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友達に裏切られたりすることがあったりした・・・
その数ヶ月後。
このクラスに足を踏み入れるのが怖くなってしまった。
だって、いじめられていたんだから。
小四の頃の僕には、別室登校とか考えられなかった。
いじめられる方にも非があるとかいう人が居るけど。
僕は本当に何もしていない。
誰にも非があるわけないんだから。
そう、心を抑える。
そろそろ自制心も保てなくなり母親に言ってみよう!!
そう思い、早速母親に相談してみたんだ。
「お母さん。」
母親は、産まれたばかりの妹をお世話していた。
そんなのもお構い無しに、要件を話した。
「僕、いじめられているんだ。」
「・・・。」
そういうと無視された。
でも、僕は聞いてもらいたかった。
この事を親身になって聞いてくれる人が欲しかったんだ。
「ねぇ、僕───。」
「うるさい、しね!!!」
母親は、慰める訳でもなく何故か逆ギレ・・・?をし始めたんだ
妹は泣き始め、阿鼻叫喚な空間へと変貌していった。
──ねぇ、本当に僕、何かしたの?
していないよ、キミは何も。
自問、自答・・・。
僕は逆ギレする母親を無視して自室へ戻ったんだ。
涙が、抑えきれなかった。堪えられなかったんだ。
だから毛布にくるまって涙が枯れるまで泣いた。
・・・僕は、”全て”を恨んだ。