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⚠️ 将来軸 菅原孝志
蘭sid
僕達は学校のバスで東京まで行った。
途中、東京タワーとか観光名所をたくさん見た。
音駒につくともう先に他の高校は到着していた。
「 おぉ、来たか。 」
優馬さんが僕に話しかけた。
「 らんさぁーん。元気してたー? 」
「 普通ですよ、普通。 」
「 相変わらず冷たいのネー 」
「 蘭…叶と早瀬がいないぞ。どうした。 」
クリスも叶と飛和がいないことに気付く。
「 えーっと…あの二人は…補習デス 」
宮城、烏野の教室。
必死に追試を受ける2人。
一発で追試をクリアすればすぐに東京に向かえる。
そして運よく2人は追試を一発でクリアする事に成功した。
「 補習ねぇ… 」
稔が「なるほどね」と頷く。
「 でももし補習が終わったとして、どうやって東京に来るんだ? 」
「 それが、OBの人が協力してくれるとかなんとか言ってたけど… 」
「 おーお前らか。赤点組。 」
「 う、うっす…菅原…さんですか? 」
「 スガさんでいいよ。ほい、乗った乗った! 」
翔陽が一年の時の三年の先輩。
爽やかな笑顔と左目元のなきぼくろが印強い。
「 叶と、早瀬な。2人とも勉強苦手なのか? 」
「 普通っす。 」
「 普通じゃないだろ!ちょっと苦手で…あ、でも俺こいつより賢いです! 」
「 は?お前も大概だろ 」
「 そんなことないしー! 」
「 あはは、お前ら元気だなぁ 」
それから少しして飛和が寝始めた。
スガさんは自由だなぁと笑っていた。
「 そういえば叶はなんでバレー始めたんだ? 」
「 俺、元々ブラジルに居て…その時翔陽に会って始めた! 」
「 ワールドだなぁ…そっかぁ、日向かぁ 」
スガさんは思い出す様にして笑う。
「 叶、師匠に似てるよ。この前のインハイ、かっこよかったべ 」
「 ほんと?!というか知ってるの?! 」
「 テレビで拝見したべ。いやぁ、良い速攻使うなぁ 」
「 へへへ、でも俺こいついないと試合に出させてもらえないから… 」
「 そっか…叶は頑張り屋さんだべや 」
それからスガさんは車のスピードをあげた。