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コメント
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スゥゥゥゥ 待ってます
はぁ………先週サムに『来週頼んだ。』って、言ったけど…。二週間連続で休むのって…エエのかな?ま、とにかく……生理ってことはしらせるか。
「サムぅ………」
「ん?どなしたそんなだるそうな顔して!?」「あ………その…」
言った方がええんか?学校やすむ。のほうがええか。
「俺今日学校やすむからおまえは学校いっといて。」
「は?なんで休むん?」
「いや、少し頭痛いから………」
「……ほんとか?」
「うん……(頭じゃなくて腹だけど…)」
「…お前……生理やろ!?」
「げっ……はぁ………バレてもうたか…汗」
「……はぁ……二週間連続で休むことになるな。」
「いや、おまえは学校に行き」
「いやや。先週付き添ってくれたんやから。今週はそのおかえしや。」
「…でも、学校行ってくれへん?行きたいやろ?お前。」
「…っ………コクッ」
「ん、ほないきぃや。俺もあまり無理はせんから。おまえの熱が移った。っていっとけ。」
「は!?なんで俺の熱なん!?」
「そう言っちゃったから……」
「……わかった…安静にしとけ。」
「うん……」
そっか……ツムは今週生理なんや。
『来週頼んだ。』それって…やっぱり生理のことか。でも、学校にいくってことになったんだよな。ちょいちょいメールすればエエか。
「ん、朝御飯。ゼリーな。リンゴの」
「プッ…先週のみたいやな……ww」
「う、うるさいわ!安静にしとけっちゅうたろ!」
「はいはい…って、おまえ遅刻するぞ?」
「あっ!?ごめっ、行くわ!」
「おう、行ってき。」
「なんかあったら、すぐに駆けつけるから。」
「おん、無理にしてこなくてもエエがな。」
「んじゃ、行ってきます。」
サム…行ってもうた。ほんとは行ってほしくなかったけど、あんな部活に行きたいです。みたいなかおされちゃ、戸惑うはアホ。
少し腹いたくなってきたなぁ……。さするか。あ、その前に薬飲まんと………でも、あれ効かないよなぁ、女性用だし。男性用いつかでぇへんかな。男性の方が生理重いし痛いし苦しいし……はぁ………いててっ…
サスサス………やっぱり、自分の手でさすっても無理があるよな。少し、横になるか。
『夕方の5時には、急な大雨に気を付けてください。』
あいつ、傘持ってったか?届けにいくか。四時半ぐらいに家でて……その時お腹いたくなかったらなぁ………。
「あれ?侑は?」
「熱あって………」
「いや、なんでおまえが看病しないん?」
「おばあちゃんが来てくれるみたいで……」
「……そか。」
「まぁ、お前は熱がなおってよかったな。」
「そうですね。アラン君。(ほんとは生理やけど……)」
「どなした?アラン」
「ん?なんか、侑が熱なんやって」
「そなん?」
「はい」
「だったら、おまえも帰れ。」
「え?」
「お前、先週看病一生懸命されたんやろ?だったら、おかえしでやってこい。たとえ、侑に学校に行ってもエエよ。って言われても部活やりたくとも、侑を優先しぃや。家に誰かがいなくても、看病はせんとアカンよ?」
「………っはい……」
「二週間連続で休むなんて、どうだってエエわ。勉強より、部活より、家族の方が大事やろ?」
「はい………」
「うん。ほな、行ってき」
「はい!」
猛暑ダッシュで、家まで走った。
あ、お腹いたい……やばい横になってもいたい…スマホ……あ、二階やわ。取りに行かへんと……
ズキッ!!!
「うわっ!!??あがっ……ヒュッ…」
痛い痛い痛い……やばい……意識が………
「ツム!!!!おまえ!アホ!無理するな!って言ったよな!?」
「、ごめっ……スマホをとり、にいこうと思って」
「ええから、とにかく……リビングにいこう。」
「あ、ありがとう………」
なんでかえってきたんや?こいつ……
「……お腹さするから少し座れるか?」
「うん」
サスサス………
「うわっ………めっさ効くやん」
「だろ?俺がおまえにやられたときもめっちゃ効いたん」
「あ………」
「ん?」
「背中もやって………」
「おう」
サスサス………
はぁ……帰ってきてくれてよかったわ。
次回 研磨の体調不良
お楽しみに