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〜おどうた〜
褒められ慣れてないっ!
「うたえもん〜」
おどろくは、ずっとパソコンでプログラミングをしている、うたいさんに話しかけた。
「うたえもんって、すんごく頭いいよねぇ。流石天才だなぁって思うのだっ」
おどろくが、そう言うと、うたえもんは苦笑いを浮かべた。
「僕、そんな頭なんて良くないよ?まだまだできないことも沢山あるし」
「いやいや!うたえもんは天才なのだっ。うたえもん、いつもパソコンカタカタしてて、カッコいいなぁ……って思うもんっ」
おどろくが素直に目を輝かして言うと、うたえもんは、すいっと横を向いた。
「……う、うたえもん?どうしたのだ!?」
おどろくのこと、嫌いになったのだ!?褒めすぎたせい!?でも、本当のことだし………っ!!
おどろくが本気で、慌てていると、うたえもんがまたこっちを向いてくれる。
そして、おどろくに優しい笑みを浮かべてくれる。
その笑顔が本当に、優しくて、おどろくの胸が勝手に高鳴ってしまった。
「…ふっ。おどろくさん、すぐあわてるじゃんっ。狼と言うか、犬みたいで可愛い」
そして、おどろくの頭に手を伸ばしてきて、ポンポンっと頭を叩いてきた。
「お、おどろくは、強強狼なのだっ。犬じゃないのだーっ!!!」
おどろくがムーと口を膨らませると、うたえもんが、また笑った。
「そう言う所ですよ、おどろくさんっ。まぁ、でもそう言うすぐに顔に出る所が可愛くて好きなんだけどね〜」
うたえもんはいつもと同じ感じにゆったりとマイペースで言う。
でも……おどろくは、恥ずかしさが上限に達していた。
「うぐぐ………褒められるって……意外と恥ずかしいのだっ!」
「でしょー?じゃあ、いじり禁止ね〜」
「おどろくは、いじってないのだ!!本当にかっこいいと!!!!」
「はい、お黙り〜」
おどろくが喋っていると、うたえもんがおどろくの頭をポンポンっとまた叩き、リビングへと歩いていったのだった。
そして、残されたおどろくは、またまた顔を赤くさせながら、ムーと口をとがらせていたのだった。