テラーノベル
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学パロ、本人様とは無関係です。フィクションです。解釈不一致 nmmn注意それでは本編へどうぞ
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ため息をつくと、息が白い。ついこの前まで秋だったのに、もう冬休み前になっている。
街中クリスマスムードでイルミネーションがキラキラ光っている。今年も家族とクリスマスを過ごす、疑似クリぼっちになりそうだ。
そんなことより寒すぎる。上着もマフラーもしているのに、なぜこんなにも寒いのか。いざとなったらカイロもあるけど、まだ使うような寒さではない気がする。
体を震わせながら、校門をくぐる。
どうやら、ちょうど終業式が終わってしまったらしい。体育館からゾロゾロと人が出ていく。
終業式に間に合わなかったのなら行く意味はなかったのでは…?
人の波に乗って教室に入る。
みんなが席につき、どんどん冬休みの課題が配られていく。
暇すぎて窓を見ていると、白い粒が空から舞い降りてきた。雪だ。雪はどんどん勢いを増している。
窓はあっという間に白色で埋め尽くされてしまった。
傘持ってきてないのに。割と家遠めなのに。最悪だ…
雪は止む気配がない。学校が終わり、大体の人は下校したというのに、俺だけまだ取り残されている。もうこのまま突っ切って帰ろうか 。
「m、msy…?何してるの?」
なぜか、校門側からskmが来た。校舎側ではなく。学校に戻ってきた…?
「え…いや、skmさんはなんで学校に戻ってきてるんすか?僕は傘を忘れちゃったからどうしようかなーって。」
「ちょっと、忘れ物しちゃって。」
「……後で、傘入る?」
「skmさんが、いいなら。是非。」
「じゃ、帰ろ。」
戻ってきたskmはクリスマスにピッタリ、サンタクロースみたいになっていた。ちょっとどころの荷物ではない。
傘に入れてもらう代わりに、荷物を少し持つことにした。
「僕じゃなくて、彼女さんと相合い傘できたら良かったですね。」
「いや、俺はー、全然いいけどね?…彼女じゃなくても。」
会話が続かなくて気まずい。普通に寒いし、気まずさを紛らわせるため、カイロを取り出した。
シャカシャカと音を鳴らしてカイロを振っていると、skmの視線はカイロをずっと見たまま動かない。
「カイロ欲しいんですか?」
「うん。でも俺、両手塞がってるから…」
確かにskmも寒そうだ。耳と手が赤い。
skmの手を覆うように俺の手を被せて、その間にカイロを挟んだ。
別に、寒そうだったからこうしただけで、なんも変な気持ちはない。多分。
「おー、あったかい!でも、msyの手が冷たくて意味なくなってるわw」
「カイロまだ出したばっかなんで。もう少ししたら温まると思いますよ。」
しばらくこの状態で歩いていると、俺の家が見えてきた。skmと帰り道の方向が一緒で良かった。
「じゃ、僕はここらへんで失礼します。一人で荷物運び頑張ってください。カイロは持っていきますね。」
「頑張る…ありがとう。」
カイロの温かさがポッケからほんのりと伝わってくる。どんなにカイロを振っても、さっきより温かくなることはなかった。
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一旦ここで切ります、短かったですが読んでいただきありがとうございました!
次まで気長にお待ちください。
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