太宰side
中「この栞重てぇ。」
太「その栞ちゃんと持って帰るのだね。中也は。」
中「そう云う手前は栞は如何した。」
太「勿論置いて来たよ。」
中「真面目に持ってる俺が馬鹿みてぇじゃねぇか。」
太「そうだとも。やっと中也は自分が馬鹿だと云う事を自覚したのだね。良かったじゃ無いか。」
中「良くねぇしそう云う意味じゃねぇよ!死なすぞ!」
僕達は言い合いながら下校していた。暫くして先生が僕の分の栞を持ってきた。先生に家は教えてない筈だが、何故家が分かったのだろう。其処は深く追求すると面倒だと感じ無視した。
太「はー!疲れたー!もう動きたく無い。」
中「良く云うぜ。面倒事は俺に押し付けやがってよ。未だ、報告書の整理があンだろ。」
ソファに横たわる僕に中也が分厚い紙で軽く叩く。僕達は夏休みに入り部下に行かなかった仕事(六割机仕事で何度も寝落ちしていた)をこなしていた。明日は殺せんせーの暗殺もあるの為、1日前ぐらいは休ませてくれても良いだろうと思っていたが森さんは休む暇なく(実際には少しあったが)仕事を頼んでくる。実際に5徹目だ。
太「報告書なんて中也がやってよー。僕は今直ぐにでも寝たいの。」
中「この報告書は手前がやんねぇといけねぇ奴なんだよ。其れぐらいやれや。」
太「えー。じゃあ中也が手伝ってくれるなら良いよー。」
中「はぁ。ったく、机行け。終わったら次は明日の準備すんぞ。」
そう云って中也は僕の机に向かっていく。其れに僕は付いていく。
太「中也ってば、本当僕に甘いねぇ。」
中「五月蝿ぇ。手前が手伝えっつったンだろうが。」
僕達は報告書を作成した後明日の準備も終え久しぶりに就寝した。
今回一寸短いですね。良いのが思いつかないんですよね。良い感じになってると良いんですが…
to be continued
コメント
3件
頑張ってください.'
面白かったです!続き待ってます!