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親子書きたくなった
⚠⚠決してカプではない‼️‼️マジで‼️‼️‼️⚠⚠
⚠独自解釈まみれ
⚠文がおかしいかも
あのこういうの書くの初めてなのでほんとに許してくださいほんとにあと決してカプではありません
…
「ハハハッ!!俺らがサーバーを壊し始めた時のあいつらの顔!本っ当に最高だ!!」
「ああ!フフ…あの絶望しタ顔がたマラないんだよナ〜!!」
いつものことだ。どこかの知らないサーバーを荒らし、BANされてしまう前にそそくさと立ち去る。それが007n7とNoliのやり方だ。BANされたとしてもそれをどうにかすることは一応できはするのだが。
「明日はドコへ行く?Seven。」
「明日か?まあ…明日もいつも通りでいいだろ、適当なとこ行ってちゃっと終わらせてやる!想像するだけでもうニヤけが止まらねぇぜ!!」
「ハハッ…ワタシもそうダ、Seven。明日会うやつラはどんな反応を見セてクレるか…!!楽しミで仕方がナイ!」
「じゃ、また明日どっか行こうぜー!Noli!」
「それジャア、マタ明日。」
007n7はNoliと別れ、自身の家への帰路に着いた。今日は運悪く雨が降っていた。それもかなりの大雨だった。
「うわっ、雨かよ…チッ、最悪だ…」
舌打ちをしながら道を歩いていく。幸い近くにいい店があった。そこで簡易的な傘を買い、雨を凌ぐ。傘に当たるぽつぽつというような心地よい雨音が耳に入る。その雨音に紛れ、何か別の音が聞こえた。子どもの泣き声のように聞こえた。音源はしばらく進めばすぐにあった。段ボールの中に入り、タオルだけを身につけて寒そうに体を縮こまらせながら泣いていた子ども。おそらく1、2歳ほどだろう。
「…ガキかよ…めんどくせぇ…」
そう思いスルーしようとしたが、007n7はどうにもその子どものことを無視できなかった。普段悪事を働きまくっているのに、まだ「良心」というものが存在している。007n7はそのことに自分でも驚いた。あとひとつ、驚いたことがあった。
その子どもは、どこか自分に似ている気がした。
妻もいないのに。妻どころか彼女すらできたことがないというのに、なぜだろうか。それに見た目から明らかに違うのに、なぜか007n7はその子どもが自分によく似ていると感じた。このまま放っておけなかった。
「…こいつすげぇ寒そうだな…チッ、なんで俺はこいつのことを無視できないんだ…仕方ねぇ、一旦持ち帰るか…」
傘を子どもの上を覆うように置き、その子をゆっくりと抱き上げる。温かい。人の温もりがこんなにも温かく感じられたことはなかった。未だ007n7の腕の中で涙を流し続けてはいたが、007n7のことを嫌がっている様子はない。置いていた傘を手に取り、子どもを落とさないよう慎重に傘を差す。そのまま家へとたどり着く。その間に子どもはぐっすりと眠りに落ちていた。
「…どうするか…子育てなんてしたことねえし…孤児院に預けるか…?いや、でも手続きとかめんどくせぇな…ってか、道具とかもねぇし…だーっ、クソッ!!何から始めたらいいんだ!?」
もちろん子育てなんてしたことがない、子どもの面倒を見たことすらない007n7は途方に暮れ始める。でも、そうだ。わからないなら調べればいいじゃないか。自分のスマホを手に取り、色々と検索してみる。
「子育て 何から始める」
「落とし子 育て方」
「子育て 道具」
「子ども 育て方」
「孤児院 預ける時 どうする」
「孤児院 メリット デメリット」
とにかくいろいろなキーワードを使い調べた。いつかこの子の本当の親が見つかればいいと願うが、あんなところに捨てていくのだからもし見つかったとしても引き取る気など更々ないだろう。孤児院に預けるのは気が引けた。自分で育てるにしろ孤児院に預けるにしろ手続き等に手間は必ずかかるからどっちでもいいかもしれない。でも、自分で育てたかった。この子のためにも。まだこんなに小さいこの子には「親」と呼べるものが必要だろう。自分がなるべきなんだと、007n7はそう思った。だとするとこの子を養子にするために何かしら手続き等がいるのではないか。それも調べてみた。色々と手順が多くはあったが、なぜかこの子どものためならば苦であると感じなかった。むしろ胸を躍らせていた。Noliとはあれ以降会っていなかった。
「お前は今日から俺の子だ。俺がお前の親で、お前はどこかに行ったらちゃんとここに帰ってくるんだ。」
そうして晴れて、この子は007n7の子となった。養子としてだが。名前は「c00lkidd」と名付けた。手続きをいろいろしている間に粉ミルク、抱っこ紐なども揃えた。まだまだ必要はものを買う必要はあるだろうが、一旦はこれで十分であろう。
数週間して、007n7が子育てに慣れてきた頃。c00lkiddのことがとにかく可愛く見えて仕方なかった。子を持つとはこういうことなのか。正確には自分の子ではないのに、それでもひとつひとつの仕草、まだ発達しきっていない口から出る言葉、ゆっくり、ぺちぺちと足音を立てて歩いてくる小さな体。眺めているだけで、自然と幸せな気持ちになった。
ハッキングをしていた頃より、断然こっちの生活の方が良かった。今まで気が付かなかった。
007n7は、そういえばまともな職を持っていなかったことに気づく。こんな自分を採用してくれる会社があるのかと不安だったが、とにかく面接の練習をしまくってなんとか会社に就職することができた。自分が仕事をしている間、c00lkiddは幼稚園に預けることにした。仕事で成果を上げ、自分を賞賛する言葉、上司からの感謝の言葉。それを聞く度007n7はこう思う。 “ 正しく生きることがこんなにも楽しいことだったなんて ” と。全てc00lkiddのためにやっていたことに過ぎないが、その過程で007n7は新しいことに気づいたのだ。
「…もう、ハッキングはやめよう。c00lkiddにも悪影響だ。あの子には僕のようにはなってほしくない…」
そうして007n7は、ハッカーとしての007n7を捨てて父としての007n7になった。悪事を働くことを金輪際辞め、これまでしたことの償いやc00lkiddの成長のため、とにかく仕事や子育てに自分を犠牲にした。
Noliとは完全に連絡を絶った。引っ越しもし、ハッカーとしての自分を完全に捨てた。
「これからはc00lkiddのために生きていくんだ。」
そう心に誓いを立て、またそれを生きる希望にして007n7は今日も生きる。
あれから数年が経った。
「じゃあc00lkidd、パパはお仕事行ってくるからね。」
「ぱぱ!ぱぱー!」
「あははっ…パパがいなくて寂しい?大丈夫だよ、パパは戻ってくるから。では、お願いします。」
まだ発達していない言葉を使って話しかけてくる姿が愛らしくて仕方がなかった。そして幼稚園に送る時、こうやって少しずつ覚えた言葉を使って離れたくないとわがままを言ってくるのも可愛かった。たまに泣いたりもしたが、こういうものなのだろうと思った。
4、5歳あたりになると言葉が大分発達してきて会話を楽しめるようになった。幼稚園での出来事などいろんなことを嬉しそうに話す我が子の姿が、とにかく愛おしかった。子を持つだけで人はこんなにも変わるのか。
「よるごはんおいしいよ、パパ!」
「そう?あははっ、おいしい?よかったよ。パパもお料理頑張った甲斐があるな。」
えへへっ、と笑いながらにぱーっと笑顔になる。我が子というものはこんなにも可愛いものなのか。こんなに可愛い子を捨ててしまうなんて、実親は気の毒だなと思った。いろいろ大変なことはあったが、それでもこの子のためならばと007n7は身をすり減らした。正直かなり疲弊はしていたが、それでも自分の感情で怒ることはせず、暴力もしなかった。こんな可愛い子に暴力だなんてできなかった。
Noliは自分のことを探しているのだろうか。それとも新しい仲間を見つけてまたハッキングをしているのだろうか。それか一人で続けているのか…
…もう今の自分にハッカー時代のことを気にする必要はない。Noliにこれがバレないといいが。
今日は休日。
「c00lkidd、パパ少しお買い物行ってくるからいい子で待ってるんだよ。」
「はーいっ!いってらっしゃい、パパ!」
c00lkiddのおやつ、夜ご飯の具材、その他にもいろいろ…あと、少し奮発してピザを買ってみた。せっかくの休日だ。たまにはいいだろう。重たい袋を抱え、玄関の扉に手をかける。
「ただいま、c00lkidd。」
「おかえり!」
「ふふっ…今日はね、c00lkiddの好きなピザを買ってきたんだ!」
初めてc00lkiddがピザを食べた時の笑顔が忘れられなくて。それからも、ピザを食べる時はとびっきりの笑顔を見せてくれた。今日もこの笑顔が見たくて、ピザを買ってきた。c00lkiddと訪れる時や007n7が訪れる時にほぼ間違いなくいるあの店員、Elliotとは顔見知りになるほどあのピザ屋にはお世話になっていた。たまに世間話をすることもあった。
「ピザ!買ってきてくれたの!?やったー!!」
飛び跳ねて喜んでいる姿が愛おしい。
そうして何度もそのピザ屋を訪れるにつれ、Elliotとはだんだんと親しくなった。連絡先を交換する程度だったが。店員と客なのだから仕方がないだろう。こんな自分となぜ接してくれるのかと思うが、多分彼は007n7が元ハッカーであることを知らないのだろう。
そしてある日。いつものことのようにピザを買いに訪れた。
「あ、007n7さん…いらっしゃいませ。」
「Elliot、あははっ、いつもありがとうね。」
「あなたですから…いつもうちを利用してくれてありがとうございます。」
「まあ毎日毎日ピザで済ませる訳にもいかないんだけどね…」
「それはわかっていますよ。お子さんの健康のこともありますしね。」
「そう、偏ってちゃよくないからね。あ、そうだ、えーっと…これで。」
「はい、ベーコンチーズピザがおひとつ…こちらでよろしいでしょうか?」
「はい、お願いします。」
「えーっと…ごめんなさい、少し聞きたいことがあるんです…いいですか?」
「僕に?どうしたんだい、Elliot。」
「その…聞いてしまったんです。他の店員があなたの名前を出していまして…それで気になって話を聞いていたんです。」
007n7は背筋に悪寒が走るのを感じる。いやいや、まさか…そう思いながら話の続きを聞く。
「彼らは、こう言ったんです。『Elliotはなんであんな悪名高いハッカーと親しくできるのか』って…」
…一番最悪の事態が起こってしまった。007n7はその話を聞いてしばらく答えることができなかった。絶望や後悔が頭の中をぐるぐる巡り、その場でしばらく停止した。
「…僕には、意味がわかりませんでした。あなたがハッカーだなんて…って。信じられません。っていうか、信じたくありません…」
やはり彼は知らないのだ。
「…あの人たちがでっち上げてるだけだと…僕はそう信じたいです。」
「…Elliot…」
それでも尚自分のことを信じてくれているElliotに感激した。
「…ここで話すのもなんだし、1回どこかへ行かない?」
「あっ…そういえばここカウンターでしたね…すみません、少し抜けます。ここ任せてもいいですか?」
「わかりました、では私が持ちますね。」
「ありがとうございます。」
2人は店の外へ出て人目につかない裏の方へと行く。
「えっと…その…あなたは、本当に…」
「…”元”だけどね…」
「元?」
「彼らの言ってたことは…あってるよ。元々は、だけどね。」
「じゃあ、今はもうハッカーじゃないんですか…?」
「うん。ハッキングはやめたよ。それ以外にも色々としてたけど…それも全部やめた。」
「えっと…理由とかって…聞いたらまずいですかね?」
「全然、大丈夫だよ。僕の子ども…c00lkidd、君も知ってる…よね。あの子、正確には僕の子じゃないんだ。養子ではあるけど…」
「…え?え?」
「捨てられた子だったんだ…実親もわからないし、引き取る気なんてないだろうなって思って僕が育て始めたんだ。そうしてくうちに正しく生きることの楽しさに気づいて…悪事は金輪際やめたさ。c00lkiddにも悪影響だしね。」
「…そう、なんですか…でも、よかったです。あなたはやっぱりいい人だ。」
「元とはいえハッカーだったのに…そう言ってくれる人に初めて出会えたよ。」
「所詮”元”でしょう?今がいいならそれでいいじゃないですか。」
「…ごもっともだね。」
「だから僕のあなたに対する見方は変わりませんよ。大切な友人であり、大切なお客様です。」
「おま…ん゛ん゛っ!!君は変わらないんだね…」
ハッカーをやめて数年が経ったとはいえ、未だハッカー時代の癖がたまに出そうになってしまう。
Elliotの言ったことは、007n7にとって支えとなり続けた。
さらに月日が経ち、c00lkiddは小学生になった。
「入学式」と書かれた看板の横で、満面の笑顔でピースをしながら立っている。007n7はその姿を何度も写真に収めた。小学校入学記念で何かプレゼントでもしようか。
「c00lkidd、もう1年生になったんだね…おめでとう。お祝いにパパがc00lkiddの好きなもの何か買ってあげるよ!」
「うん!1年生っ!学校のお勉強も頑張らなきゃね!」
「c00lkiddならきっと立派な1年生になれるよ!」
その姿がとにかく愛おしくて涙が出そうになった。
こんな幸せがずっと続けばいいと、そう願った。
…
続きはいつか書きますきっと
これ難しいです、ほんとに。口調迷子