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zm視点
目が覚めた
眩しい朝日が、降り注ぐ
(そんなこともあったなぁ)
懐かしい、昔の記憶
名前を思い出して、少しづつ思い出してきている
まるで、塞いでいたものが取れたように
(許して、、、くれるんかな?)
きっと、ずっと不安だったのだろう
約束を今まで忘れていてしまっていたことを怒られるのではないか、呆れられるのではないかって
彼が怒る時はどんな時なのか
それは、結局わからずじまいだった
rbr【ゾム〜、そろそろ起きや!】
インカムから聞こえてくる聞き慣れた声で、思考が現実に戻された
(外してても聞こえるって、どんだけでかいねん)
【今起きた!食堂でご飯食べたらすぐに玄関向かうわ】
rbr【OK!グルッペン達に言っとく】
【サンキュー!ロボロ】
急いで、正装に着替え、食堂に向かう
ついたそこは、いつも騒がしいのが嘘のように静まり返っていた
(いつもの量はアカンよな)
「大先生!ご飯少なめでお願い!」
ut「おーゾム、そっか今日なんやったな」
「せやねん、やから頼むわ、ついでに髪のセットも」
ut「はいはーい」
そう言って大先生は、ご飯を1人前出してきた
ちゃんといつもより少なめにしてくれている
ご飯の準備が全員分終わったのか、こちらに近づいてきた
ut「髪のセット軽くでいいの?」
「おん!なぁ、ご飯食べててもええか?」
ut「顔動かさへんようにやったら大丈夫」
「わかった!」
できる限り時間を節約した甲斐があって、食べ終わる頃は、出発時刻の三十分前であった
ut「髪のセット終わったで」
「OK!ありがとうな!」
ut「あんま激しく動いたらアカンよ〜」
「わかってる!」
(やべ!荷物を部屋に忘れてもうた)
髪のセットが終わり、玄関に向かおうとした時、気づいた
気づけて良かったわぁ
俺は急いで自室に向かった