テラーノベル
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今日は休日
彼は 部屋にいた
詳しくは
部屋の本棚の前
彼は
本棚を端から目で見ていた
やがて
彼の目はある所で止まった
読んだことがないであろう
埃を被った本
彼は
その本を取り出した
真っ赤な表紙だった
持つ手が震える
まるで、
体が拒んでいるようだった
動きたくても動けない
少しずつ
呼吸が浅くなっていく
そして
ついに彼は
本を床に落としてしまった
その拍子に
埃が宙をまい、
部屋が少し埃っぽくなる
黄「ケホッ、」
本は中途半端なページを開いていて
彼は
そのページに目を向けた瞬間
黄「カヒュ、ケホッ」
床に座り込んだ
黄「ハッ、ヒュ、ヒュー、」
乾いた呼吸音が部屋に響く
彼の視界はボヤけていく
彼は必死に口を手で覆った
黄「ヒュー、ヒュー、スッ」
彼は手を外した
黄「スー、ハー、ケホッ」
数秒のことだったはずなのに
何分も続いていたかのように
彼は疲れ切っていた
彼は本を開いたまま
ベットにも行かず
その場で眠りについた
いや、
気を失ったと言った方が正しいのかもしれない
ーーーーーーDusty books
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コメント
1件
うわああ第20話…!このエピソード、映像が浮かぶような描写で一気に引き込まれたよ…😭💕 彼が真っ赤な本を手にした瞬間の手の震えとか、呼吸が浅くなっていく感じ、読んでるこっちまで息苦しくなった…。特に「カヒュ、ケホッ」とか「ヒュー、ヒュー」みたいな乾いた擬音が生々しくて、過去に何かあったんだろうなって想像させられるね…。最後にその場で気を失うのも、どれだけ本が彼にとって重い存在か伝わってくる…。 この本がどんな意味を持つのか、これから明かされるの楽しみにしてるよ!翡翠さんの描く繊細な心情描写、めっちゃ好きです🌸✨