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# 第5話
潔は震える手でスマホを見つめていた。
『まだ終わってない。』
その一文だけ。
送信者は不明。
潔「……誰だよ。」
気味が悪い。
いたずらかもしれない。
そう思おうとした。
しかし。
ピコン。
再び通知が鳴る。
潔「!?」
開く。
『次は隠せないよ。』
潔の背筋が凍った。
-–
翌朝。
食堂。
蜂楽「潔、おはよー!」
玲王「体調どうだ?」
千切「無理してないか?」
いつも通りのみんな。
潔はスマホを握りしめた。
言うべきか。
でも。
ただのいたずらかもしれない。
心配をかけたくない。
潔「大丈夫。」
結局そう答えた。
-–
昼休み。
練習場へ向かう途中。
潔はロッカーの前で立ち止まった。
違和感。
ロッカーの扉に何か挟まっている。
一枚の紙だった。
恐る恐る開く。
そこには赤い文字で。
『お前は選ばれるべきじゃなかった。』
潔「……っ!」
思わず紙を握り潰す。
誰かがいる。
自分を狙っている誰かが。
-–
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#鬼ごっこ
ゆりは
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その頃。
少し離れた場所。
凛が立ち止まった。
凛「……?」
床に落ちていた紙切れ。
そこには破れた文字。
『選ばれるべきじゃ――』
凛の眉が寄る。
-–
夜。
潔の部屋。
また通知音が鳴った。
『誰にも言うな。』
『言ったら後悔する。』
潔「……。」
怖い。
だけど。
みんなを巻き込みたくない。
潔はスマホを伏せた。
その時。
コンコン。
ドアがノックされた。
潔「?」
開ける。
そこにいたのは凛だった。
凛「入るぞ。」
潔「え?」
凛は部屋に入り、机の上のスマホを見た。
そして。
一言。
「何隠してる。」
潔の心臓が大きく跳ねた。
-–
凛「お前、最近様子がおかしい。」
潔「そんなこと――」
凛「ある。」
即答だった。
逃げ道を塞ぐような視線。
潔は言葉を失う。
すると。
再びスマホが光った。
二人の視線が同時に向く。
画面には。
『警告したよな?』
というメッセージ。
-–
部屋の空気が凍った。
数秒の沈黙。
そして。
凛が静かに言った。
「……なるほど。」
潔「凛。」
凛はスマホを手に取る。
その目は冷たかった。
「誰だか知らねぇが。」
潔「?」
凛「潰す。」
潔「待て待て待て待て!!」
-–
しかし。
その頃。
犯人は監視カメラの映像を見ながら笑っていた。
「やっと気づいたか。」
その人物の机には。
潔の写真が何枚も並んでいた――。
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コメント
1件
おお、怖い展開だな……! 「まだ終わってない」「次は隠せないよ」ってメッセージ、めっちゃ気味悪いし、ロッカーの紙も赤文字って心理的にえぐいわ。 でも、凛がいきなり部屋に来て「潰す」って言い放ったシーンで一気に空気変わったな!潔が「待て待て」って焦ってるの、ちょっと笑ったけどw 最後の監視カメラの犯人の描写、ぞっとしたわ…。第6話が気になる!