テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ぐちつぼ視点
ある日のことだった、数年前から関わっていた”あいつ“と連絡がつかなくなった
最初はただ無視されていると思っていたでも1日、5日、2週間たってもあいつは電話やL⚪︎NEなどに出ることもあらわれることもなかった
「本当になにがしたいんだあいつは……
あいつと連絡がつかなくなってから、他の人たちにも”あいつ“と出会ったりしたか、連絡を取り合っているかを聞き出すようになった
でも………あいつと連絡を取り合っている人は1人もいなかった
そして、ツイートや動画、配信など…1ヶ月以上出されることも投稿されることも……
そして俺は悲しみよりも怒りが強くなってきていて、あいつの家に凸ろうとさえ考えるようになった…
それからすぐ事件が起きた
“らっだぁ活動を引退!?!?”
「………は?
もちろん”俺たち“には聞かされていなかった
「……チッ
それから俺は家を飛び出し、一目散に”らっだぁ“の家に向かって走り出した……
気づけば俺はバスの中で外の景色を眺めていた、見慣れた景色のはずなのにまったく違う場所に見えた。そう見えたのは夜中だったからかもしれない
でも、この時は早くらっだぁに会いたかった何故引退のことを話してくれなかったのか、どうして俺たちと連絡を取り合わなかったのか。
「……バカらっだぁボソッ
……そして俺はまた外の景色を眺め始めた
俺はバスを降りたあと猛スピードでらっだぁの家に向かっていた
息が上がってきた頃にはらっだぁが住んでいるマンションが見えてきた
そしてマンションにたどり着くとらっだぁが住んでいる階までエレベーターで上がりらっだぁが借りている部屋の前で動きを止めた
「………お〜い?、いるんだろらっだぁニコッ
そして、部屋のドアの部を回そうとした時………
「……ッ!?ガチャ
「…あいつ馬鹿だろ、鍵も閉めずになにしn…………
そこに広がっていたのは
「………はえッ?
家具が一つも置かれていないただの部屋があるだけだった……
「……クソッ
あれからすぐ大家の人にらっだぁのことについて詰めよった
…普通なら誰かも知らない人に他人の情報を言うわけがないのだが俺が普通じゃない焦り方をしていたらしくこれは何かあると思ったのからっだぁのことや部屋について教えてくれた
らっだぁの部屋は3ヶ月前にはもう部屋を解約していたらしい
しかもその2ヶ月前には違う場所に引っ越したとゆうことも教えてくれた
でもらっだぁが引っ越した場所は知らないと言った
そしてらっだぁは忽然と姿を消した
らっだぁが居なくなってからたくさんの人が悲しんでいた特に運営の人たちは……
みどりくんはショックが大きく寝ることも食事を取ることが少なくなりれうさんに心配されていた……
れうさんも普通に見えるが人がいない時は泣いている、会う時にいつも目の下を赤くしている
ばどさんとこんちゃんには会えていない、でもコラボなどで絡んだ時にいつもよりテンションが低く、バドさんは前の倍くらいタバコを消費しているし寝れていないみたいだった、らっだぁが居なくなったのは思っている以上に大きいものだった。
そして、なに一つ情報が掴めることなくもう少しで一年が経とうとしている
「……気分転換にでも外に出るか
上着を着て、重いドアを開け外に出る。肌に寒い空気が触れ息を吐くと白くなるそして外を見ると雪が降っていた
「冬だな……ボソッ
俺は歩き出したどこに行くかは全然決めていないのでただの散歩をするつもりだ
本当はこんな時に出歩くことはほとんどない何故かって?それは……
「……クリスマスか〜ボソッ
そう、冬といえばクリスマスなどのイベントだが俺は人混みが嫌いだそれにカップルも多くなんか見てて虚しくなるから外には出ない
あ、そういえば昔にらっだぁとクリスマスの予定についてなんか話してたな、久しぶり思い出した確か俺が……「は?、予定がないわけではないからな!?それに俺はボッチじゃないでもボッチで過ごすかもしれないならっだぁはw」
とかいってらっだぁを怒らせてたな〜……懐かしい
「……
なんか虚しくなってきた〜、考えるのやめよ…
そうだ!、久しぶりにケーキでも買うか最近甘いものなんてほとんど食べてないし、なんか無性に食べたくなってきたな……
「ん〜、何味にs……!?ドンッ
(ッあ、すみません
「あ、こちらkッ………
(……それでは
……ぶつかってしまった人は女性だった、普通ならすぐさま歩き出すだろうでも…………
「ッ……まって!!
(ッは?……ボソッ
「……少し、話しませんか?ニコッ
何故か………ここで逃してしまったらもう“会えない”気がしたから
(……ジ~
「……だよな、怪しすぎるよな」
「……やっぱりいいdッ…
(……w、いいよ
「……はぇ?
(……w、ちょッw、その顔やめろ!!wまッw(ツボ
「……???????
(ッwくッ、ごめん…w、昔の友人の顔に似てたからついッww
「……あ〜、ありがとう?
(ッww、おい!…笑わせにきてるだろッw!!
「……w、そんなわけないだろ〜ニコ
この人と話していると少しだけらっだぁみたいだなと感じる。笑い方や喋り方などで少しだけいいや、本人みたいな感じもする。………何考えてんだろ俺、らっだぁに会えなさすぎておかしくなってきたかな…
「……
(……で、話さないの〜?ニコ
「……あ〜、もういい!!、スマホ出せるか?
(え、急に何………
「連絡先………
(……w、わかった…はい これね
「……ん、ありがと
(で、もういいか?
「あ、うん…呼び止めてわるかった…
(全然いいよ!、それに……気づいてなみたいだしな〜ボソッ
「……?、何かいったか?
(ん〜、なんでもないよニコッ
(……それじゃあ、また会う日まで〜
あの女の人は手を振りながら歩きだし、俺はあの人の姿が見えなくなるまでその場にいた。
「………あ、あの人の名前、聞きそびれた…
「……まぁ、いいか…また会うときに聞けばいいことだしな
「……よ〜し、ケーキ買いに行くか!!!!
そして俺はケーキを買いに行くのであった
あれから、約2ヶ月くらいたった。あの人とはまだ連絡をとりあっているでもあの人は名前を教えてくれないのだ、最初はなんで教えてくれないのかと聞くと(時期にわかるから〜)と言われるばかり、そんな感じだったので今ではもう諦めている。
そして今はそのあいつから電話がかかってきている
「……ん?、あいつから電話とか珍しいな
「……もしもし?…ん〜、どうsッ……………
(?、何どうした〜…なんで声がしなくなってんだ〜
「………は〜、、、、おい、おまえバカなのか?
(は?、何急に…
「なんで、俺をお前の家に招こうとしてんだよ!?、おまッ少しは警戒とかsッ
(……あ〜、そんなこと?、gnならしないでしょ
「………は?、なんで信用してんだよ……俺らまだあって2ヶ月ぐらいしかたってないだろ???
(……そんなのいいからさ!、くるの?、こないの俺の家!
「…………行く
(……おけ、じゃあ決まりだ〜ニマ
「………じゃあ、話は終わりだな、切るからなじゃあな
(ちょッ話はおwッ!!………ツッブツッ
「………は?、あいつまじで何考えてんの???
あの人、本当に女か????、もう少し危機感を持てまじで。信用しすぎだろ俺のこと………
「……は〜、でも嬉しかったなボソッ
「……あいつ、なんのお菓子が好きだったっけな…ついでにやるか
この言葉は自分から出た本性だった。
そして、あいつの家に行く日がやってきた。
「……
(お、gnじゃん!、早く入りな…外寒いしニコ
「……あ、うん
(……w、何緊張してんの〜?クス
「……そうだけど悪いか?
(……えッ
あいつは目を見開いてびっくりしていた。そんなあいつを見ていると俺も恥ずかしくなってきたのであいつにもってきたお菓子を無理矢理渡して、部屋の中にはっていった。
(……ありがと、gn
「ん
(あ、いってなかったけどあの部屋には絶対に入らないでねニコッ
「……?、なんでだ
(……教えれないかなアセッ
「………ふ〜ん
(……あ〜、もういいから!、ここに座ってて!
(俺、お茶とってくるから!
「……w、わかった
(……〜〜〜
「………ニヤッ
「そう言われたらな〜…………気になるに決まってるだろボソッ
「……少しだけのぞいても気づかれないよな…
俺はあのはいってはいけないと言われていた部屋に近づいてドアを開けた。そこに広がっていたのは……………
「………あいつッ
「らっだぁのファンだったんだな〜、しかも古参の……
大量のrdのグッズとその他のグッズ達だった。
「………もう少し、はいったっていいよな…ゴクッ
俺は興味本位でもう少し部屋の内部に入ることにした。だがここで止まっていればよかったのかもしれない。
「………?
「……これ、“みどりくん”がrdにあげたやつににてんな〜、気のせいか?
「……こっちはらっだぁの部屋で見たやつそっくりw
「………気のせいだよな?ボソッ
もう少し、奥に進むとガラス張りのケースが置いてあった。結構大きいサイズのものがそして俺はそのガラスケースにはいっている”物“を見た。
そこには………………
「ッは!?……………
この前から少しいいや、だいぶ変だとは思っていた。でも俺はそれを見ないふりをしてきた、だってそんなのおかしい。あいつにあってからたまに会うこともあった、そのときにいつも感じるものがあった。隣にいる時もご飯を食べる時も一緒にゲームをする時いろんな場面でそう感じた。
あいつの笑い声、煽り、落ち着いた声やゆるいとき、そして”笑顔“がいるも”らっだぁ“を思い出された。あいつはらっだぁではないはずなのに、性別も髪の長さも全て違うはずなのにどうしても……
「……なんでここにボソッ
らっだぁだと思ってしまうんだ。
「……らっだぁの金の盾と銀の盾があるんだ?
(……あ〜ぁ…見ちゃたんだ…
「ッ!?
(……本当はね、捨てようと思ってたんだけどな、、、
(これは”前“の俺がもらった物だし、今の俺にはただの重りでしかないはずなのに……
(…捨てれなかったんだ………ポロッ
(…だってこれは”あいつら“がいたから貰えた物だし、俺の,宝物,だから………捨てれなかったポロッ
「……ッ
(……あ、そういえば…ポロッ
(………自己紹介まだだったなゴシッ
あー、知っているよお前のことはいつだってお前は俺の前にいたじゃないか忘れるはずないだろ?
(……ッポロッ
(……俺は、、”らっだぁ“お前らに散々、ネタにされ呼ばれ続けた名前だ(笑顔+涙
「ッ………グィッ
(ッ!?
「ッバカらっだぁ……ッポロッポロ
(……ごめんポロッ
俺はあれからどれぐらい泣いていたのだろう………
今はもう落ち着いていて、rdも落ち着いているみたいだ……、今なら聞いてもいいのかもしれない
……あいつ(rd)が姿を消した理由を…
「……なぁ、rd
(ん〜、どうした
「………ッ
「……なんでお前は俺たちに何も言わずに消えたんだ?
(………ッ
(……悪いとは思ったよ?、でもお前ら絶対に止めただろ俺のこと…
「……ッそれhッッ
(見たらわかるだろ、こんなのでゲーム実況者続けられるわけないだろ!!
(ッ…
(俺は顔出しとかしてないし、ライブは体だしたけど……
(今は何もかも違う、顔も体の作りも身長も………それに“声”も
(ゲーム実況者とか配信者は声で誰かがわかる、でも俺は声も変わってな〜……
(最初は風邪気味とかで配信とか撮影はできたかもしれないだけどいつまでも使えるわけじゃないだろ?
(………だから、俺はお前らから離れた、だってお前らだったらどうにかして俺を留めさせようとするだろ…ポロッ
「……ッ
「……なぁ、rdそれは病気なのか?
(……うん、そうだよ
「……いつからなんだ?
(……ん〜、物心ついた時からニコッ
「……ッ
(俺もさ、もう30超えたし、もう無いと思ってた…
(あの病気さ、たまに性別が変わらない時があるんだよ、それだと信じてた。
(……でも違ったみたいだ
「……ッ
(……でもな、gnに会えたのは本当に嬉しかったよニコ
(……止められるとは思わなかったけどボソッ
「……俺もだよ
(……えッ
「……一つ聞いてもいいか?
(……何
「……お前、インターネットとか見てるか?
(……ん〜、見てない
「………は〜〜〜〜〜〜〜〜
「……
(……まぁ、gn見てたら少しはわかるよ俺でも
「……なんで、見てないんだよボソッ
(え?、戻りたくなるから!
「………ッは〜、俺がバカだったようだな
(え?、何が
「……お前はバカで他人のことを考えるのが苦手ないことを忘れていた俺がバカだったってことだ
(………
「……rd、お前が消えてから俺ら大変だったんだそ????
(………
「……あ〜、これは“あいつら”に聞いた方が早いかボソッ
「……も〜、いいや
「……rd
(……なに
「お前は、あいつらとまたゲームをしたいか?
(………し、たぃ
「……なら、しようぜニコ
(……は?
「なに、何か悪いことでもあるか?
(……ないけど
「……なら決まりだなニコッ
「じゃあ、最初に…………、俺とコラボしてもらうからなニヤッ
(ッ!?は????、ちょッ…なんで?
「……いや〜、コラボしたいから?、それに久しぶりにお前とゲームがしたいから
(……俺、1年くらいずっとゲーム触ってきてないけどいいのか?
「あぁ、いいにきまってるだろ!!
(……ッポロ、そうなんだ
「……じゃあ、これで話は終わりなニコ
「あ、もうこんな時間だし帰るわ
(……あ、うん
「……じゃあ
(……うん、またな!ニコッ
「……ニヤッ
「……あ、ゆうの忘れてたけどお前のことあいつらに教えとくから〜!
「楽しみにしとけよニコッ
(ッ!?!?、は????、ちょッま!!!!
rdが玄関に向かって走ってきたがそれを無視してトアを閉めて走ってあいつから逃げた
「……さ〜て、あいつは俺らのことを散々振り回してくれたからな〜クス
「……次は俺たちの番だニコ
そして俺はらんらんで家に向かって帰った。帰りの途中で実況者が集まっているグループのものにある文を送った………
「rd見つけた……
その分を送ってすぐ、大量のメッセージと電話が来て、スマホは鳴り響いた。
「……w、うわやば〜
「……w、さて〜……rdさんは大変だなw
そして俺はニコニコで家を目指した。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!