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4 × 1


パクリ 🙅🏻‍♀️

nmmn注意

ご本人様とは関係はございません

体調不良 描写 有り

___














今日もまた 、最悪な夢 と 最悪な気持ち悪さで 、最悪な一日が スタートする 。

布団の端にあった 端末に手を取り 、ブルーライト で 目を覚ます 。


窓の外の色は 、まだ真っ黒 。

スマホ の 時計も 、


1 : 05


と 、真実だけを 知らせてくる 。



赤 「 全っ然 寝れてない .. 」

赤 「 折角 睡眠薬 買ってきたのに 、効いてないじゃん .. っ 」


このまま 寝れない時を過ごしても 、なんの意味もない から 、コンビニへ 調達をしに行くことにした 。





ないくんは 相変わらず 、誰かと 通話をしているよう 。

部屋からは 深夜とは思えないほどの 、元気な笑い声 。


仕事で構って貰えないし 、その分 ストレス も 溜まり続けるし 。


“ 誰かの為に 時間を問わず 我武者羅に働く 彼氏 ” と “ 無能 で 彼氏に愛されたいがために 働く ぼく “


こりゃ 、まぁ 不釣り合いと言われても 反論はしないさ 。


ないくんの事だから 、絶対 愛してくれてるはず なんて 、勝手な妄想 。





広いコンビニの中 、1人の定員さん と 、1人の客 。

またそれが 、寝れなかった 深夜 という事実をつきとめてくる 。



ふらつく足元を 無理矢理 、必死に動かす 。

「 はぁ はぁ 」、と 耳には 自分の 声しか入ってこない 。











やっとの事で 、我が家に 着いた 。


胃を刺激される 感覚と 、ぐるぐると回転し続ける 目の前 が 、精神と共に りうら を 襲う 。


荷物を全て投げ出し 、一目散に トイレへと 駆け込む 。



赤 「 ぅ゙えッ 、 げほッ゙.. 」

赤 「 ひゅ゙.. ッ 、ぁゔッ 」


胃から喉 、喉から口へ 、と 食べたものが逆流して 今目の前に 出てきた 。

がんがん 、と 殴られるような 頭の痛みも 気づけば 先程より 痛みが大きくなっている 。


赤 「 はぁ゙ーー っ 、っほんと やだ .. 」



一定の 嘔吐が終わり 、一息つく 。

だが 、生理的に出てきた涙で 視界がぼやける 。

ほんとに これだけは 慣れないもんだ 。


まあ 、所謂 拒食症 だ 。

体調 を 崩し 、食欲も冴えなく 食べることを避けてきたら いつの間にか 、食べることを拒否するようになった 。




通話が終わったのか 、どたどた と 足音が近づいてくる 。

買ってきた 睡眠薬 だけを 、隠蔽するかのように 慌てて 物の下に置く 。


桃 「 あれ 、起きてたの ? 」

赤 「 あぁ 、うん .. 笑 」

桃 「 珍しいね 、こんな時間に起きてるなんて .. 」

赤 「 なんか起きちゃって .. 笑 」

桃 「 んも 、お前まだ若いんだから 睡眠取らないと 後々やばいぞー 。」


もう手遅れですけど 。


桃 「 てか .. 」

桃 「 それ 何 !? 飯 !? 」


あーほらすぐ ご飯のことだけには 食いつくんだから 。

彼の目線は 買ってきた コンビニの袋の中身 。


最近 ご飯を食べなさすぎて 彼に注意されたばかり 。

ちょっとでも食べようと 、桃味のゼリーと 、試しに買ってみた うどん 。

今から そのうどんは ないくんの胃袋 に 入るんですけど 。


赤 「 うどん .. あるから あげるよ 、。」

桃 「 えっ!いいん?!」

赤 「 ん .. 」



黙々と うどんを食べる君と 、ちびちびと食べ進める僕 。

今にも吐きそう 。



赤 「 っはぁ .. っ 」

桃 「 .. 」



桃 「 りうら .. 最近どしたの 、」

赤 「 んぇ 、」


急にしゃべりかけられるもんだから 、アホな声が出る 。


桃 「 ご飯もろくに食べないし 、今日なんて 隈やばいよ?」

桃 「 元気も無いみたいだし .. 」

赤 「 あッ 、えっッ 、」


元気に振舞っていたつもりなのに 。


赤 「 ちがッ .. 」

赤 「 違うのッ!」


愛されたい けど 、心配はされたくない 。変に思われたくないがために 自分なりの抵抗する 。


… だが 、吐き気という名の 津波 が 襲いかかる 。

トイレに行こうと 立とうとした 瞬間 、突然 、強烈な目眩 が 襲いかかる 。

もう最悪な組み合わせだ 。


違う 、今じゃない 、今倒れたら 負けだ 。


赤 「 やばっ .. 」



でも ..


理性には 勝てなかったようだ 。






鈍い音 と同時に 、誰かを呼ぶ声が 聞こえた 。



記憶が 底に落ちるように 、消えて行く 。





『 もっと 愛せばよかったな .. 。』

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コメント

2

ユーザー

コメント失礼します。 とっても最高でした✨最後に出てくる『もっと愛せばよかったな...。』が二重かっこになっていることで2人の声が重なったような気がしました✨愛されたいけど、どこか心の底に複雑な気持ちがあるんですね...。2人がこの先、幸せであって欲しいです....。

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