短編集第一回!
意外と悲しめになるかもしれません。
苦手な方は回れ右!
メインは金ブロックです!
それではどうぞ!
________________________________
broooock side
僕に名前をくれたのは、シスターという人で、
最初まではNo.102を使っていた。
どうしてこのような名前なのかというと、
人体実験をしているところで生まれたからだ。
ある程度の人はそこで、特殊能力を身につけている。
ちなみに僕の特殊能力は痛みを感じない、すぐに細胞が再生する。
つまり、怪我をしない?ってことだ。
でも僕と同じような人がたくさんいるところで、彼が僕にある名前をくれた。
そっからこの名前「broooock」を使っている。
その人は僕にとって、何よりも愛しい存在で。
彼が帰ってくるのはまだか、まだかと待ち侘びていた。
シスター「みなさーん。No.104が帰ってきましたよ。」
br「あ、きんさーん!!」
kn「うわ!ぶるっく!どしたの?」
シスター「こら、No.102。」
「今帰ってきたのに、いきなり飛びつくのはやめなさい。」
br「、、はーい。」
kn「またいっぱい聞かせてあげるよ。」
br「やった!」
でもそういう彼の目は、
何処となく疲れている気がした。
前のように、目をキラキラと光らせている君はもういない。
でもそんな思いを隠し、必死に元気でいようとした。
そして楽しい数日が終わった。
シスター「No.104、もう行きますよ。」
kn「はい。」
そしてシスターが連れて行く。
あんなに血が溢れている、戦線に。
br「ねえ、シスター。」
「きんときは、今何してるの?」
シスター「頑張ってこの国の平和のために、戦っているのですよ。」
「だから、無事帰って来られるようにお祈りをしてあげるのです。」
br「そっか、、、。」
そこからまた数日が経った。
今日はみんな集まって、マザーからの手紙を読む。
ちなみにマザーっていうのは戦線に立つ人の最高司令官で、その人が女性のことからマザーと言われている。
手紙の内容は、
「きんときがもうすぐ帰ってくる。」
とのことだった。
僕は急いで収容所を抜け出し、きんときが乗っている車に追いつこうとした。
はぁ、はぁ、はぁ。
走り疲れても、走って。
そしてきんときが乗っているらしき車を見つけた。
そこで目にしたのは、
小さい檻の中で、一切れの毛布にくるまって、泣いている彼。
kn「うぅ、。みんなぁ、。ぶる、ヒック、っく、、、。」ポロッ
「もういやだぁ、、、。」ポロッ
「もう、、逃げ出したい、、、。」ポロッ
そう、まだ小さな彼が呟き、泣きながら寝ているのを目にして。
“俺”はある、決意をした。
ずっと考えていたこと。
でも、どこかで諦めていたこと。
そしてきんときが収容所に着く前に、帰った。
nk「おい!ぶるっく!どこ行ってたんだよ!」
kr「みんなで心配したんだからな!」
br「ごっめーんwちょっとトイレ行ってたw」
sha「もうすぐきんとき帰ってくるからな、ぶるっく居なかったら悲しむだろ。」
br「そうだね。」
そして少し経つと、
シスター「No.104が帰ってきましたよ。」
帰ってきた。
kn「ぶるっく!」
そう言いながら、僕に抱きついてきた彼。
今気づいたけど、少し震えていた。
br「おかえり、きんさん。」
kn「また聞かせてあげる!」
br「、、、うん!いっぱい聞かせて!」
「それよりもちょっとまってね。」
そう言ってシスターの方へ行った。
br「ねえシスター。」
「明日、少しだけ外に出ていい?」
シスター「え?それは構いませんが、、、。すぐに帰ってくるのですよ。」
br「ありがとう。」
kn「明日、、、。外、行くの、、、?
きんときがそう不安そうに聞いてきた。
br「うん。すぐ帰ってくるよ。」
そんな“嘘”をついて。
kn「ッ、、、す、すぐ戻ってきてね。ぜったい、、だよ、、、?」
br「うん。約束する。」ニコッ
そしてその日は終わり、もう朝になった。
すぐに収容所を出て、ある場所に向かった。
元々、ある人がきんときを今の状況に追い込んでいるのだから。
その人を殺して、きんときを守る。
だからもう、
純粋の彼のそばにはいられない。
兵隊A「おい、お前!入ってくるな!ここは司令塔だぞ!」
兵隊B「発砲しろ!敵かもしれん。容赦をするな!」
兵隊C「おい!あいつ効いてないぞ。それにすぐ回復してやがる!」
br「ねえ。」
「マザーはどこにいるの?」
「答える気がないなら、、、。」
パンッパンッパンッ
そんな汚い発砲音を鳴らしながら、銃を奪い。
そこにいる兵隊は片付けた。
br「やっと見つけた。マザー。」
マザー「あら、No.102じゃない。」
「お家に戻りましょうね。」
もう何が正しくて、正しくないかなんてわからない。
でも彼が泣いている。
そんな現実だけ否定したくて。
マザーに銃口を向けた。
マザー「あら、そんなことしていいのかしら。」
「お友達のNo.104が悲しみますよ。」
br「お前に彼の何がわかる。」
「彼は背負いやすいんだ。優しいから。」
「だから。」
「こんな戦争を彼に背負わせていいものじゃない。」
「じゃあ、バイバイ。」
「二度と生き返らなくていいからね。」
パンッ
そしてマザーを片付けて。
僕は、約束を守れずに。
姿を眩ました。
________________________________
はい。
これのどこが短編なのでしょうか。
私でも知りたいですね。はい。
この話は一応、これで終わらせようと思いますが、、、。
これじゃ、私の中でもハッピーエンドじゃないんですよ。
もしハッピーエンドを求める方がいるのなら、書こうかな、、、?
コメントしてくださると嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
さようなら!
コメント
1件