七悪「そういえばさー、嫌五兄ちゃんから聞いたんだけどー、」 ん???
七悪「頭、怪我してるって、ほんと?」 嫌五ぉぉぉぉぉぉ!!!
嫌五の方をちらっと見ると、ウインクと、全く反省していない笑顔が返ってきた。
七悪「ねぇ、ほんとなの?」いつもは可愛らしいと感じる笑顔が、今は心の底から怖く感じる。 逃げるが勝ち。
瞬時に判断し、シュバッと逃げる。 七悪「あっ!!」
四怨「久しぶりに、鬼ごっことでも行くか。」 嫌五「面白そー☆」 七悪「待てー!!!」
太陽「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」
凶一郎「一時はどうなる事かと思ったが…」 二刃「楽しそうでよかったねぇ」
そう言う凶一郎の目からは、珍しく涙がこぼれていた。
二刃「ほら、こんなおめでたい日に、そんな顔しなさんな。」 凶一郎「あぁっ…!」
二刃「太陽がうちに朝顔届けに来てたのが、昨日みたいだねぇ」 凶一郎「そうだな…」
二刃「その太陽も、六美も、もう大人だね。」 凶一郎「ああ、太陽はともかく、嬉しい限りだ。」
二刃「ふふ、なんだい、素直じゃないねぇ」 そういう二刃の顔は、ほころんでいた。勿論、凶一郎の顔も。
四怨「クソ長男も、姉ちゃんも手伝ってくれー!!」 二刃「はいはい」 凶一郎「ああ。」
今日も、夜桜家は平和です。
コメント
4件
すんごい好き...
本当になんでこんなの思いつくんだか最高すぎて私が狂う