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⚠️キャラエンした人物が登場します⚠️
⚠️Hすることはありませんがwszzです地雷の方はここで読むのをおやめ下さい⚠️
〇キャラをちゃんと把握出来ていない部分があると思います。違っても許してください
〇事前設定
・wsとzzは付き合っている
・vnは付き合っていることを知っている
・だが、いつかはzzを自分の物にしたいと思っている
zz:(キングスターダイヤモンド)ズズ
ws:(アルフォート)ウェスカー
vn:ヴァン・ダーマー
【zz side】
ズズは気がつくと暗い地下室に座らされていた
分厚い鉄の扉に重たい鎖
けれど目の前に立つのは
いつもの彼氏餡ブレラのボスウェスカーだった
ウェスカーは椅子に腰かけ、静かにズズを見つめる
「……街に笑顔を振りまくなと言っただろう」
ズズは苦笑して首をかしげる
「えー…そんなん無理やん〜芸人が笑い届けんでどうするん?それが俺の生き甲斐なんやで?」
「生き甲斐だろうがなんだろうが、俺が不安になることは許さない」
ウェスカーの声は冷たくも底に焦りを滲ませていた
ズズは息を吐いてわざと軽口を叩く
「はは…ボスがそんな顔で俺を縛るとか、客席に見せたら大爆笑やなぁ……いやたぶん誰も笑わんか怖すぎて」
ウェスカーは立ち上がり、ズズの頬に触れる。
その手は大きく、そして冷たい
「…お前の笑顔は私だけが知っていればいい」
ズズは一瞬心臓を掴まれるような感覚を覚えた
だが、それでも口元をゆがめて笑う
「俺を檻に入れたいんか?…ほんまに俺が檻ん中で笑い続けられると思う?」
「続けさせる。たとえ俺のためだけでもな」
ズズはしばらく黙り込み、やがて目を伏せる
「……ずるいな、ウェスカー。あんたのそういうとこ、嫌いやない。せやけど……俺、街の笑いを全部捨てる勇気、まだ持てんのや」
それでも鎖は重く扉は閉ざされていた
ウェスカーの支配と愛の境界線は、もう見えなくなりつつある
次回「檻を笑顔でこじ開けろ」デュエルスタンバイ!