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遅くなりました続きです🙇🏻♀️
※冴凛
※キャラ崩壊
※センシティブな表現
※暴力表現
※下手
※なんでも許せる人向け
「んんっ、ぁっ、うっ、ぁっ」
あれから何時間経ったんだろう。長時間イカされ続けて頭が回らない。
「っ!あっ、またっ、つよぃっ、やつっ…!」
ずっと同じ強さならまだ耐えられたかもしれないたが、俺の中に入っているバイブのような物は強く振動し動いたり、時には弱く振動したりと、耐えようとしても動きの意図が読めずただただ、快楽に身を委ね甲高い声をあげることしか出来なかった。
「あっ、やばっ、イきそっ、〜!」
押し寄せる快楽により、絶頂に達してしまいそうになった時―――バイブの振動が弱まりあとちょっとのところで達することが出来なかった。
「あっ、またかよっ、くそっ…」
さっきからずっとそうだ。毎回もう少しってところで弱められる。兄ちゃんにこのバイブのような物を入れられてから俺は一度もイけてない。 いや、正確にはイきそうなところで毎回振動が弱くなる。まるで意図的に弱くしているような、 絶頂に達せないようにしているような感じだ。
「んっ、なんか、もどかしい…」
絶頂寸前で振動を弱め続けられると流石にきつい。最初こそ、尻の穴に異物を入れられ不快でしか無かったが、振動が強まる事に何かもっと奥を刺激して欲しい、弱い所をもっと突いて欲しい、そう思うようになった。
長時間ずっとこの状態だ、ついに頭がおかしくなったんだと思う。前の俺ならこんなの気持ち悪くて不快でしか無かったはずなのに今ではさらに刺激を求めている。こんなドマゾみたいな思考絶対にやばいし、おかしい、だからこそ何とかしたいのに、手足の拘束のせいでどうにもできない。
惨めだ…
「調子はどうだ?マゾヒストくん」
「っ…!?兄ちゃんっ!?」
目隠しをされていて姿を見ることは出来ないが、声の主は間違いなく兄ちゃんだった。
「兄ちゃんごめん、俺が悪かったから、だからこれ外して欲しい…」
「もどかしそうだったけどな」
「え、なんで…!まさか見てたのか!?」
「あぁ、最初からずっとな」
「…!?」
自分の顔がじわじわと熱を帯びて、みるみるうちに赤くなっていくのがわかった。
それもそのはず自分の情けない声や姿それら全てを一部始終ずっと見られていたわけだ、恥ずかしさで今にも消えてしまいたい。
「随分気持ちよさそうだったじゃねぇか、女みてぇにあんあん泣きやがって」
「ちがっ、それは…!」
「それに、物足りなかったんだろ?”それ”だけじゃ」
「そんなわけ…」
「イきたいのに、イかせて貰えなかったもんな」
「違…」
「本当はもっと奥に欲しい、めちゃくちゃにされたいって思ってんだろ?」
「っ…」
兄ちゃんの言葉に俺は何も言い返すことご出来なかった。なぜならすべて図星だったからだ。
絶頂に達する直前に振動を弱められる度尻が疼くし、なぜだか奥が寂しくなる。頭では何度も否定していたが、実際体はバイブだけじゃ満足出来ない体になっていた。
もうプライドとか兄弟喧嘩とかどうでもいい。今はただ快楽に溺れたい。楽になりたい。もう誰でもいいからセックスしたい。
自分の中で何かがプツンと切れた気がした。それは羞恥心なのかプライドなのか何なのかはわからない。ただ、今は自分の気持ちに正直になろうと思う。今まで我慢した分正直に―――
「兄ちゃん」
「なんだ?」
「セックスしたい…」
凛がそう言葉を発した瞬間、冴はわずかに目を見開いた。
しかし驚きの色はすぐに消え、静かな面持ちへと戻る。そして、ゆっくりと凛の近くへ歩み寄り目隠しを静かに外した。
「随分可愛い面になってんじゃねぇか」
涙目で赤く染まった顔を撫で下ろし視線を合わす。
凛もまた俺に視線を合わしじっと見つめる。そしてそのまま俺は凛に口付けをした。凛の長い舌を上手く絡ませ深いキスを。
「ん、んん…」
段々と息が苦しくなってきたのか、凛は俺の背中とを軽く叩く。だが、そんな凛にお構い無しに俺は凛を押し倒しキスを続ける。
「んん、んん…!」
俺の背中を叩く力が強くなる。息が続かず苦しいんだろう。しかし、不思議と可哀想とは思わない。ただ、涙目で抵抗する弟が可愛くて仕方ない
もっと、もっと俺の手で壊したい、凛の全てを俺が管理してしまいたい―――
「んん…!にいひゃ…」
凛が僅かに息を逃がしながら俺の名前を呼んだ。
そしてハッと我に返り唇をそっと離す。
「ごめんな凛。苦しかったろ?」
申し訳程度に凛の頭を撫で下ろす。
「ううん、だいじょーぶ…」
乱れた呼吸を何とか整え凛はまた俺に視線を合わせじっと見つめる。
「それより早く、兄ちゃんの欲しい…」
凛はなんの恥じらいもなく股を開いた。
表情はただ、俺だけを見つめ、微かに笑みを浮かべている。
「ったく、とんだビッチになりやがって」
だが、俺はそんな弟が愛しくてたまらない。
そしてこれから俺好みに凛をしつけられると思うとゾクゾクする。
多少は素直になったがまだダメだな。もっとたっぷり調教して俺の愛を体に刷り込ませ、俺の事だけしか考えられない体にしないとな。
俺はズボンのベルトを緩めゆっくりと自分の陰茎を凛の穴へと近づけた。
「途中でへばんなよ、ドマゾくん?」
「ん、早く、早く来て」
冴だけを見つめる凛の瞳には、もはや理性の光など残っていなかった。
誇りも、羞恥も、何もかも脱ぎ捨てたその眼差しは、ただ一心に狂おしいまでの執着を宿して、冴だけを追い続けていた。
「なぁ、最近凛のやつ見ないけどどうしたんかなー?」
「凛ちゃんって言うより糸師兄弟そろってて感じじゃない?」
「まぁ、確かに冴もあんまし見かけないな…」
「潔!凛ちゃん家凸ってみなよ〜!!」
「えぇ!?嫌だよ!あの兄弟何考えてるかわかんねぇし怖ぇもん…!」
「えー、だって心配じゃないの?凛ちゃん」
「んー、まぁ心配ではあるけど…あぁ、そうだ!今度凛のチームと試合することになってるしその顔合わせ?的な感じでいったらいけるかも」
「ちょっと無理ありそうだけどがんばれ潔〜!」
「おう笑とりあえず行ってみるわ!」
「えーと、この辺か?蜂楽がいうには最近引っ越したっていってたからここで合ってると思うけど…」
「インターホン押してみるか」
インターホンが静かに響き渡る。しかし、返事は無い。
もう一度押して見るが全く返事が返ってこない。
「おかしいな…?居ないのかな?」
留守かどうかを確かめようと、そっと扉に手をかける。すると、わずかな抵抗もなく、静かに扉は開いた。
「あれ?空いてる…凛ー!居るー?潔だけどー!」
ドアの隙間から声を掛けてみるが反応は無い。
勝手に入るのもなんだか申し訳ないし、今日は帰ろうと扉を閉めようとしたその時だった―――
「―――、――!―――、!」
僅かに苦しそうな凛のらしき人物の声が聞こえた。
「え、凛!?大丈夫か?おい凛!」
閉めようとした扉を開き、申し訳なさよりも心配が勝ったのか俺は靴を脱ぎ捨て凛の家へと入っていった。
「―――!―――、―――?!」
「こっちから声がする…この部屋か?」
声のする方へと足を運ぶと一つだけ異様な雰囲気を纏う部屋にたどり着いた。
「ここか…?」
恐る恐る扉を開けるとそこには思わぬ光景が広がっていた―――
「え…?」
驚きのあまり声が出ず、思考が止まった。
「凛…?」
思考が止まるのも当然だろう。なぜならあのブルーロックナンバーワンで天才と謳われるあの凛が首輪のようなものを着け甘い声で喘ぎながらとんだ醜態を晒してたからだ。
「んんっ、兄ちゃ、あ、んんっ…はやく来てぇ」
「は、え?どういうことだよこれ…」
「人の家に勝手に入るとはいい度胸だな」
混乱で思考が追いついていない中、急に後ろから声をかけられ体がビクリと動いた。
「さ、冴!?」
ふと気配を感じて振り返ると、そこには俺を冷ややかな目で見下ろす冴が静かに立っていた。
「ちょ、これどういう―――」
「それ以上の詮索は良くない結果をもたらすぞ?」
「え…?」
「お前、まだサッカー続けたいだろ?俺としても現役選手の将来を奪うような真似はしたくない」
「あ、え…」
「わかったらさっさと消えろ。」
「あ、はい…」
俺は静かにその場を立ち去った。
「邪魔が入ったな凛、遅くなって悪かった」
「んっ、兄ちゃっ、はやくぅ、はやく、くびっ、ぐびのやつぅ…!」
「あぁ、今日も締めてやるよ」
冴は凛の首を掴み思い切り力を入れた。
「あっ、あがっ、きもちぃ”っ、あっ、!?」
「気持ちいいな凛、大好きなお兄ちゃんに首絞められて?」
「あ”っ、かは…」
凛の息が続くかなくなるギリギリのところで冴は手を離した。
「はぁはぁ、げほっ、げほっ…気持ちぃ…」
「まだこれからもっと気持ちいいことしてやるから覚悟しとけよ?」
「うん…!兄ちゃん早くぅ…!」
あれからというもの、凛は以前と変わらず試合に顔を出すことはなく体調不良と精神的回復のため活動休止とされている。
無論、俺はあのことは誰にも話してない。いや、話せなかった。凛を助けるためとか正義感とか色々考えたけどあの時の冴の目でわかる。話そうものならお前のサッカー人生は終わりにしてやるって言われたような気がした。
凛には申し訳ないけど俺はただ無事を祈ることしか出来ない。どうかまた、一緒にサッカーできることを願ってる。
end
終わりです!かなり訳分からん話になってしまいましたがここまで読んでくれた方ありがとうございます🙇♀️
読みにくかったり誤字などの修正できてない所があるかもですがご了承ください!