この作品はいかがでしたか?
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ーーー願望と、痛み。
注意喚起〜病んでる中也(いつも通り)
頑張れ恋愛小学生太宰さん
マフィアはただのセコム。
姐さんとヴェルレエヌさんが
色々凄い()
ーーーー
気づけば、
あの拷問の日々から4 年が経ッていた。
俺は、相変わらず、だと思う。
多対1には向かなくなッたから、
要人の暗殺などを一人で行う。
禁止されてる異能を遣い、
ナイフや銃弾を浮かせ、突き刺す。
若しくは、ベクトルと重力を操り、
セルフ首吊みたいにして殺す。
異能を使う度、
傷口は開き、
血は出る。
……、それでも、俺は、
化け物は、ただの文字列は、
……、皆の、役にたたなくちゃ…
ある日、Qの奪還に、
俺が向かわさせられた。
そう言えば、今は武装探偵社、
というところと停戦中。
………まァ、なんでもいいや。
任務前だから、
睡眠薬はやめておく。
代わりにナイフを、腕に走らせた。
血が出る。
此の儘じゃ不衛生だから、
適当に包帯を巻いた。
………まるで、太宰みたい。
……、…こんなこと考えてちゃ、迷惑だよな。
Qの奪還に行くと、そこには太宰がいた。
……一瞬、太宰だと気づかなかッた。
伸びた背、砂色の外套、
………此奴は、
光の世界でもやッていけてるんだな、
………俺なんて、本当に、
ただ、昔使ッただけの駒、
いらない存在。
…………なら、これ以上呆れられないように、
……がんばら、なきゃ…。
Qを見つけた。
ソレまでに、太宰との会話はない。
ただ、彼奴は俺を見て、顔を顰めていた。
…………そんなに、俺が嫌いか…?
Qを重力操作で浮かし、
外に出る。
……腹から血が出てきた、
痛くはないけど、不快感が俺を襲う。
すると、太宰は俺に触れ、Qを奪ッた。
「ッ、そいつは、
マフィアの、だから、返せ。」
俺の、そのちぐはぐな言葉に太宰は、
『分かッてる』
其れだけ口にした。
そして…
「でかい…タコ…?」
変な異能力者と相対したのである。
………俺たちは、追い詰められた、
ソレこそ、汚濁を、使わなければ、
……死ぬほどに。
『………ちゅう、や、君、
その体で、汚濁は…!』
………此の体にしたのは自分なのに、
よくわからない言葉を云う太宰、。
確かに、汚濁を使えば、
俺は死ぬかもしれない。
………でも、組織のために、
ソレに、…
………俺ももう、いいや。
……死にたい。
「汝、陰鬱なる汚濁の許容よ」
『…やめろ中也。』
『更めて我を目覚ます事なかれ。』
ーーー願望と、痛み。
Next↳♡2000 or 💬3
謎に前回クソ伸びました()
ありがとうございます()
コメント
6件
最高すぎでした!👍