zmemですよ?zm×emです よ!!
⚠エセ関西弁⚠
苦手な方は🔙
emを医務室に置いて、休憩させることにした。みんながみんな居てもゆっくり休めないだろうとtnが俺たちに言った。
zm「……。」
俺は仕事に戻ったがどうにも集中できない。emがこうなったのも、あの時すぐに動けなかった俺のせいだと、そう心の中でおもってしまう。
こんなこと、emさんが知ったら「zmさんの責任なわけやない!私の力不足なだけです!」って言うやろな…。
考え事をしながらぼーっとしているとtnに見つかり怒られてしまった。なので集中しながら書類に目を通す。
次の戦争する国についてやな…。やるき、出ぇへんな。
いつもなら、大はしゃぎし、emにいち早く伝えに行く。怪我したら治療してや!とか、戦う練習に付き合ってや!などと話す。
あの頃にはもう戻れへんのかな。
そんなことを考えているとまぶたが重くなってきて、目をつぶって寝てしまった。
???「……ー!ーー、…ーー!!!」
em「ーー!」
zm「ーーっーー!ーーー!」
em「っ!、ーー!!」
目が覚めるとそこは懐かしい景色だった。花が綺麗な野原に2人の子供たち。明らかに俺とemさんだ。
なんやここ、なんで三人称で俺らを見てるん?しかも声は聞こえへんし、
em「ー、ーーー!ーー!ーーー??」
zm「ーーー、ーーー?」
em「ーー。」
せや思い出した!この後emさんの手ひっぱってないしょ〜とか言って、秘密基地に連れてったんや!
そんなことを考えていると、2人の足が急に遅くなり、ついに止まってしまった。
ん?なんや。そんなことなかっ…た。
その瞬間2人の声が聞こえた。
zm「ふーーん。なんや、お前といたって…………楽しないわ。」
em「え、」
一瞬であった。ふわりと吹いていた風が急に止まる。ゆっくり後ろを向いた俺の顔は真っ黒で、ぐちゃぐちゃで、エメラルドグリーンの瞳だけが光っていた。
な、なんやあれ!、あんなこと言ってへんし、記憶にもない!
すると、急に視界が暗くなっていく。
なんやっ!
ジジッ___ジジジジジジジッ
視界が歪む。頭にノイズが走る。真夜中のテレビのように砂嵐が視界に現れる。眩しくて暗くて、何がなんなのか分からない。
どこや、ここ。emさんたちは!
そう思い周りを見渡す。
em!いた。いまそっちに向かっ…
頭が真っ白になった。emの顔がモヤがかかったかのように黒くなっていた。じゃがりこんで耳を塞いでいるみたいだ。
zm「emっ!俺や!zmや!大丈夫。大丈夫やから!」
顔を見る。その瞬間冷や汗をかいた。emの顔は……黒く、溶けているように垂れていた。
zm「ッはぁ!はぁ、はぁ、はぁ…。」
目が覚める。周りで仕事をしていたみんながこちらを見る。
tn「居眠りすんなや…。ん?zm?」
肩を叩かれてぼーっとしていた頭が動き出す。
zm「ッ!emさん…emさんとこ行かなッ!」
tn「おい!……はぁ。仕事、後でやれよ!」
廊下を走り、emの所へ向かう。
まってて、今、今行くからっ!
ガラガラ
ドアを勢いよく開ける。
zm「emさん…?おき、て 」
夢見が悪いのか、苦しんでいる。
zm「emさん!……っ」
zm「emっ!」
em「うぁっ、……はぁ、はぁ、ん、ッッッ」
起きた、良かっ
em「ンっ!?……っ……カヒュッ…ヒュ…ハゥッ」
っ!過呼吸に、…冷静に、。
zm「emさん!深呼吸や!ゆっくり、ゆっくり!吸ってっーー、吐いてーーー」
em「っ、す、すぅッ……ハッ、ハァッ 」
emに指示をすると指示通りに呼吸をした。
em「すぅぅ〜……はぁぁぁぁ〜。 」
zm「…大丈夫か?」
em「はい……。ありがとうございます。」
想像してしまった。もしemさんが息を出来ず死んでいたらと。俺があの夢を見なかったら。…いや、そんな事考えてもダメや。俺が、できる1番のことをする。emさんのために出来ることをするんや!
zm「……せや!もうそろ飯の時間やねん!一緒に食堂へ行こうや!!!」
そういうとemはびっくりしたような顔をした後、優しそうに笑った。
あぁ。この顔を毎日近くで感じたい。
そう思うのもきっと何かの間違いなんだ。そう言い聞かせてemへの返事を待つ。
em「ありがとうございます!」
zm「なら一緒にっ」
em「ですが一人で行きます。これ以上迷惑かけられませんから……。ニコ」
精一杯の笑顔で笑うemの顔は寂しそうに、辛そうにでこちらを見る。きっと迷惑をかけないようにと言っているのだろう。
迷惑なんかじゃない、俺がやるたくてやってる事やのに。
emさんの為にならなきゃ生きる価値なんかあらへんのに…。
コメント
1件
うわ、、すごく好きです