に承諾のメールを送信して 、佐久間に 誘われたことを伝える 。
「 えええ !! がち !? 」
「 がちがち !」
「 そんなの絶対両思いだって ! 行ってきな !! 」
両思いな訳ない 。と考えながら 俺は大きく頭を縦に振った 。
突然のことすぎて 、有頂天になりそうだった
数日経って 前日になった 、俺は喜びで時間がとても早く感じた 。
今日はSnowManの番組の収録があって 、
楽屋に居る 。
集合時間の10分前に着いた俺は誰も居ない楽屋で明日のことを考えている 。
康二が1人になったタイミングで明日の話をしようと考えていた 。
静かな時間が流れたあと 、遠くからメンバーの声が聞こえてきた 。
康二の明るく大きい声も聞こえる 。
少しづつ声は近付いてきて 、少し経つとみんな楽屋に入ってきて 、俺に挨拶をする
康二が1人になるタイミングを見計らっていても 、康二はずっとメンバーにくっ付いて 、離れるような気はしなかった 。
数分経った時 、康二が御手洗に行くと言って楽屋から出た 。
そのタイミングを見逃さず 俺も楽屋から出る
周りから見たらストーカーのように見えると思うがおれはそんなこと気にせず康二に後ろから話しかけた 。
「 明日 楽しみだね 」
そう言ったあと 、康二が微笑んで せやな
と明るく返した 。
その笑顔が本当に可愛くて 、俺も微笑んだ 。
当日になって 、佐久間がもう着ないからと貸してくれた群青色のような浴衣を着て神社に向かう 。
待ち合わせの場所に向かうと康二が立っていて
遠くから小走りで名前を呼んだ 。
その姿に気付いたのか康二が小さく手を振り返してくれた 。
「 ごめん 待った ? 」
「 全然待ってへんよ ! 」
安心そうに微笑むと康二も軽く微笑んだ 。
康二が俺の浴衣をまじまじと見ている 、
普段浴衣を着ないから乱れている所があるのかもしれないと少し焦ったが 、何も無かったかの表情で康二が俺の浴衣から視線を外した 。
数時間後 、わたがしを食べたら可愛いと思われるんじゃないかと変なことを考えて 、屋台でわたがしを買った 。
康二の横でわたがしを口の中で溶かしている。
歩きながらたわいも無い話をして時間がすぎる
その時間がとても楽して 。
「 楽しいね 」
そう不意に呟いてしまった 。
誤魔化そうと微笑んでも康二は違う所を見ている 。
やっぱり康二は俺になんか興味無いのかな 。
祭りは騒音まみれで 、俺の声なんかどーせ聞こえないだろうと 、歌を口ずさんでいたら
「 なんの曲 ?」
康二にそう聞かれた 。
この騒音まみれの中で 、なんで俺の歌声が聞こえたのだろう 。
耳が良いな と考えながら 、曲名は教えずに
片思いソングだと言う事は伝えた 。
少しでも俺の気持ちに気付いて欲しかった 。
歌いながら康二を見詰める 。
すると康二が俺の名前を呼んでカメラを取り出す 。
持っていた食べかけのわたがしを持ってレンズを見たら 康二がシャッターを押す 。
「 いい感じ ? 」
「 めっちゃええ感じ 」
そう言われたのが嬉しかった 。
数時間後 、わたがしも食べきって康二の横に立っている 。
「 もうすぐ花火 上がるね 」
そう呟いてぼーっとしていると
隣からシャッター音がなる 。
咄嗟に康二の方を見ると 、カメラをこっちに向けて俺の横顔を撮っていた 。
「 急に撮らないでよ 笑 」
そう呟くと目の前に花火が上がった 。
目の前が明るくなって 、康二 の肩を叩く
「 康二 ! 見て !」
目の前に映る花火は本当に綺麗で 、
俺の中の思い出に刻まれた 。
「 綺麗だね 」
俺がそう呟いても 、俺の中でいちばん綺麗なのは花火なんかじゃなくて康二なんだ 。
数十分があっという間に経って 、花火も上がらなくなった 。
周りの人も少なくなっていて俺の声をかき消すような騒音も無くなった 。
帰り道 、今日の康二はいつもと違う 。
口数が普段より少なくて落ち着いた雰囲気がある 。
誰も喋らない静かで気まずい時間も俺からしたら大切なもので 、幸せだった 。
「 阿部ちゃん 」
隣で康二が俺の名前を呼ぶ 。
その声はいつもより少し低くて大人びていた。
目が合う 、少し恥ずかしいけど視線は外さない 。
「 俺 、阿部ちゃんの事 好き 」
思ってもいなかった言葉に俺は目を丸くした。
まさか佐久間が言ってた通り 、本当に両思いだっただなんて 。
断る理由なんかちっとも無く 、俺の本音を口から漏らす 。
「 俺も好き 」
そう言葉が漏れた瞬間康二が固まって 、
目から涙がこぼれそうになっていた 。
いつもの泣き虫の康二だけど 、俺しか見れない涙で 。
思い出に残そうと康二の信玄袋に入ったカメラを取り出して康二の泣きじゃくった顔を撮る。
咄嗟に顔を隠していたけどシャッターの瞬間には間に合わなくて 、撮った写真には康二の泣いた顔が映っていた 。
「 見て 笑 」
撮った写真を見て 、康二が笑った 。
それにつられて俺も笑う 。
康二が泣き止んだ後 、俺が手を開いて康二を見つめる 。康二はそれに答えるように手を繋いだ 。
数時間前の俺じゃ想像もつかなかったこの場面に俺は微笑んだ 。
本当に幸せだ 、一生この時間が続けばいい 。
歩いている最中 、康二が告げた 。
「 楽しいね 」
終 。
見てくれてありがとうございます♪♪
前回の阿部ちゃん視点verです✨
ぜひ康二verも見てください!!🙏🏻
物語の途中で出てくる わたがし と いう曲は
本当にいい曲なので聞いてみてください😭
リクエスト等お待ちしてます😆
コメント
1件
読んだよ〜!!😭💕 阿部ちゃん視点ver、めっちゃ良かった…! 「写真じゃなくて俺を見てよ」って心の声、胸がぎゅーってなった…! 夏祭りのわたがしエピソードも、花火の横顔を撮られるシーンも、全部が尊すぎてやばい…! しかも最後、康二の方から「好き」って言ってくるの、阿部ちゃんの片思いが報われて涙出そうになったよ…😢✨ 「楽しいね」って二人で言い合うラスト、ほんとエモかった…! わたがしって曲も気になる〜🎀