はい!!
すみません!!遅くなりすぎました、。
という訳で早速1話目書いていきます( ᷇࿀ ᷆ )
まぁ…色々設定ガバガバなんですけど修正しつつ頑張りたいと思います。
ちなみに、話ごとの題名付けてないのはわざとなので気にしないでください。
))注意((
・お嬢様パロ ・エセ関西弁
𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃!!
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《shp side》
ガバッッ
「こ、ここは…??」
目を開けると、俺はベッドの上で寝ていた。
しかし、いつもの景色ではなかった。
質素な部屋ではなく、紫を基調とした豪華で綺麗な部屋。
まじで此処何処やねん、??
てかなんか俺の手…小さくね、??
とりあえず鏡、。
そう思い、俺はベッドからドレッサーの近くまで行く。
そしてその姿を見た時……衝撃やった。
「だッ誰やこの美少女ッッ!?!?」
目の前の鏡に映っているのはいつもの俺ではなく、……幼い女の子やった。
待ってくれッッ俺の息子はッッ!?
急いで俺は確認するが……
「な、なくなってるッッ……」
えッッ…てことは俺……女の子になってるッッ!?!?
え、いや、え、なんでやッッ!?!?
俺は他にも異変が無いか、様々な所を確認する。
するとポケットの中にはマリアライトという宝石のブローチが入っていた。
…これは昨日の放課後の買い物でzmさんがプレゼントしてくれたやつ、!!
ってことは放課後までは俺の愛しのzmさんと過ごしてた訳なんやけど…、。
なんで”こう”なってる、??
昨日の帰り…もしくは今朝に何か起こったんか、??
思い出せ…思い出せッッ、
何としてでも思い出すんやッッ!!
ー〜ー、〜〜ー笑ー〜ーーー??
〜〜ーーー、!?!?ー〜!!zーーんッッ!!
zmさんッッ!!
こ、れは、??
何時の記憶や、??
あ、れは、昨日の帰りの記憶、??
昨日の帰りは、いつも通りzmさんと話しながら帰ってて……、。
その時に何かが起こって、俺は、、何かを願った、??
そんな時、無理矢理思い出そうとしたのがいけなかったのか猛烈な頭痛が俺を襲う。
あ゙ぁッッ!!クソッッ!!あとちょっとで思い出せるのにッッ!!
肝心のピースが抜けてもうてるッッ!!
何がッッ、何があったッッ!?
俺は必死に考えていると
コツコツコツコツと誰かが此処に来るような足音が聞こえてくる。
何や、??敵か、??
俺は思わず部屋の扉の方に視線を向ける。
コンコンコン ガチャ
扉が開くと、そこには……
メ、メイド…??
俺が呆然としているとそのメイドは焦りだしながら声を発する。
メイド)「お、お嬢様ッッ!?!?目を覚まされたのですかッッ!?!?」
「お、お嬢様、??」
メイド)「少しお待ちくださいッッ!!今すぐ奥様を呼んでまいりますのでッッ!!」
「え、…ちょ、まっ、」
ドタドタドタ
い、行ってしもうた……
いや、それよりも…お嬢様ってなんの事や、??
記憶が混濁してるせいで今の俺は誰かも分からへん、。
なんか記してる本とか何処かにないんか、??
メイドが呼びに行った奥様??が来たら俺終わってまうし、
う〜〜ん、、。
そう考えていると、とある鳴き声が聞こえた。
ニャーン
鳴き声が聞こえた方を見ると、窓の近くに猫がおった。
その猫は何故か1冊の本を咥えて俺の方を見る。
窓を開けて欲しいんか、??
俺は窓の近くに椅子を持っていき、窓を開ける。
するとその猫はするりと部屋に入ってきて、俺の目の前に咥えていた本を置く。
「俺に…くれるんか、??」
返事を返す訳がない猫に対し、俺は問う。
しかし、その問いに返答するように、
ニャーン
と可愛く鳴く。
「…ありがとうな、笑」
と言って撫でてやると、スリスリと俺の手に擦り寄ってくる。
なんや、可愛い奴やな、、
暫く無心で撫でていると、ニャーンとまた鳴き、俺の手から離れる。
「…もう行かんといけんのか、??」
そう聞くと、か弱くニャン…と返答する。
少し悲しくなった俺は、
「…そうか、。…また来てな、??」
と言うと、猫はニャン!!と元気よく鳴き、どこかへ行ってしまった。
可愛いかったな、、。
そう思っていると、俺の目線に1冊の本が映る。
そういえばこれ…なんなんやろか、??
不思議と興味が湧き、俺はその本に手を伸ばす。
“完全攻略本”
タイトルにはそう書いてあり、
…何か意味深やな、 と感じながらも適当なページを開き、中を見る。
そこにはこのように記されていた。
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『ヒロイン』
―ナー・へーデン―
子爵へーデン家 長女。
とにかく可愛く、あざとい。
何故か守りたくなってしまうような存在。
世界で珍しいとされている光魔法の持ち主。
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『攻略対象』
―トントン・フェレハイ―
公爵フェレハイ家 子息。 火属性。
真面目で努力家。
しかし、感情の左右は激しい為、好きになっても冷める時はすぐ冷める。
―ウツ・ロースト―
侯爵ロースト家 子息。 水属性。
頭は良いが、女に関してはクズ男。
浮気性の為、ずっと想うことの出来る人を見つけるのが夢。
―コネシマ・アロガンズ―
王家アロガンズ 子息。 水・風属性。
攻略対象の中で1番の金持ち。
本物の感情が自分自身でも分かっておらず、曖昧のまま人間関係を築いている。
―シャオロン・ギア―
侯爵ギア家 子息。 雷属性。
よく人を煽る。
しかし昔、煽ってしまったが故に虐められてしまった為女性が苦手になってしまう。
―ロボロ・ウォーツ―
侯爵ウォーツ家 子息。 火・風属性。
効率重視でストイック。
“好き”という感情を知らない為、女性との接し方もよく分かっていない。
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『悪役令嬢』
―ゾム・ナイド―
公爵ナイド家 長女。 風(空間)属性。
周りの友人達には気さくだが、ナーが様々な攻略対象と仲良くしている姿を見て、あまり良く思っていない。
最後にはナーとその攻略対象達に断罪されてしまう。
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『ナーの友人(裏ボス)』
―ショッピ・フォーハイツ―
侯爵フォーハイツ家 長女。 土(闇)属性。
極度の面倒さがり屋。
ナーとは仲の良い友人。
コネシマが好きだったがナーに寝盗られてしまい、闇堕ちする。
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え、??
なんや、これ??
不審に思った俺は、もう一度この本のタイトルを見る。
“完全攻略本”
やはり、何度見ても変わらない。
ただ、人物名だけは妙に見覚えがあるような気がして堪らない。
……どっかで見たような…、??
う〜ん、思い出せへん。
ワイ、興味あること以外、記憶能力皆無やからな、。
………あっ、待てよ、??
もしかしてこれ、??
……これゲームだわ。
この前、zmさんと出かけた時色々見てたら見つけたゲームやん、。
登場人物の名前が俺たちのゲーム名と全く同じやったから爆笑したやつ、笑
題名は……思い出せへん…まぁええか。
とりあえずここがゲームの中なのを分かっただけでも大きな成果やろ。
ただ問題は……。
俺、この登場人物の中で誰になったんや、??
安直に言ったら、このナーの友人?って奴なんやろうけど、。
そんな率直にいっていいもんなんか、??
証拠がない限り、他の人の可能性もある。
……まぁ後で分かるか。
ただもし、本当にこのショッピ・フォーハイツになったんやったらめんどいな、。
やって裏ボスやで??絶対めんどいやん。
「はぁ〜、。」
俺は大きな溜息をつく。
なんで俺がこんな目に…。
今日がいつも通りの日々で、いつも通りzmさんに会っていつも通りに過ごせていれば良かっただけなのに。
何故こんなことになってしまったんや、。
……まぁ転生する直前に何が起きたのかも分からん訳やが、。
どうにかして思い出せへんのか、??
そう思い悶々と考える。
すると、先程とは異なりドスドスドスと走ってくる音が聞こえた。
どうやら目的地は此処のようやな。
あのメイドと奥様?が来たんやろう。
…さてどうやって乗り切ろう、。
この世界はゲームの中。とはいえ、俺が誰になったのかも分からへんから対処しようがないねんな。
……よし、記憶喪失になったってことにしよ。
そうしたら細かい設定も無視できるやろ。
我ながら天才的な案やな!!
と思っていると、
コンコンコン
メイド)「お嬢様、失礼します。」
と言われる。
俺は咄嗟に
「…どうぞ、??」
と声を出し、向こうの反応を窺う。
メイド)「お嬢様、奥様をお連れ致しました。 」
母)「shp、調子はもう大丈夫なのかしら、??」
………。
おい、待て。
此奴、今shpって言わんかったか、??
……気のせいか!!
適当に返事返しとこ。
「……えと、貴方達は一体何方様なのでしょうか、??」
メイド)「…え、??」
「私……貴方達の事を知らないのです。申し訳ないのですが、お名前をお伺いしても、??」
奥様)「…な、なんてこと…」
メイド)「奥様……」
よっしゃ、なんかいい感じにいけてるやん。
この人達には申し訳ないけど、どうか許してクレメンス、。
そんな薄っぺらな悲哀を頭の中で述べていると、この2人は思いがけないことを俺に言ってきた。
奥様)「…な、なんてこと、!!あの…あのshpがまともに話しているわ……!!」
メイド)「奥様…!!やりましたね!!…これで悩みの種は1つ消えましたよ!!」
「…え、??」
いや……いやいやいや。
此奴ら何言ってんねん。
実の娘が記憶喪失になってんねんで、??
普通悲しんだりするやろ、!?!?
なんで記憶喪失になって逆に喜んでるねん。
そんなことを思っていると、メイドと奥様は嬉しさの余り、
『旦那様にも伝えないと!!』
と言い、部屋を出ていってしまった。
なんやねん、あの人達、。
………ってか。
やっぱ、shpって言ってたよな、笑
…ということは、俺の転生先はショッピ・フォーハイツ、。
ナーの友人で、このゲームの裏ボス…。
いや、クソめんどいって…!!
ただでさえzmさんが居ない、このゲーム世界で裏ボスまでしろと、??
………。
あぁ〜もうどうでもええわッ!!
どうせやったらこのゲーム世界諸共ぶち壊したるわ。
裏ボスなんて御免やしな。
……よし、。
俺は今日からショッピ・フォーハイツ。
ナーの1番の友人で、コネシマが好き。
やけど結局裏ボス化してしまう。
…ただ、それはゲームの中の単なる”設定”や。
それなら俺はその逆のことをするんや。
俺は今日から。
ナーもコネシマのことも大嫌いな
悪役令嬢になってやる。
となると、元々悪役令嬢設定のゾムとは仲良くせんといけへんのか。
……このゾムって奴にzmさんが転生してたら良かったんやけどな、笑
…ってあかんッッ、。こんなこと考えたら駄目やろ、俺。
zmさんは今も俺が元居た世界でいつも通り過ごしてるんや。
なら、。zmさんが世界一好きなんやったら。
zmさんの平穏を祈っとかんと、、、。
……もう会えへんし、話すこともできない。
いつも通りの日々はもう来ないし、この好きという気持ちも伝えられない。
確かにそれは俺にとって生きる意味が無くなったもの同然、。
やからせめて、。
俺を元の世界で危害を与えた奴。
俺をこの世界へと転生させた奴。
此奴らの不幸を望んで、この世界をぶっ壊してしまえばいい。
これを世の言葉で表すならば、復讐とも言うかもしれへん。
でもこれは復讐よりもさらに重い、、
…そう、断罪や、笑
俺はニヤリと周りから恐れられるほどに不気味に笑う。
するとその瞬間、俺を黒く、もやもやとした渦が俺を囲う。
shp)「な、なんやこれッ!?!?」
俺が咄嗟に、もやを斬くようにして手を振りかざすとパァッと黒い渦は晴れる。
それと同時に
ピコン
と音が鳴ったかと思えば、目の前にゲームのログ画面のようなものが表示される。
そこにはたった1文。
“闇魔法を獲得しました”
とだけ書いてあった。
闇魔法…、??
……そういえば俺の本の説明欄に(闇)ってあったな、??
え、これって闇魔法も使えるよって意味やったんか!!
ってかこのログ画面が表示されるってことは…。
……やっぱりやッ!!
この世界、ゲームの設定だけやなくて、ログ画面やステータス諸々確認出来るようになってるわ、。
これは流石に驚きや、。
じゃあ俺はこの機能と闇魔法を最大限に活用しながらこの世界をぶっ壊せばいい訳か。
……なんやねん、笑 面白そうやん、、
俺はポケットからマリアライトのブローチを取り出す。
マリアライトという宝石が持つ意味は正直分かっていない。
…まぁ調べる前にこの世界に来ちゃったし。
でもこれは唯一、zmさんを感じられるもの。
俺はブローチをギュッと握った後、服に付ける。
shp)「…これで怖くない、。」
と小声で呟く。
そして次の瞬間 俺はパチンッと自身の頬を叩く。
……さてと。
これから礼儀作法とか魔法とか諸々頑張らへんとな。
……楽しみになってきたわ、笑
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約5500字、お疲れ様でした!!
如何だったでしょうか。
今回初めてこんなガチガチに設定組みました、。
めっちゃ大変でした。もう二度とやりたくないくらいです。
ただこんなガチガチにやっても伏線要素全然入れれてないんですよね。
……まぁ書いていく内に入れていけばいいか!!
で、皆さん、
名前の由来は、??
宝石の意味は、??
と気になっていますよね。(多分)
なので由来等をまとめた物を下に書いておきますので、是非考察してみて下さい。
考察要素少ないですけど、笑
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| 名前の由来|
このゲームの世界は『七つの大罪』をイメージして書いています。
それをドイツ語で訳し、主が聞こえた言葉を文字起こししたものが名前となっています。
ナー・へーデン
⇒バカ・ヒロイン
(この人は適当にやってます)
トントン・フェレハイ
⇒暴食
ウツ・ロースト
⇒色欲
コネシマ・アロガンズ
⇒傲慢
シャオロン・ギア
⇒強欲
ロボロ・ウォーツ
⇒憤怒
ゾム・ナイド
⇒嫉妬
ショッピ・フォーハイツ
⇒怠惰
これを軸に物語を書いていきたいな、と思っているので、軽く覚えていて貰えるとより分かりやすく読めるかな、と思ってます。
|宝石の由来|
これは1つの石言葉のみ記載しておきます。
マリアライト(紫色の宝石)
⇒癒し、その他。
その他諸々が知りたい方は調べて下さい。
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という訳でこんな感じです。
長くなりましたが、更新遅いのにも関わらず見て下さりありがとうございます、!!
これからもゆっくりペースにはなりますが書いていきますのでどうぞ宜しくお願い致します。
では!!
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡700
コメント
2件
神すぎる,,,,,。 設定ガチガチ過ぎてすげぇ,,,,。 流石です,,,,。 今回shpくんがメイン目線で出て来るの良き,,,。 shpくんのzmさんへの愛がめっちゃ伝わる。 shpzmてぇてぇ,,。 次回も楽しみにしてます! 頑張ってください!