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明日はホウエンで同期の送別会。サカモトジムから独立し、シロモミ博士からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねてヒンバスを利用して行くことにした。

なみのりの利用は初めてだったのでひでんマシンの在り処がわからず大遅刻、搭乗する際にヒンバスから冷ややかな目で見られてしまった。

冷ややかな視線に短パン小僧時代を思い出す。「自分はジムリーダーだ、こいつとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。

当職が乗るヒンバスは4Vだ。個体値で選んだのは失敗だった。狭い技スペースに秘伝技は痛む。

到着するまで寝ようと思ったがビキニのお姉さんが泳いでいるということもあり緊張して寝られなかった。

そこで当職は小腹を満たすため、ヒンバスに乗る前に買ったポロックを食べることにした。

ガサゴソと包装紙からポロックを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。

赤ポロックの辛味が強かったのとひざしがつよいせいもあってLサイズのサイコソーダはあっという間に空になった。

腹を満たしてしばらくするとヒンバスはタンバシティで休憩についた。タンバにはフレンドリィショップがあり当職は時間を忘れて食べ歩いた。

再びヒンバスに乗り、目的地のホウエンへ向け出発したのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。

「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

齢三十四にもなる男のとおぼえがホウエン行きのヒンバスの上でこだました。

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