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ひまだぁあああああああああ

尊いものがかきたい



うーーーーーーむ…



読み切り書くぜよ(?)


ちゅうい

パクリじゃない、パクリじゃないよ?うん(?)

水白、BL、nmmn

地雷の人、タグに見覚えがない人は回れ右☆

ご本人様の目に通らぬよう協力お願いします


2人は中学生って設定

_____________________


水side

僕には親友を超えた大親友がいる。

それが初兎ちゃん。

前世双子?っていうぐらい気が合うし、よくハモる。

多分この3年間一番近くにいて話していたのはきっと初兎ちゃんだと思う



白「あ、いむくーーんっ!」


僕の周りは誰もいむ呼びしてくれないのに、彼はいつも「くん」まで付けて呼んでくれる。



水「初兎ちゃん!」


元気よく呼ばれたら、元気よく返す。それが僕


白「今日放課後空いてる?」

水「空いてるけど?」


白「じゃゲームしよ!」

水「いいね!なにするー?」


白「やっぱマリカ☆」

水「それな」


白「w」



こんなに会話が弾むのはきっと初兎ちゃんだけ。









なーんてポジティブになれて居られる僕は、どこからきたのだろう。










その会話があったのはもう3ヶ月も前の話。

君は一体どこに消えたの?




水「ねぇ、戻ってきてよ…」







あの日から、初兎ちゃんは学校に来なくなった。






最後に聞いた

「ばいばい」



あれ、いつもなら「またね」なのに





そんなことも気付けなかったのかよ、僕。









先生「みんな聞いてくれ、大事な話がある。」


水「?」







先生「藤咲が事故に遭ったそうだ。まだ目を覚ましていないと聞いた」







は?嘘でしょ?



冷や汗が止まらない

手が震える















僕の心にぽかんと穴が空いた。














それから初兎ちゃんの家を訪ねて病院の名前を聞いた。







すぐに僕は電車に乗ってむかった。









看護師「藤咲さんは003号室です。ここからまっすぐ行けばすぐですよ」

水「ありがとうございます」





走っていけない、そう僕に言い聞かせたが結局早足で向かってしまった。








ガラガラ




水「…、」

ピッピッピと鳴るモニター。

無数の線が彼の青白い体につながっている。



水「ねぇ初兎ちゃん、3ヶ月の間なにしてたの?」


水「先生が事故に遭ったって言いそびれたわけじゃなさそうだけど、w」



そう言っても返事はかえってこない。


元気よく返す、?そんなのできないよ



もともと呼ばれてないんだから





水「これから僕大学行く予定なんだけど、初兎ちゃんは来れない?」

水「来るでしょ、?ねぇ…」




ぬくもりが感じられない手を握る。






水「ねぇ、ポロポロ」






水「返事、してってば…wポロポロ」













数年後



あれから何年経っても初兎ちゃんは起きなかった。

毎日のように病院へ行った。

目覚めて抱きしめてというハッピーエンドはまだまだ先なの?


死ぬなんていう選択肢、つくらないでよね






水「…、」


僕はこんなにしんちょー伸びたのに、変わってないよね。



あのときのままだね。







水「ねぇ初兎ちゃん、」




僕さ、初兎ちゃんのこと



大親友以上に好きなのかもね







水「はやく伝えたいな、」







志望校の高校に合格したこと

将来歌い手やろうグループがLINEにあるってこと

赤色担当のひよこはかわいくてでも歌声はかっこよくて

桃色担当のツッコミ役のお寿司大好きリーダーがいて

青色担当の英語が出来てなんだかイラッてくる先輩がいて

黒色担当の料理がおいしい頼れる高音担当がいて


僕は、





ゆるふわ系ショタボ男子だってw



水「なのにプテボとかおかしくない?」

水「初兎ちゃんもプテラノドンみたいって言ってたよね、!?w」






水「きっと初兎ちゃんはラップ担当だね」



超かっこいいもんね、君のラップ。





水「ねぇ、話したいこといっぱいで我慢出来ないよ」









水「そろそろ帰るね、w」






白「…ん、…」





水「…?」





白「パチッ」




水「へ、?」




久々に見た君の透き通った紫色の目。







白「おはよう、いむくん」




水「っ、ポロポロ」






ぎゅーーーっっ




白「んわっ、!?」


水「このままっ、ずっと会えないのかと思ったじゃん、wポロポロ」


白「ごめんっ、ポロポロ」










白「いむくんが一生懸命話してる声聞こえるのに、」

白「返せへんくて、っポロポロ」


水「聞こえてたの!?」




白「高校にはいれたことも、」

白「プテボだって言われたことも、」

白「僕のこと、大好きっちゅーことも、ポロポロ」




白「全部、聞こえてた、ポロポロ」

白「でもっ、口があかなくて真っ暗で、怖くて、っ…」





白「う”ぅっポロポロ」


水「う”わぁああっっポロポロ」












なんて感動的なハッピーエンドなの、












水「なぁんてね、」












自分で勝手に物語を築く。



こうなればよかったのにという欲を詰めたただの妄想。







水「じゃあね初兎ちゃん、」




水「また上で会えるといいね」


















そういって僕は墓の前で手を合わせ、涙をこらえながら帰った。





こらえきれなかった涙は、





雨の中で静かに消えた。









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