コメント
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「ホラ、じっとしてろ」
「うっ……すみません」
結局、自力で脱出できないほどぐるぐる巻きになってしまったロメからブランケットを引っぺがしながら、ルチオは呆れたような顔をした。
「何やってたんだよ、ほんとに」
「(ルチオさんとザックさんのラブシーン妄想してたらこんなことに……なんて言えない)」
「……どうなってんだ、コレ。よく自力でこんな状態になれたな」
「は、はあ……」
間近でブランケットと格闘しているルチオを、改めて見上げる。
「(……髪下ろしてるルチオさんって、新鮮だなあ)」
少し長めのピンクの髪が風呂上がりの湿気でしっとりとしたまま、無造作にあちこちを向いている。
「(……改めてみると、ルチオさんって、顔、****************
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