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zm視点
部屋に着くと、クローゼットの隣に荷物があった
(良かった〜)
恐らく着替える時に置いたのだろう
外は日が少し昇っていた
ふと、下の方を見ればそこには黒猫がいた
(あの猫、、、あの時のか?)
どこか、懐かしい猫は、トントンと走っていた時に見かけた猫だろうか
とりあえず、今は玄関に向かわないと
玄関には既に、3人とも集まっていた
「すまん!遅れたわ」
gr「大丈夫だぞ!」
tn「日常国の行き方って分かってるんか?」
gr「いや?ロボロが知ってるんじゃないのか?」
rbr「人任せかいな、、、まぁ、知ってるっていうんかな」
「どういうことなん?」
rbr「いやな?賢い猫ちゃんがおって、案内してもらっとったから」
?「ニャーン」
1つ、鳴き声が聞こえた
足元を見やれば、1匹の黒猫がいた
rbr「ノアちゃ〜ん、来てくれんやなぁ」
no「ンナァーオ」
tn「えらい可愛い子やなぁ」
gr「着いて行ったらいいのか?」
「それで着くん!?凄いな!」
no「にゃ〜」
ノアは、所々振り返りながら、歩き出した
着いてこい
そう言っているかのようだった
rbr「はよ行かな!置いてかれんで!」
「よっしゃ!頑張るわ!」
tn「マジかぁ、、、グルさん大丈夫か?」
gr「、、、まぁ、なんとかな」
ノアは迷う素振りもなく、只々、走っていく
その姿が、クロノアさんと重なって
まっすぐ突き進んだ彼は、新しい日常を送っているのだろう
その日常が、幸せであることを俺は願っている