コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
E「…やばい…めっちゃドキドキしてる…」
こんな拓けた場所で隠れるようなキス。俺がそんなことを言わなくても、あろまの首に触れればそれが一瞬でわかる。俺たちの脈がとてつもなく速くなっていた。向かい合ったあろまの、どことなく恥ずかしそうだ。それから少し経って偉そうに、
A「俺、お前が気付かないのかもって…珍しく頑張ったんだけど。 それに対するご褒美はないわけ?」
らしくないって言ったこと、根に持ってるのかもしれないな。俺はあろまの頭を軽く撫でる。
E「うん、ありがと。あろまが頑張ってくれたおかげで俺も自分の気持ち整理できた」
A「そっか」
なんとなく、お互いの手に触れる。華奢なあろまの手は細くて綺麗だ。このまま寝てしまうのはもったいないな…
E「じゃあさ、お礼するよ」
そう言ってコテージの中へとあろまを引き入れ、2つ並んだベッドの片方、俺の方に寝かせた。
A「お礼って…ナニするんだよ笑」
E「おい笑うなよ。情緒ねぇなぁ」
A「それは…」
知ってる。笑ってごまかしていないといけないくらい恥ずかしいってこと。長年の付き合いだともう考えていることくらい手に取るようにわかるもんなんだよな。
E「大丈夫だって」
A「お前の大丈夫は信用ならないんだよ」
E「安心して。こんなとこじゃ最後までできないし」
A「まぁそうだけど」
E「触るだけ、ね?」
A「…ん」
Tシャツの裾をそっと掴み、ゆっくりと脱がしていく。さっきの手と同様に華奢な体だが、俺にはそんなこと関係なかった。こいつの、あろまの体だからってだけで気分が高揚してくる。
少し汗ばんだその首に手を這わせ目をじっと見つめると、すぐにふいっと逸らされてしまった。それでも拒まないってことはあろまからの承諾は得られてるってこと。こういうツンデレなところ、俺としてはすごく気に入っている。
A「くすぐったいかもしれないけど、ごめんな」
首元に顔を近づけ、触れるか触れないかくらいの距離でキスをする。
A「っあ…」
あろまの口からは小さな声が漏れる。首から下に降りていき、鎖骨、肩とゆっくりゆっくりキスをしていく。時折喉仏が上下するのを見ては、エロいな、なんて考えて、はぁ、とため息のような声を聞きながら進めていく。
A「下…きつい…」
E「うん」
ズボンと下着を脱がせ、高ぶったそこを横目に見る。
E「下に聞こえちゃうから、声は抑えてね」
俺の顔をじーっと見て、コク、と頷いてくれる。気温の高さとは別に、メンバーに聞かれるかもしれないという緊張感で俺たちの体は汗が滲んでいた。
To Be Continued…