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幻千(いやこれは千幻なのか……?
大学生パロ
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春の午後。大学のカフェ。
「千空ちゃーん」
ひらひらと手を振る幻に、千空は露骨にため息をついた。
「うるせぇ。ここ図書館並みに静かにしろって書いてあんだろ」
「えぇ〜?オレ静かじゃない?」
全然静かじゃない。
千空はノートパソコンから目を離さず、カタカタとキーボードを打ち続ける。
研究室の課題レポートで締切は明日。
「ねぇねぇ、今日デートでしょ?」
「あ゛?違ぇ。ただの昼メシだ」
「はい出ました〜。付き合って三ヶ月経ってもデートって言わない系彼氏」
「言葉の定義に意味はねぇ」
そう言いながらも、幻の分のアイスコーヒーはちゃんと先に頼んである。
幻はそれに気づいていた。
「……ほんと、優しいよねぇ」
「合理的なだけだ。お前が甘いの飲むと午後眠くなるってデータがある」
「オレの体調をデータ化してる彼氏こわ」
そう言いつつ嬉しそうに笑う。
少しして、幻はストローをくるくる回しながら千空ちゃんを見つめる。
「ねぇ、千空ちゃん」
「なんだ」
「オレのこと好き?」
ぴたり、とキーボードの音が止まる。
「急にIQ下がる質問すんな」
「いいから〜」
千空はゆっくり視線を上げ、
「好きじゃなきゃ、時間割いてねぇ」
幻の耳が赤くなり、
「それはさぁ……ずるくない?」
「事実だ」
「もっとこう、なんかないの?」
千空は数秒考えてから、立ち上がる。
そして幻の隣に移動して、さりげなく肩を寄せた。
「これで満足か」
距離がゼロになってしまい 思考が一瞬止まってしまう。
「……ここ、公共の場なんだけど」
「触れてるだけだ。違法じゃねぇ」
「理屈で押し通すのやめて?」
と袖をつかみながら言った。
「ねぇ、千空ちゃん」
「なんだ」
「オレさ、わりと本気で好きなんだけど」
「知ってる」
「なんで?」
「好きに理由なんぞいるかよ」
その言葉に思わずビクッと反応してしまった
「……そりゃあ、参ったねぇ」
「俺もだ、バカ」
その一言で、 幻は完全にノックアウトされた。
以上となります🍀
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