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kgmmt
異世界転生ぱろ
mt 兄 kgm 弟
といっても2人とも双子で幼稚園児くらい
mtは前世の記憶ある kgmはない
共依存
捏造しまくり
「ね、はやと、だいじょうぶ。ぼくがまもってあげるからみみふさいで、むこういて?」
「やだ、にぃにとはなれたくなぃ、にぃにといっしょ。にぃに、、 」
目の前でなにかこそこそと話し、冷ややかな目でこちらを見る人。また、僕達を忌まわしき子供と呼んで、侮辱している。その目玉をほじくり出して、弟と、一緒に居たいのに。
この村では、言い伝えのようなものがある。
双子は、心中者の生まれ変わり。心中はこの世界の大罪に分けられるようで、双子は纏めて殺されたり、片方だけを殺したり。
…確かに間違っては居ない。
前世、僕は社長、今世で言う弟と心中した。彼は、 社長という荷物が重すぎて、僕は不老という事が苦しくて、恋人であった彼に相談し、彼と一緒に死んだ。
呆気なかったと思う。手を繋ぎ、互いに腹にナイフを突き立てて、そのまま死んだ。
別に面白みがない、というか。いや、面白くなんて一切ない。彼も僕も苦しかったから、死というものに救われたんだけれども。でも、簡単にお互い死んだと思う。
「ぼくだって、くっついていたいけど…、はやとはきいちゃだめだから。おにーちゃんからのおねがい。」
「ゃ、にぃにといっしょ、ね、おれ、ひとりや。ね、にぃに、にぃに。おれ、ずっと、みみふさいでるから、」
「だめ!ぼくだって、いっしょにいたい。でもね、だめなんだよ。はやとをまもらないとだめだから。おにいちゃんはおとうと、はやとを、ちゃんと、まもらないといけないから。」
願わくば、恋人であり、弟であるハヤトと一緒に永遠と過ごしていたい。
こんな場所から出て、普通に暮らしたい。
こんな場所無くなってしまえばいいのに。