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こんちゃす!
ノベルから失礼します!こんぶぽんずです!!
少し前にお友達から文ストをオススメされ、一気見したんですけどめちゃめちゃに面白くて沼ってます🙃
そんな私ですが「文ストも書いてみようかなぁ…」と思ってしまい、このような形で、短編集みたいな感じで出していきたいと思ってます💭
東リべも書きます!
てなことで……今回は私の愛する太中です
『』太宰さん「」中也さん でございます
それではどうぞ〜!
※🔞は無いですがキス沢山します。
夜風で揺れる太宰の黒髪と外套。
俺よりも20センチ大きい奴の背中をバシッと叩く。
「手前!置いてくんじゃねぇよっ!」
『中也が歩くの遅いだけ。牛乳もっと飲んだ方がいいよ』
「うっせぇっっ!餓鬼扱いすんじゃねぇ!」
ぶわっ、と強い風が吹いて包帯がゆらゆら揺れる。
そんな邪魔くさい包帯、さっさと解いてしまえばいいのに…。
『中也、何見てんの〜?私のこと大好きだね〜』
「五月蝿ぇっ!誰が青鯖の顔なんて好んで見んだよ」
態とらしく、にやりと笑う。
満月の光が太宰の漆黒の瞳を照らした。
『ねぇ中也、川と海、どっちで死にたい?』
「手前と一緒じゃないなら何処でもいいわ」
『へぇ…私は海が好きだよ
美女と共に、海の泡みたいに溶けていく、善いと思わない?』
「阿呆で手前らしい」
太宰がぴたりと足を止めた。
『中也、私と共に心中しない?』
「嫌だよ、なんで死ぬ時まで手前と一緒なんだよ」
『そんなこと言っちゃって〜
本当は私のこと大好きなんでしょ〜♡』
「莫迦言うな…俺はっ……んっ…」
不意に触れる太宰の唇。
逃げようとすればそれ以上の力をかけてくる。
『中也は私のこと大好きだね。顔真っ赤だよ』
「五月蝿ぇ……急に…接吻なんてするから…」
『中也、』
太宰に身体を支えられて海に落ちた。
捕まって、という声を頼りに、太宰の首に腕を回した。
「何すんだよっ!帰れねぇじゃねぇかよ」
『いいじゃん。此の儘私と海の泡になろうよ』
「嫌だ。俺は……手前が世界で一番大嫌いだ。
俺は……手前をこの手で殺す。1番苦しい方法で。
だから……今は未だ死ぬんじゃねぇ……」
太宰の顔を掴んで接吻した。
塩辛くて冷たい、世界で一番嫌いな奴の唇を夢中で貪った。
『中也は…本当に莫迦だなぁ……』
「五月蝿ぇ、さっさと離せ!寒ぃんだよ…」
『はいはい。可愛い中也くん♡』
太宰の身体が離れる。
本当に嫌だったなら太宰を突き飛ばしてでも離れて異能を使えば逃げることだって出来た。なのに、俺は太宰にしがみついたまま、接吻まで…。
全く俺は何をしていたんだ…。
『中也ー手貸してー』
「嫌だ。手前、落とす気だろ?」
『酷ーい、そんな事しないよ〜?』
「絶っ対嫌だ、自分で上がってこい。」
異能で軽くなった身体を地面に降ろすと、濡れた服の重みがずしり、とのしかかってきた。
『中也〜早く帰ろー!』
「はぁ!?手前が呼び出したんだろーがぁー!」
『中也……月が綺麗ですね』
「はぁ……」
「死んでもいいわ」
おわり!!です!
文スト処女作、如何だったでしょうか!
400文字くらいのデータを一回飛ばしたので泣きそうでした。
文ストのリクエストもお待ちしておりますので、コメントじゃんじゃん下さいっ!
(太宰受けは書けませんのでご注意を!)
それではまたー!!